1957-04-11 第26回国会 参議院 内閣委員会 第20号
○八木幸吉君 先日来当委員会で審議されておりまた宮内庁所管の正倉院御物の汚染に関連する正倉院裏の観光道路の問題につきまして、次の決議をすることの動議を提出いたしたいと存じます。 まずその決議の案文を朗読いたします。 決 議 内閣委員会は、前後二回に亘り正倉院裏の観光道路の許、認可の経緯につき調査し来つたが、日本肥鉄士開発株式会社の行為は違法、背信と認めざるを得ない。
○八木幸吉君 先日来当委員会で審議されておりまた宮内庁所管の正倉院御物の汚染に関連する正倉院裏の観光道路の問題につきまして、次の決議をすることの動議を提出いたしたいと存じます。 まずその決議の案文を朗読いたします。 決 議 内閣委員会は、前後二回に亘り正倉院裏の観光道路の許、認可の経緯につき調査し来つたが、日本肥鉄士開発株式会社の行為は違法、背信と認めざるを得ない。
会委員長 河井 彌八君 文化財保護委員 事務局長 岡田 孝平君 事務局側 常任委員会専門 員 杉田正三郎君 説明員 法務省入国管理 局次長 下牧 武君 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 ○科学技術庁設置法の一部を改正する 法律案(内閣提出、衆議院送付) ○国家行政組織に関する調査の件 (正倉院裏
国家行政組織に関する調査のうち、正倉院裏の観光道路許可に関する件を議題に供します。 本件に関し、河井文化財保護委員長から発言の要求がありますので、この際、発言を許可いたします。
そこで文部大臣にお尋ねしたいのは、予算は幾らふえても、文化財そのものに対する熱意のある方が当局でなければ、四百人も人がおってもどうもすみずみまで徹底しないのではないかと、こう思うから、文部大臣に特にお尋ねしたいのですが、その具体的な例を申し上げないとわからぬと思うのですが、二十六年の秋から奈良の正倉院裏の新若草山と俗に言われておるところに長さ四キロ幅五メートルの観光道路が無断でできた。
建設省道路局長 富樫 凱一君 建設省住宅局長 事務取扱 鬼丸 勝之君 事務局側 常任委員会専門 員 杉山正三郎君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○厚生省設置法の一部を改正する法律 案(内閣提出、衆議院送付) ○建設省設置法の一部を改正する法律 案(内閣提出) ○参考人の出席要求に関する件 ○国家行政組織に関する調査の件 (正倉院裏
国家行政組織に関する調査の一環として、正倉院裏の観光道路許可に関する件を議題に供します。本件に関し御質疑のおありのお方は順次御発言を願います。なお政府委員といたしまして、文化財保護委員会委員長河井彌八君、文化財保護委員会事務局長岡田孝平君、宮内庁次長瓜生順良君、建設省道路局長冨樫凱君、運輸政務次官福永一臣君、運輸省自動車局長山内公猷君が出席されております。
それは文化財保護委員会から、正倉院裏に連絡するということならよろしいということで、会社が許可書をもらいまして、それをつけて工事施行の認可の申請をして参っているわけでございます。ところが問題は、その文化財保護委員会に申請をし、許可を得たルートから少し違った所につけたことにあるわけなんでございますが、全然文化財保護委員会に連絡なく工事施行の認可がなされたわけではないのであります。
杉田正三郎君 説明員 文化財保護委員 会事務局記念物 課長 平間 修君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○理事の補欠互選 ○派遣委員の報告 ○雇用審議会設置法案(内閣提出) ○外務省設置法の一部を改正する法律 案(内閣送付、予備審査) ○労働省設置法の一部を改正する法律 案(内閣送付、予備審査) ○国家行政組織に関する調査の件(正 倉院裏
○平田委員 私は、三月の六日及び三月の十三日に、本委員会におきまして野原委員が質問いたされました正倉院裏に設けられた観光道路について、お尋ねをいたしたいと思います。経過などにつきましては、もう時日もたっておりますのでちょっとお忘れになったかと思われますので、私簡単にその経過を申し上げて、それから私のお伺いいたしたい点に触れたいと思います。
それでは、去る六日の委員会におきまして、野原委員より、高橋文化財保護委員長に対し、正倉院裏に観光有料道路が設けられた問題について調査を求め、すみやかにその結果を本委員会に報告するようにとの要求がございました。この際高橋政府委員よりその調宜報告を求めます。高橋委員長。
○野原委員 答弁が私の質問に焦点が合わぬようでありますが、一つ言葉をかえてお尋ねしたいのは、奈良の博物館長の黒田さん、それから女子大学長の落合先生、小清水奈良県文化財専門審議会長、水谷川春日神宮宮司、平岡東大寺管長、こういう非常にごりっぱな方々が連名で、あの正倉院裏の道路というものに問題があるから新しく道路を設けることは許可しないようにという陳情書なり、お手紙なりが文化財保護委員長のもとに来ておるかどうか
御承知のように国立の文化財研究所というのがあるようでございますが、そういう研究所で、あの正倉院裏の道路を舗装してバスが走れば問題がない、科学的に御調査されてそういう御判断をなさっておられるかどうか。おそらく問題はないだろうでは、やはり国宝の保存に非常な汚点を残すことにもなりまするから、一体どういう機関で、どういう方法で問題があるかないかをあなた方は調べておられるのか承わりたいのであります。