1982-07-06 第96回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
その点につきましては、最初に私どもがリムパックに参加いたしますときにアメリカ側と十分詰めまして、特定の国を共同で防衛ということを前提にした訓練ではなくて、いわゆる戦術技量の向上ということをねらった、それも個艦訓練でなくて、ああいう場合でございますからいわゆる艦隊レベルでの訓練ではございますけれども、そういった戦術技量の向上ということをねらいまして米側と十分調整の上、日本の艦艇はアメリカの艦艇と行動をともにするということも
その点につきましては、最初に私どもがリムパックに参加いたしますときにアメリカ側と十分詰めまして、特定の国を共同で防衛ということを前提にした訓練ではなくて、いわゆる戦術技量の向上ということをねらった、それも個艦訓練でなくて、ああいう場合でございますからいわゆる艦隊レベルでの訓練ではございますけれども、そういった戦術技量の向上ということをねらいまして米側と十分調整の上、日本の艦艇はアメリカの艦艇と行動をともにするということも
個艦訓練でないではないかという御指摘、そのとおりでございます。従来、五十一年以来、ハワイ派遣訓練は個艦訓練でございましたが、今回のは、たびたび国会でも御答弁申し上げておりますように、艦隊レベルの訓練でございます。この訓練の実施に当たりましては、私どもがよりレベルの高い艦隊訓練を希望し、それをアメリカ側が受けたということでございます。
また、アメリカの個艦と組んでというお話でございましたが、アメリカのフリートと組むことになるであろう、今回のはフリートエクササイズでございますので、その意味で従来の個艦訓練よりはレベルの高いフリートエクササイズ、フリートレベルの訓練ができるという点に大きなメリットがあるわけでございます。
アメリカ海軍の訓練には三段階ございまして、個艦訓練としての基礎訓練、さらに応用訓練がございまして、第一線の艦隊に配備する直前の段階の各艦艇の能力評定、その練成の度合いを評定するための訓練を総合的に行うのがこの艦隊レベルの訓練と承知をしております。
○佐々説明員 先ほど来申し上げておりますように、わずかに二隻の八機でございますので、個艦訓練、あるいはせいぜい二隻、もしくは向こうの若干の船と、ターゲットとして飛んでくる航空機を対象としたところの訓練、非常に戦術技量の向上を目的としたところの初歩的な基礎訓練から応用訓練の段階でございました。
○政府委員(原徹君) やはりそういう趣旨で、第三艦隊が、任務部隊、第一線部隊に行きます艦艇について、いわゆる個艦訓練、それから応用訓練、それから最終的に総合訓練をやって、そしてそれで評価がいいということになって初めていわゆる第一線部隊に行く、そういう訓練に参加するわけでございます。
すなわちアメリカの海軍の訓練には三段階ございまして、個艦訓練、応用訓練、総合訓練とあるようでございますが、応用訓練まで終えた艦艇を第一線に配備する前にこの総合訓練でその能力評定を行い、戦術技量の向上を行う訓練である。それは二年に一度程度行われておる訓練であって、外国艦艇の参加を認めておる、機会を与えておる訓練である、こういう説明がございました。
総合訓練とは、従来二隻の護衛艦が参りましても、個艦訓練、せいぜいアメリカ側からは、たとえばターゲットとして航空機が一機出てくるとか、あるいは潜水艦が一隻出てくるというようなことで、同時に対空、対水上、対潜という立体的な総合訓練を、艦隊エクササイズ、フリートエクササイズという形でやるのは今回が初めてでございまして、これから得られる戦術技量の向上が今回のメリットでございます。
リムパックというのは、昭和四十六年以来アメリカ海軍が行っております総合演習でございまして、過去六回実施されておりまして、おおむね二年に一度の頻度で行っておるところでございますが、その性格はアメリカ海軍における教育訓練のやり方といたしまして、個艦訓練、応用訓練、総合訓練の三種類がございます。この総合訓練に当たるものでございます。
個艦訓練、応用訓練、そうしてフリートエクササイズと呼んでおります総合訓練とございまして、このリムパックは、巷間言われておりますような太平洋諸国が集団的自衛権行使のための共同防衛をするための具体的なシナリオを持った訓練ではなくて、これらの個艦訓練、応用訓練を終えた米国の艦艇が、第一線の艦隊配備になる前にその練度の最終的な仕上げを行うための訓練であり、かつこれに外国艦艇の参加を認めておる訓練であるということでございます