1957-02-21 第26回国会 衆議院 決算委員会 第7号
○井本政府委員 関係の書類を本日持って参らなかったのではっきりしたことはわからぬのでございますが、この関係事件の、たとえば俣野健輔という飯野海運株式会社の社長の関係では、一億三百万円ほどリベートとして受領したということが起訴事実に現われております。そのほかの関係につきましては、関係の書類を調べまして後刻申し上げたいと思います。
○井本政府委員 関係の書類を本日持って参らなかったのではっきりしたことはわからぬのでございますが、この関係事件の、たとえば俣野健輔という飯野海運株式会社の社長の関係では、一億三百万円ほどリベートとして受領したということが起訴事実に現われております。そのほかの関係につきましては、関係の書類を調べまして後刻申し上げたいと思います。
○小林説明員 役員を申し上げますが、これは現在取締役会長が俣野健輔氏であります。取締役社長は先ほど申し上げましたように河合好人氏、前東鉄の局長をやっておりましたが、この方は昨年なくなりまして現在社長は欠員でございます。それから専務取締役が湯本喜作氏でございますが、これは安田銀行の出身の方でございます。
ところがあなたは御存じないかもしれませんけれども、一萬田大蔵大臣は一昨年の七月十日の晩ですよ、赤坂の中川で石井前運輸大臣と保利前農林大臣、山縣前厚生大臣、こういうような人たちとともに、飯野海運の俣野健輔、これは三井、三菱を筆頭とするところの五十四の船会社の総務委員長でありますが、この総務委員長の俣野健輔の招待を受けてあなたがおいでになったということは、昨年の二月二十四日の本院の決算委員会において、前石井運輸大臣
しかもこの中であなたの総裁の下で働いた時の幹事長佐藤榮作氏は、日本船主協会俣野健輔氏から二千万円、日本造船工業会長丹羽周夫氏から一千万円等、合せて五千五百万円の金を受取つたことは事実である。これは今指揮発動の結果収賄罪ということで検挙ができないから、法廷においては政治資金規正法違反ということになつておる。
またこれを出すのには何らかの理由があるのではなかろうかということで、その捜査をいたして行きました結果、山下汽船のみではなく、他の海運会社にも同種なことが起り、さらにその結果、自由党の幹事長であつた佐藤榮作氏に対して金が渡されておるという事実も明らかになり、ここに佐藤氏に対する贈賄の容疑が起りまして、四月の十日には飯野海運の社長俣野健輔氏、その他日本船主協会の幹部を逮捕勾留して取調べを進めた結果、贈賄
しかもその中の金が船主協会の五十四社の総務委員長である俣野健輔から二千万円、造船工業会の会長である丹羽周夫氏から一千万円、あるいは石炭鉱業会から二千万円、こういうような莫大な金を受取つたことについては、いやしくも幹事長は総裁と何らかの連絡がないということはないと私は思うのであります。
その佐藤栄作君が政治資金規正法で起訴されておるところのいわゆる金銭の収受額は五千五百万円でありまして、そのうちの三千万円は、つまり飯野海運株式会社の社長、これは船主協会の総務委員長をしておる俣野健輔君から現金で一千万円と、小切手五百万円、三百万円、二百万円のあの贈答用小切手、合計二千万円、それから三菱造船の丹羽周夫という人が、これは造船工業会の会長として一千万円贈つておる。
この飯野海運、つまり飯野海運社長俣野健輔氏は重大な商法違反によつて起訴されて公判中であります。法務大臣は本月六日当委員会に検事総長の証人喚問の日に列席されておりました。その翌日に部下の検事正の証人調べの日に、もし現に自分が指揮監督をしておる検事が立ち会わねばならぬその飯野海運社長の俣野健輔、その事務所か本店かを訪問したというようなことが真にありとするならばこれはたいへんなことであります。
私は今日小原法務大臣がさきにお答えになつた一億一千九百六十万円ということを一応御信用申し上げて、その内訳について伺うのですが、この一億一千九百六十万円のうちには、昭和二十八年の三日二十日、日本船主協会の総務委員長俣野健輔外一名から佐藤榮作氏に一千万円、それから同年の九月二十四日に日本船主協会の総務委員長同じく俣野健輔君が日本橋の帝国銀行京橋支店長代理塚本祐幸君振出しの小切手で五百万円、それから三百万円
たとえば俣野健輔君の起訴事実でもそうで、これを見ますと俣野健輔君の水増し契約の金額は、約一億円以上になる。そうするとこの一億円の金額に対して七割の金が借りられるわけです。これは三分五厘という安い利子で借りられる。会社はこれだけの不当の利益を得るのですが、詐欺罪は成立しないというお考えですか。
○馬場証人 俣野健輔氏を起訴した罪名は商法の特別背任でございます。なぜ贈賄で起訴しなかつたかという点、もつともな御疑問でございますが、贈賄として起訴するにはやはり収賄者との交渉の関係その他を十分検討してみませんと、ただ贈賄者の供述だけですぐ贈賄だといつて起訴するわけには参らない。
一、飯野海運社長俣野健輔氏または山下汽船社長横田愛三郎氏等より、元法務大臣犬養健君、外務大臣岡崎勝男君、運輸大臣石井光次郎君、元国務大臣大野伴睦君、あるいは前自由幹事長佐藤榮作君が金銭を受取つた事実があるか。事実あるとすればその額及び受取つた趣旨はどうか。 二、飯野海運の俣野健輔氏から池田勇人君がギフト・チエツク百万円を受取つた事実はあるか。
○杉村委員 この赤坂の中川の料亭をお調べになつたことについて、いわゆる大臣等がここに行つておるというようなことについて、あるいは飯野海運の俣野健輔であるとか、山下太郎であるとか、そういうような者がここに行つて内閣の閣僚と食事をしておるというようなことを聞いたことはありませんか。
そこで今その中の証拠としては、俣野健輔の証言というものがあることがわかつたのでありますが、そのほかにまだいかなる証拠がありましたか御説明願いたい。
それから池田勇人氏に対しまする嫌疑の内容、たとえば飯野海運の俣野健輔氏からギフト・チエツク百万円を受取つておるというような事実があつたかないか。池田を調べられたことに対しまして、そういつたような報告を検事総長として受けておられるかどうか、これをお尋ねいたします。
今回の造船疑獄を振返つて見ますると、検察庁の発表によりますならば、飯野海運の俣野健輔社長がリベートとして受取つた金が一億三千万と言つております。山下汽船の横田社長が受取つたリべートが一億三千六百万、これだけでもすでに三億に近い金になつておるわけであります。
○田畑金光君 それからいま一つお尋ねしたいことは、飯野海運社長の俣野健輔氏が勾留されておりまするが、先般勾留の期間を更新して、更に二十日間だと思いますが、一応釈放されて再度又勾留されたわけであります。これは新しい容疑事実に基いて再逮捕されたのか。この点についてお尋ねいたします。
そうするとこれは入間野君、いや失礼しました、俣野健輔が出しているたばこの消費による国に対する税というものも、普通の田舎の営々として僅か一日に二百円か二百五十円の収益しか得ないものも、ピースを喫えば三十三円の国に対するいわゆる税を払うわけだ。こういうことに対して、総裁というものは、単にあそこへ行つて事務的に事務を見る総裁じやないのです。
なお又、俣野健輔氏のピースもお百姓のピースも同じであるという御意見御尤もでありまして、これは専売公社の問題もさることながら、ピースも国の税全般に関する問題でありまして、消費税のあります限りは、金持の飲む酒も金持の喫うたばこも、貧者の飲む酒も貧者の喫うたばこも同じ税率でありますので、間接税に重きをおくべきか、直接税に重きをおくべきか、これは大蔵省の税の問題として考慮しなければならんことかと思いますが、
それには事実無根であり、俣野健輔は知らないとございます。そこで私がお尋ねをいたしたいのは、私の過日指摘したような場所、日活会館のあの部屋をお借りになつたことも全然ないでございましようか、また偶然俣野氏と隣合せた部屋を借りたこともないでございましようか、さらに俣野は面識がないとおつしやるが、お隣合せの部屋に秘書がいたような事実はないでございましようか、そのことを承りたいと思います。
飯野海運株式会社関係につきましては、社長の俣野健輔ほか五名を逮捕いたしまして、うち三名を商法違反、贈賄等で公判請求いたしました。 次に、東西汽船関係に関しましては、社長北村正則ほか一名を逮捕いたしまして北村を贈賄として公判請求いたしております。 運輸省関係につきましては、官房長壺井玄剛はか四名を逮捕いたしまして、壺井ほか五名を収賄等で公判請求いたしております。
なお飯野海運関係につきましては、社長の俣野健輔ほか五名を逮捕いたしました。うち一名を贈賄として公判請求いたしました。 次にこれに関連いたしまして運輸省関係につきましては、官房長の壺井玄剛、海運局海運調整部長の国安誠一ほか二名を逮捕いたして、収賄等で公判請求いたしました。又経済審議庁審議官の今井田研二郎を、商法違反、教唆で公判請求いたしました。
その汚職の中心人物とも見るべき飯野海運の社長、俣野健輔、同人が逮捕前に数日間、首相官邸に寝泊りをいたしたということが新聞紙上に出ております。
最近飯野海運の社長の俣野健輔氏が逮捕されてから、世間におきましては、これは非常に拡がるだろうと、こういうふうに予想されておるのであります。すでに又中曽根君から、大野国務相或いは石井運輸相の名前も指摘されておるようなわけでございまして、今日これらの問題が内閣の閣僚に波及しないとも限らないような情勢である。
日教組は今まるで板橋公述人、いな板橋検事などから被告席にすえられておりますが、日本郵船の浅尾社長は、飯野海運の俣野健輔氏の功績をほめて、海運界に大功績があつたと、こういうことを言つているのを読んで驚いたのでありますが、私は日教組は被告席にすえるべきものではないと思う。
それから一井保造、これは三井船舶の社長、俣野健輔、飯野海運の社長、田中卯三郎、これは甲南汽船という神戸の中流のオーナーの代表的な会社でございます。それから渡辺一良、日鉄汽船の社長、これはむしろトランパーを代表する船主と言つていいくらいであります。