1979-12-05 第90回国会 衆議院 商工委員会 第1号
しかし、われわれといたしましては今後も極力迅速な処理をいたしたいと思っておりますし、従来もこういう倒産関連融資については審査を迅速にするようにとか、あるいは担保の徴求についても過大なことを要求しないようにというふうなことを金融機関には指導いたしておりますが、今後もその趣旨を十分徹底させるようにいたしたいというふうに考えておりまして、この倒産に瀕する中小企業の方がそういう融資の手おくれによって重大な結果
しかし、われわれといたしましては今後も極力迅速な処理をいたしたいと思っておりますし、従来もこういう倒産関連融資については審査を迅速にするようにとか、あるいは担保の徴求についても過大なことを要求しないようにというふうなことを金融機関には指導いたしておりますが、今後もその趣旨を十分徹底させるようにいたしたいというふうに考えておりまして、この倒産に瀕する中小企業の方がそういう融資の手おくれによって重大な結果
○説明員(山口務君) 関連企業に対しましては、御承知のように、国、県及び市の方で倒産関連融資を実施いたしておるわけでございます。国の金利は、通常金利に加えまして、特別のケースにつきましては六・三%ないし六・八%となっておりますが、これを補完いたします意味で市の方でも利子補給あるいは保証料の補助というものをやっていただいておるわけでございます。
これにつきましては、この制度発足当初、当面緊急に必要とする資金がどの程度あろうかといろいろ試算をしたわけでございまして、現在の信用保険制度によります信用保証額の平均が大体六百万円だというようなことだとか、倒産関連融資ということでやっておりますものに対する保証額が大体九百六十万円平均であるとか、取引依存度が二〇%以上の取引先に対する売掛金債権の額がどの程度あろうかというのを調べますと、大体九百万円以下
特にこれから、御承知のような経済、金融情勢でございまして、これに対して円高関係あるいは倒産関連融資等、相当危険な融資もこれから出ていくことでございますので、この程度の滞貸償却引当金の繰り入れはぜひとも必要ではなかろうかと、このように考えております。
同じような制度として、倒産関連融資制度がやはり通利でやっておりますが、これまた相当の使用実績がございますので、私どもとしましては、とりあえず用意しましたこの為替変動対策緊急融資制度、かなりの利用が期待できるのではないかというふうに思っておるところでございます。ただ、御承知のとおり業界の中には金利を下げてほしいという要望のございますこと、私どもの耳にも入っております。
それと同時に、国の機関だけではなくて、県の制度融資をうまく活用していくということを最近いろいろ考えておるところでございますが、その一つのあらわれといたしまして、先ほど申し上げましたように、倒産関連融資のように県の制度融資の中でも特にリスクの大きい融資につきましてはひとつ大いにやっていただきたい、そして、それをうまく使っていただいたところには、中小企業信用保険公庫の融資基金あるいは国から個々の協会へ交付
そこでそのことを前提にして、いま倒産関連融資ということでいろいろ民間の金融機関にも倒産関連の業者から融資要請があります。もちろんこれには政府金融、制度金融が補完的にいろいろな役割りを果たしておるわけです。しかし、実際のあり方としては個々のケースでは間々需要が満たされないことが多くて、私どもの方にもずいぶんといろいろな話が来ておるわけです。
したがって、政府においてもいろいろな対策を立てられて、いわゆる倒産関連融資というような形の施策も講じられておるわけでありますが、これらについては、いまいわゆる政府関係において、指定基準に該当する場合は、十億円以上の場合これに融資するというような形が講じられておるわけです。