1986-02-26 第104回国会 参議院 予算委員会 第5号
ですから、恐らく統計面にはおくれて出てきますから、例えば信用状統計のような先行指標でもなかなかっかみにくいのでございますが、あと二、三カ月したら日本の輸出が激減するという局面が私は来るんではなかろうかと非常に憂慮しているわけでございます。 そこで三番目の、そのような事態に対して一体どうしたらいいかという御質問でございます。 いずれにしても、この対応を早急に考えなきゃいけないわけでございます。
ですから、恐らく統計面にはおくれて出てきますから、例えば信用状統計のような先行指標でもなかなかっかみにくいのでございますが、あと二、三カ月したら日本の輸出が激減するという局面が私は来るんではなかろうかと非常に憂慮しているわけでございます。 そこで三番目の、そのような事態に対して一体どうしたらいいかという御質問でございます。 いずれにしても、この対応を早急に考えなきゃいけないわけでございます。
なお、ちなみに、ドル及び円建ての両方で表示されている統計は通関統計、これは大蔵省、国際収支統計、大蔵省、日銀、輸出認証統計、通産省、輸入承認統計、通産省、輸出信用状統計、日銀等でございまして、これらはいずれもドル及び円両建てで表示をいたしております。
○山下政府委員 私どもは現在毎日のように先行指標をとりまして見ておりますが、それは輸出の信用状統計にいたしまして、その数字をちょっと御披露いたしますと、一月には一八%弱、前年同月より増加しております。二月は一七%六でございます。
ただ、通産省は、さらに先行指標といたしまして輸出認証統計及び輸出信用状統計を日々見ておりまして、輸出認証統計で申し上げますと、これは三月の実績が手元に入っておりますが、二月に比べて著しく下がってまいりまして、三月の前年同月比の比率は二〇%以下でございます。また信用状のほうは、三月の信用状実績は前年同月に比べまして一〇%以下でございます。これは、最近月々の数字としましては相当に下がってきておる。
ところが、通産省では別に先行指標としまして輸出認証統計及び信用状統計を日々見ておりますが、三月の輸出認証統計は前年同月に比べて二〇%弱の増加は示しましたけれども、・これは二月の増加率よりは落ちておりますし、さらに先行指標である信用状統計を見ますと、三月の増加率は最近初めて一〇%以下に落ちておりまして、この点では私どもが予想しておりました輸出増加傾向の鈍化というきざしがすでに見えておると考えております
これはどうなんですか、すでに成約した輸出契約が、これが反映していると、信用状統計にも。それから認証統計にはもちろんのことだと思うんですけれども、そういうふうに理解してよろしゅうございますか。
○説明員(林大造君) 信用状統計のことしの動向でございますが、ことしの信用状統計は、一月から順次申し上げますと、全部前年同月比でございますが、前年同月比で一月が一四・九%、二月が一九・四%、三月が三七・一%、四月が三六・二%、五月が三一・六%、六月が三六・〇%、七月が三三・三%でございます。
○説明員(林大造君) ただいま御指摘のとおり、輸出は、成約の時点から信用状統計に出てまいります時点、さらには輸出認証、さらに通関と、次第にずれ込むわけでございまして、したがいまして、八月の輸出信用状統計に出ております数字は、それよりやや前の時点で成約ができたものであるというふうに存じております。
ただ一般的に大体輸出契約の状況がどうであったかというようなことでございますれば、輸出関係の認証統計でございますとか、あるいは輸出関係の信用状統計でございますとか、そういうものでおおむね明らかにすることはできるわけでございますが、それも会社別にということになりますとなかなかむずかしいわけでございます。
いずれにいたしましても、大蔵当局の方でもそのころになろうかと思いますが、ただいままで手元に持ちましたものは、十月までの認証統計、信用状統計、通関実績、その程度でございます。ただ、最近の輸出の傾向から推しまして、本年度の見通しがどうかというふうな御質問かと思いますので、簡単に今後の見通しを申し述べますと、上期の輸出実績は、御案内の通り非常に予想外に好調であったわけでございます。
また、先行き指標であります信用状統計の動きを見ましても、三十六年十二月の輸出信用状の開設高は、これは前年同期比一割二分の増加でありまして、戦後最高を記録しております。今年の一月、二月とも前年同月に比べまして上回る伸びを示しております。三月に入りましてその伸び率はやや鈍化してはおりますが、なお増加を記録いたしておるのであります。
その結果、輸入は減少芽示し、輸出入信用状統計においては、若干の黒字を記録いたしております。それに加えて、アメリカの民間銀行からの借り入れを行ないましたため、外貨事情は一時的に好転を見せているのであります。こういうところから、経済の全般情勢についてきわめて楽観的な気分が生まれようといたしております。政府も、また、参議院選挙を前にして意識的に楽観論をかき立てようといたしておるのであります。
それから、将来を見ます場合に一番見やすいのは信用状統計ですが、この信用状統計はずっと黒字を続けております。現在でも黒字になっております。