1982-03-18 第96回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
きな意味での経済政策、財政政策、金融政策といったものが基本になるということはそのとおりだと思いますけれども、また御指摘にもございましたように、それだけではなくて、たとえば生活関連物資の安定的な供給の確保を図っていくとか、あるいは個別物資の価格の調査監視を図っていくとか、また公共料金の厳正な取り扱いをするといったこと、それから先ほどの御質問にもございましたが、物価情報の迅速な提供、こうした細々とした個別物価対策
きな意味での経済政策、財政政策、金融政策といったものが基本になるということはそのとおりだと思いますけれども、また御指摘にもございましたように、それだけではなくて、たとえば生活関連物資の安定的な供給の確保を図っていくとか、あるいは個別物資の価格の調査監視を図っていくとか、また公共料金の厳正な取り扱いをするといったこと、それから先ほどの御質問にもございましたが、物価情報の迅速な提供、こうした細々とした個別物価対策
先生御承知のとおり、政府の物価見通しにおきましては、年度当初、始まります前に、そのときの各種の経済指標を総合的にいろいろ勘案いたしまして、その中の一環といたしまして物価を想定して計算するということになっておりまして、個別物価ごとの積み上げによって六・四という数字が出てきておるわけではございませんで、マクロ的に出てきておる。
それから生鮮食料品を初めとしての市場の価格安定、個別物価対策も進めてもらう。それからやはり全般的には生産性の向上ということがなければならないと思うのです。代替エネルギーの問題としては、安全性を確保した上での原子力発電、これは電気料金が石油の半値で済むわけです。
季節商品を除く面につきましては、ホームメードインフレというようなものを抑える引き締め措置の効果、あるいは財政面あるいは個別物価対策、そういうようなものを動員するというようなことによって、今後これも卸売物価よりは若干のずれはございます。当然これはそういうずれを伴う性格のものでございますが、そういう若干のずれを持ってやがては騰勢も鈍化をしていく、そういうふうに判断をいたしております。
結局、消費者サイドの物価問題というものは、個別物価対策が一番大事なわけでございますから、国民の日常生活に関連の高いこの物資の動向を、政府がもっともっと積極的に国民に知らせる、そして市場メカニズムを補うような機能を果たしていただきたいというのが私の提言でございます。
で、私どもは、かつての狂乱物価時代につくられた生活二法を発動をしまして個別物価対策を行うことによって便乗値上げ、買い占め、売り惜しみ等、こういうものを防がなければならない、こうずっと主張をしてきております。そこで政府は生活二法の発動に大変積極的なようにお見受けをするわけでありますが、これらの法律には「おそれがあるとき」と、いわば危険の事前防止の条文が規定をされております。
新日鉄の鉄鋼価格値上げやビールのような寡占商品の値上げ、また、便乗値上げ等を抑制し、生活関連物資の価格安定を図るため、関係法律を発動して個別物価対策を早急に実行すべきではないか。五十五年度政府経済見通しの消費者物価上昇率六・四%の達成は困難ではないか。さらに、三月十九日発表の総合物価対策は、監視、調査、要請など言葉の羅列で実効ある対策にはなり得ないのではないか」等の質疑がありました。
政府は、物価問題が最大の課題であるとして総合物価対策を決定し、公定歩合の引き上げや財政執行の抑制を実施しておりますが、いまや公共料金の値上げ中止や具体的な個別物価対策が緊急不可避となっているのであります。 国民生活の圧迫となるインフレ、なかんずく昭和五十五年度消費者物価上昇見通し六・四%の破綻を容認する政府の姿勢に強く反対するものであります。
先ほど正示長官もこの個別対策のことを言われておりましたが、政府は物価総合対策でどのような公共料金対策や個別物価対策をとっていこうとするのか、具体的に答弁を願いたい。最初の方は大蔵大臣、後の方は正示長官でしょうか。
ここで、これから個別物価についてちょっとお尋ねをしたいと思うのですが、この前商工委員会で物価局長もおられたのですが、便乗値上げの問題について大臣と議論をいたしました。
そこで、お尋ねの個別物価対策、これは御案内のように、海外からの打ち寄せる卸売物価高騰の状況を国内において個別の物資に反映させないように、できるだけそれを最小限にとどめるようにということが私どもの政策の眼目になっております。
ホームメイドインフレにつなげないと、こう常におっしゃっていらっしゃいますけれども、こういう大手の値上げというもの、コストプッシュプラス適正利潤とはいうものの、四月から同時に電力と鉄が上がるということは、これは大変なショックでございまして、これを手をこまねいて放置するという政府の態度というものは、みずからホームメイドインフレをつくり出すことに手をかすのではないか、こういう感さえするのでありまして、個別物価対策
現下の最大の課題と言われておりますけれども、近く政府は総合物価対策お出しになるそうでございますが、当然個別物価の抑制も盛り込まれると思いますけれども、この個別物価対策はどのようになっておりますか、まずお尋ねをいたします。
これは私ども、四月から六月にかけて公共料金の値上げを中心に異常な物価問題が発生するであろう、そのためには予算的にも機動的な措置をとっておく必要があるという意味から、与党の方も譲歩をいただきまして、この五百億円という緊急物価関係の対策費をとったわけでありますが、これは今後個別物価対策等の段階においてもいろいろ考えていかなければならないと思います。
私どもとしては、財政、金融のあらゆる施策、また個別物価対策、これは通産省の所管の物資あるいは農林水産省の生活物資、そして運輸その他の輸送の関係についても、また公正取引委員会、日本銀行、あらゆる機関を総動員いたしまして、これ以上の卸売物価の引き上げをできるだけ小さくするとともに、それの消費者物価への波及を防止することに、最小限度に食いとめることに全力を尽くしておるわけでございます。
なお、個別物価といたしましては、野菜が大変自然的条件で高騰いたしておりますが、先般も緊急対策を実施いたしまして、春野菜の早期出荷あるいは契約栽培のキャベツの出荷とかあるいは緊急輸入、そういうふうな方法を講じております。
民社党は、石油製品などの個別物価対策を重視し、灯油、軽油、A重油などを買占め売惜しみ防止法の指定品目とすること及び改正独禁法の機動的運用によりまして、違法な値上げカルテルや便乗同調値上げに対しては厳しく事前取り締まりを行うよう要望してまいりました。政府は万全の予防策を準備すべきであります。
そういう経緯と、もう一つは、先ほども申し上げましたが、生産者米価で申しますと、これは稲作農家に所得という点で最も大きな関係があるわけでございますけれども、なお消費者の家計にも大きな影響を持ち、あらゆる物価の中の最重要の個別物価の一つである。
そこで、これからの新価格体系の中で一番個別物価で問題になりますのは、何といっても家庭用の石油製品ですね。中でも私は家庭用灯油に一番重大な関心を払わざるを得ません。
したがって、その意見の反映ということは当然でございますが、なお米価そのものは消費者の方々の購入する米価にも関係いたすことはもちろんでございますが、個別物価の中でやはり国民生活なり国民経済にとって最重要なものでございます。
○倉成国務大臣 流通対策が総需要管理政策、競争政策あるいは個別物価対策と並んで構造政策の中で非常に重要な地位を占めるということは御承知のとおりでございます。
そうしますと、どちらかと言えば、私は不況対策の方に力を置くべきであって、その意味では個別物価を押え込むのに専念するような考え方は私としてはとらない。そうすると、そのつじつまは赤字公債の発行も国債の発行もやむを得ないということでございます。御指摘のように、単年度で赤字国債を発行して単年度でこれをつじつまを合わすことはできますまい。相当時間がかかりますでしょう。
○大平国務大臣 物価は申すまでもなく物の需給関係によってきまるわけでございまして、政府の任務はそういう価格形成の機能が円滑に働くという状況を保障しなければならないわけでございまして、一々の個別物価につきまして政府が責任を負える立場にはないと思うのであります。 ただ、いま阿部さんが御指摘のように、政府が関与いたしておりまする物価並びに料金があるわけでございます。
○石田(幸)委員 午前中から総合物価対策並びに個別物価対策でいろいろと議論があったわけでございますが、私は主としてプロパンガスの問題についてこれから質疑を行ないたいと思います。
○和田(耕)委員 この段階の物価問題というのは、当然こうまで上がってきますと、私も個別物価についていままでは相当いちゃもんつけて文句を言ったのですけれども、やはりこれはもうあけすけに問題を話し合って、そして国民の合意を求めていく以外に方法はないのです。今度の米価のようなことを政府が今後もやれば、他の国民の側からどういう要求が出ても、一言も政府は返答できはしませんよ。私はそう思いますね。
○内田国務大臣 個別物資の対策につきまして、まずその個別物価対策をどのようなワク組みでやるか、またはずすかというような全体の構想につきましては、その物資の担当官庁と経済企画庁が十分の打ち合わせを行ないました上で個別物価対策のワク組みを設定をいたしますので、このことにつきましては私どももいろいろな見地から責任を持つものであります。