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128件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2019-05-09 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第8号

ですから、ケルトンさんは別にその文言だけ持ってきて戦争とか何かだとおっしゃっているだけで、中央銀行信用膨張関係ないんだという実証は何もないということが分かったんですよね。  あと、もう一つ気になるのは、これ、民主的な政府ならば、民主的な政府では起きないと。実は、第一次世界大戦の後のドイツでハイパーインフレ起きましたよね。あのとき、ワイマール共和国ですよね。

大門実紀史

2003-03-25 第156回国会 参議院 経済産業委員会 第4号

それで、先ほど言いましたように、新しい雪が積もっているわけでございますけれども、この新しい雪が、実はこの八〇年代前半から八〇年代を通じて約二百兆円以上の信用膨張があって、そのうち半分ぐらいが残っている。この部分が徐々に劣化してきているんではないかという見方があるわけでございますが、これについてどういうふうに考えておられますか。

福島啓史郎

2001-11-13 第153回国会 参議院 財政金融委員会 第9号

それからもう一点は、私はやはり、八〇年代に発生した信用膨張が、九〇年代を経て既に二〇〇〇年代を迎えた現状においても解消されていない、八〇年代に発生した信用膨張がそのまま残っているという状況が基本的にはあると思っております。そうした信用膨張をいかなる形で解消していくかという課題に依然として我が国は直面しているわけであります。  

池尾和人

1998-10-07 第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第6号

ただ、今日もそういう意味ではやっぱり大きな信用膨張があって、プラザ合意以後のことでございますが、その後バブルがはじけたという点では、非常に大きくなった金融が支えておった経済が、金融が縮小することによって支え切れなくなっているという点では、私は共通の問題があるだろうと思っております。  そして、おっしゃいますように、地方の銀行は、比較的バブルからはじけます間に行動が慎重でございました。

宮澤喜一

1992-06-01 第123回国会 参議院 建設委員会 第9号

かように考えますので、このたびの法改正が行われました場合には一定の地域につきまして地区計画を策定すべきであるということを明示することになっているということでございまして、いわば先生がお考えになっているような方向に、かっての高度経済成長期あるいはそれ以前に笠信太郎氏が「花見酒経済」というようなことを言った時代もございましたし、最近ではバブル経済ということを言われたこともございまして、土地がいわば信用膨張

山崎拓

1992-04-01 第123回国会 参議院 予算委員会 第11号

○参考人(福井俊彦君) 個々のノンバンクの資産の内容につきまして、日本銀行におきまして逐一その内容を承知しているわけではございませんが、全般的な状況を私ども把握しております限りにおきましては、やはり八〇年代の後半の経済全体として異常なあのブームの時期、そして金融の現象も異常に膨れ上がった時期に、やはり金融機関からいわゆるノンバンクに対する貸し出しも伝統的な概念を少しはみ出すような形で信用膨張が行われた

福井俊彦

1984-06-21 第101回国会 参議院 大蔵委員会 第21号

信用膨張、日本銀行信用というのが過度になりますると、これはインフレ的になりまするので、その点は私どもも、金融政策の重要なる指標といたしまして、日本銀行信用膨張過度にならないように常に気をつけておるわけでございまして、そのためには、あるいは金利の状況であるとか、あるいはマネーサプライの残高であるとか、そういうものを総合的に判断いたしまして金融政策を実行しておるわけでございます。  

前川春雄

1984-06-21 第101回国会 参議院 大蔵委員会 第21号

そういう意味におきまして、私ども国債につきましては過去に幾つかの苦い経験がございましたので、政府に対する信用につきましては、今財政法上も非常に厳格な規定があるわけでございまして、この政府に対する信用膨張はとかく歯どめと申しますか安易に流れやすい。それが全体の信用インフレにつながるという危険があるということから今言ったような規定があるわけでございます。  

前川春雄

1978-04-18 第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第25号

ただ、繰り返すようでございますけれども、このマネーサプライの移動がありましたときに、それが財政かあるいは民間金融機関信用膨張であるかあるいは国際収支黒字からくるのか、この辺の分析を十分にいたしまして、あるいはそれが民間信用の急激な膨張によるということでございますれば、それぞれ手を打つ用意は十分にしております。

前川春雄

1978-04-18 第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第25号

したがいまして、定量的に幾らということはございませんけれども、そういう状況につきましては、急激な変動がある、それは、あるいは財政の支払いあるいは民間金融機関信用膨張あるいは国際収支黒字、そういうものから起こるわけでございまするので、そういう点につきましては、十分注目しておるところでございますけれども、適正な伸び率幾らということにつきましては、まだ私どもの方として判断を持っておりません。

前川春雄

1977-04-12 第80回国会 参議院 法務委員会 第6号

そういうことで現在でもかなりの公募社債発行されているし、余力が二兆円を超すという状況でさらにこの枠を広げまして、いま答弁があったように、これが公募社債発行の誘因になって一層の増強、増幅されていくということになりますと、多額の赤字国債発行ということとも関連をして、わが国経済全体についてインフレ懸念なり、あるいは信用膨張なり、そういった問題が出てくる危険性がないと言えるだろうか。

橋本敦

1976-05-22 第77回国会 参議院 大蔵委員会公聴会 第1号

もちろん赤字国債というものを放漫に出して日銀引き受けでいけば、それだけ信用膨張になってインフレになることは言うまでもございませんけれども、すべて経済政策というものは手放しでやる政策というものはないのでありまして、厳重なる公債管理あるいは市中消化の方法について万全を期していくということであるならば、また特例法は単年度主義をとっておりますから、毎年厳しい予算、国会の審議を経て決定されるものでございますから

中川順

1976-05-10 第77回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号

その両者がうまくいくわけはないわけで、その結果は、ちょっと論理を飛躍させて申しますと、やはり中央銀行信用膨張に頼らざるを得ないということは明らかであろうかと思うのですが、そういうふうに考えますと、それらの条件全体、金融政策まで含めましたその点につきまして、ちょっと私など見ますと、平凡に言いますとやや安易な面がどうしてもうかがわれる。  

加藤睦夫

1976-05-10 第77回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号

しかし政府は、福祉よりも産業優遇的な政策を基軸といたしましてパイを大きくすることから出発し、福祉極大化への財政配分は事後の問題といたしまして、日本銀行及び銀行の擬制的な信用膨張の拡大を通じまして成長通貨の散布を先行せしめ、貯蓄と投資の事後的な均衡を図り、大企業寡占企業資本蓄積税制面から補強をし、高蓄積、高投資機能を助成し、大企業主導経済成長を定着せしめました。

坂入長太郎

1976-05-06 第77回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

御承知のように、日本金融関係でいきますと、公債というのは割り当てであるということで、銀行なり企業の側が——銀行でありますけれども、そろばんをはじいて公債を引き受けているわけでも何でもないわけでありまして、それで、その結果、中央銀行はどうしてもそこに信用膨張手段に訴えないとうまくいかなくなるという現実があるわけです。

加藤睦夫

1976-05-06 第77回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

つまり、産業企業への貸し付けを抑えて国債を売りにくるというようなことは非常に限度がありますので、金融機関の中で一定の非常に緊張状態が起きてくるということの中で、中央銀行信用膨張手段に訴えなかったらこれは全般的に非常にぎくしゃくがひどくなって、そこでは切り抜けても、ほかのところでもっとある意味ですと重大な矛盾が出てくるというようなことの中で、現実には私なんか三兆円を超えるような公債発行になりますと

加藤睦夫

1975-12-24 第76回国会 参議院 本会議 第18号

市中消化なるものは、発行一年後の公債日銀買いオペ対象となり、通貨乱発要因となること、また、市中消化のために大蔵省証券乱発され、さらに日銀による大規模信用膨張政策がとられていることなど、インフレ要因であるごとはだれも否定することはできません。これは日銀引き受けによる公債発行を禁止した財政法第五条の精神を事実上踏みにじるものであります。  

神谷信之助

1975-12-15 第76回国会 参議院 本会議 第15号

しかし、その市中消化なるものが金融機関中心市中消化であって、発行一年後の公債は、日本銀行買いオペ対象となって通貨増発要因となること、また、その市中消化を行うために、現在日本銀行引き受けによる大蔵省証券大量発行通貨乱発政府の手によって行われ、さらに、日本銀行が大量の公債買いオペ手形買い入れ預金準備率引き下げなどによる大規模信用膨張政策をとっていることも周知のことであります。

渡辺武

1975-12-15 第76回国会 参議院 本会議 第15号

○国務大臣(三木武夫君) 渡辺君から、日銀信用金融市場状況に応じて金融調整のために供与されているわけでございまして、国債消化のためではないので、渡辺君の御指摘のような、日銀信用膨張政策をとっているというふうな御非難は当たらない。今後とも日銀とも連絡をとって金融調整を適切に行っていきたいと考えております。  

三木武夫

1975-12-12 第76回国会 参議院 本会議 第13号

しかも、これは政府の措置によれば、インフレに対する歯どめは全くなく、一年後には日本銀行買いオペレーションに回り、結局、日銀券増発信用膨張インフレの悪循環をもたらすことは必至であります。この意味では、明らかに大平大蔵大臣はみずら述べた公約を踏みにじり、国民生活を根底から崩す元凶を大蔵大臣が育ててやると言わなければならないのであります。  

辻一彦

1975-02-17 第75回国会 衆議院 予算委員会 第14号

ですから信用膨張です、信用供与です。  たとえばコールの金を一兆円借りたとすると、それが小切手になったり、何かに化けてしまって、三倍も五倍も大きく信用供与でこれが流れていく、そういう(小山(長)委員「それは違うよ」と呼ぶ)いや、間があるのだから。これは小山さんは昔の古い三菱銀行銀行マンだから、近代の新しい金融信用供与のあり方はわからないのですけれどもね。

小林進

1974-04-03 第72回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第21号

佐々木参考人 実は私どもこのところ約一年窓口指導貸し出しを押えておりますが、これは貸し出しだけではなくて、やはり有価証券投資につきましてもその量があまり大きくなりますことはやはり信用膨張になりますので、実は株式の取得につきましても毎月の増加額ワクで押えておるわけでございまして、そういうワクをこえて取得しておるというようなことには相なっておりません。

佐々木直

1974-03-09 第72回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第5号

○井上(普)分科員 私は、この大きい役割りをしたのは高度成長というのじゃなくて、高度成長に伴うインフレ要因といたしましては、信用膨張が非常に大き過ぎた。毎年毎年雪だるまのごとく大きくなっていったと思うのであります。銀行が、今日のインフレを招くに至った大きな原因をつくったのじゃなかろうかという感じがするのであります。  その一つには、原因になるのは土地に対する金融でございます。

井上普方