1950-12-09 第9回国会 参議院 通商産業委員会 第12号
————————————— 本日の会議に付した事件 ○中小企業信用保險法案(内閣提出、 衆議院送付) ○通商及び産業一般に関する調査の件 —————————————
————————————— 本日の会議に付した事件 ○中小企業信用保險法案(内閣提出、 衆議院送付) ○通商及び産業一般に関する調査の件 —————————————
中小企業信用保險法案について採決いたします。中小企業信用保險法案を原案通り可決することに賛成のかたの挙手をお願いいたします。 〔総員挙手〕
○田渕委員 ただいま事務総長から御報告がありまして、上つたものはその通りですが、通商産業委員会で上りました中小企業信用保險法案と大蔵委員会でやつている中小企業信用保險特別会計法案とは、うらはらでございます。これは大体午後の予定では、五時ないし六時ごろ上るだろうという大蔵委員会のお話でございますので——もつとそれより早く上る予定でございますが、上れば緊急上程をしていただきたいと思います。
大体以上申し上げましたようなことが、本中小企業信用保險法案の内容でございます。 —————————————
○今澄委員 今いろいろ御説明を聞きましたが、しかし長官の言われているようなそういう状態であるならば、この信用保險法案というものが中小企業者を救う権能は、まるきり雀の涙ほどであるという自問自答に落ちるであろうと思う。われわれの目的は法案のささいな條文ではなくて、中小企業の金融難打開の上にどれだけの寄與をするかということにこの法律のねらいを置かなければならぬ。
理事会において決定いたしました通り、昨日本委員会に付託され、提案理由の説明を聽取いたしました中小企業信用保險法案について審査を進めます。これより質疑を許します。福田一君
○小金委員長 以上をもちまして中小企業信用保險法案に対する質問は全部終了いたしました。 引続き討論に入ります。討論は通告順に従つて順次これを許します。南好雄君。
○国務大臣(横尾龍君) 中小企業信用保險法案提出の理由を御説明いたします前に、ちよつとお断りをして置きたいと思います。期日も切迫しました今日に提出いたしまして、早急に御審議を願い御決議を願うことは恐縮でありますが、いろいろの事情で遅れましたので、この点悪しからず御了承を得て置きたいと思います。
この信用保險法案については中小企業者が重大なる関心を持つておりますので、本会期末に提案されて甚だ迷惑ではありますが、各位の御了承を得て特に審議をお願いいたしたいと思うのであります。
○委員長(深川榮左エ門君) 次に本委員会に予備付託になつております中小企業信用保險法案に関し、政府側の提案理由を聽取したいと思います。
中小企業が國内生産だけの問題でなくて、今度の中小企業信用保險法案、更に又これによつて必要な金融は、見返資金等から一月一億円であつたものが三億に殖やして一期九億になつたというような事柄は、やはり輸出についての狙いを持つておるのであります。一に國内の生産に対する育成ばかりでなく、日本の産業構成からいたしまして、輸出貿易関係の商品を作るにはかなり中小業者が多いのであります。
また幸いにいたしまして、われわれの委員会を貿易信用保險法案も通過しておるのでありまして、今後貿易問題につきまして起り得るリスクに対しましては、ある程度のリスクはこの保險法案において補償することになつておりますので、そういう問題を考えてみましたならば、当然これはそう声を大にしてこの際叫ばなければならぬ問題ではないと思います。
臨時物資需給調整法等の一部を改正する法律案可決報告書 外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案可決報告書 不正競争防止法の一部を改正する法律案可決報告書 輸出信用保險法案可決報告書 酒税法の一部を改正する法律案可決報告書 通行税法の一部を改正する法律案可決報告書 所得税法の一部を改正する法律案可決報告書 相続税法案可決報告書 法人税法の一部を改正する法律案可決報告書 所得税法等
○議長(佐藤尚武君) この際、日程に追加して、不正競争防止法の一部を改正する法律案、輸出信用保險法案、(いずれも内閣提出、衆議院送付)、以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
昭和二十五年三月三十一日(金曜日) 午前十一時十八分開会 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○不正競争防止法の一部を改正する法 律案(内閣提出、衆議院送付) ○輸出信用保險法案(内閣提出、衆議 院送付) —————————————
○委員長(高橋啓君) 次に輸出信用保險法案に対する質疑に入りたいと思います。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○板野勝次君 この特別会計法案はもう一つの輸出信用保險法案と関連して考えなければならないと思うのでありますが、この輸出信用保険法案というものは、恐らくローガン構想による貿易の失敗からキヤンセルやクレームが沢山出て来た。この負担を国民の負担によつてやらせようというところに狙いがあるように思われるのでありますが、この輸出信用保険法案というものはどういう背景の中から出て来たわけですか。
○中川以良君 その外に輸出信用保險法案、これは通産委員会にかかつております。これも本日上げませんとこの保險の補助金というものが翌年度に繰越しになるのでありまして、本日通りませんと、将来の輸出貿易に重大なる影響を及ぼすものであり、この点もやはり一応最初に同様委員長お手配願います。それから尚これに伴つて大蔵委員会にやはりこれに附随したところの特別会計法案が出ております。
外国貿易管理法の一部を改正する法立案(内閣提出) 日程第三 国税犯則取締法の一部を改正する法律案(内閣提出) 日程第四 国税の延滞金等の特例に関する法律案(内閣提出) 日程第五 災害被害者に対する租税の減免、徴収猶予等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)) 日程第六 国税徴收法の一部を改正する法律案(内閣提出) 日程第七 国家公務員法の一部を改正する法律案(人事委員長提出) 輸出信用保險法案
この法案は、今国会に提出されております輸出信用保險法案によつて輸出借用保險制度が実施されました場合、新たに輸出信用保險特別会計を設けまして一般会計と区分し、その経理の状況を明確にするために提出になつたものであります。
○風早委員 私は日本共産党を代表して、ただいま提案になりました輸出信用保險法案に反対の意見を表明するものであります。アメリカの対日援助資金の削除傾向に伴いまして、日本の貿易振興のためには、輸出の増進が特別重要性を増して来たことは、十分に認められるのであります。
この輸出信用保險法案の法文に現われました大体の問題は、すでに質疑は終つておるのでありますが、その中で一つだけ特に政府の意向をただしたい点があるのであります。それは補償事項の中で、契約当事者の責に帰せざる條項の中で、たとえば革命とか動乱とか、そういつたような非常事態が生じて、その結果生じた損害に対して補償するというような点があるわけであります。
まずその理由といたしますところは、これの最ももとをなすところの輸出信用保險法案そのものにも共産党は反対であります。しかもその理由といたしますところは、現在の貿易関係は対等な貿易関係でないということ。 第二点といたしましては現在の輸入が大体恐慌の輸入であつて、そうして輸出は飢餓輸出になつておる。こういう点であります。
この法案の基本でありまするところの輸出信用保險法案につきましては、通商産業委員会におきまして審議をいたしまして、今日の本会議に上程されるのでありますが、この輸出信用保險法案につきましては、現在のように輸出貿易を振興するということが、日本再建の最も重大な事柄でありますので、どうしてもこの輸出に伴うところの危険をカバーする何らかの制度がなければ、日本の貿易が振興できないことは皆様御承知の通りであります。
○大池事務総長 それから通産委員会から輸出信用保險法案、同じく大蔵委員会から、ただいまのと関連した輸出信用保險特別会計法案、この二案が上つて参ります。
――――――――――――― 本日の会議に付した事件 特別鉱害復旧臨時措置法案(内閣提出第八号) 中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案 (内閣提出第七〇号) 輸出信用保險法案(内閣提出第九一号) 電気事業会社の米国対日援助見返資金等の借入 金の担保に関する法律案(内閣提出第〇号) ―――――――――――――
○神田委員長代理 輸出信用保險法案につきましては、民主党の有田喜一君を残して、一応質疑は終了いたしました。 ―――――――――――――
○北澤委員 今回の輸出信用保險特別会計法案の基本であります輸出信用保險法案につきましては、通産委員会において審議されているのでありますが、この点につきまして二、三伺いたいのであります。
今回政府におきましては輸出貿易の振興をはかる目的をもちまして、輸出信用保險法案を別途提出いたしまして、御審議を願つているのでありますが、この輸出信用保險制度を実施いたすことになりました場合には、その経理の状況を明確にいたしますため、一般会計と区分して輸出信用保險特別会計を設けまして、これを経理するのが適当と存ぜられますので、この法律案を提出した次第であります。
○政府委員(宮幡靖君) 只今御審議をお願いたしておりまする輸出信用保險法案に対しまして、提案理由を御説明申上げます。 政府は先に第六回臨時国会に提案いたしました輸出信用保險法案につきまして先国会終了後更に鋭意愼重な検討を進めて参つたのでありますが、今回漸くその成案を得るに至りましたので、ここに新たな構想に基く輸出信用保険法案を提出して御審議を仰ぐ次第であります。