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49件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2021-05-13 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第10号

コロナの下で貸出しがかなり大幅に増えていますので、むしろ増えた貸出しによる収益の増を今からかなり慎重に引き当てなどに充てて将来の問題を起こさないようにしていますので、そういう意味では、金融機関信用仲介機能は十分発揮しているとは思っていますけれども基礎的収益力がずっと低下してきて、それをカバーするのは資産運用と。

黒田東彦

2019-02-13 第198回国会 衆議院 予算委員会 第6号

ただ、そのもとでも、長期的な人口や企業数の減少といった構造的な要因を踏まえますと、将来にわたって金融機関収益力が継続的に下押しされる可能性があるということでありますので、そういう点については十分注視して、これが金融機関信用仲介機能を阻害したり、逆に、あるいは非常にリスキーな投融資を行ったりするという両面のリスクを十分考慮して、よく点検してまいりたいというふうに思っております。

黒田東彦

2013-03-12 第183回国会 参議院 議院運営委員会 第13号

ただし、バーゼル3の枠組みをこれは議論する中で、特にバーゼル委員会という場で、中心に議論が行われたわけですけれども日本のサイドとしては、この規制の枠組みをうまくデザインをしないと、これは実体経済を支えていく金融機関の本来の信用仲介能力というものそのものが阻害されてしまう可能性があるので、そこはその実体経済影響をあるいは段階的に入れていく、こういったところを是非入れるべきであるというふうに主張をしまして

中曽宏

2013-03-12 第183回国会 参議院 議院運営委員会 第13号

参考人中曽宏君) いろんな循環要因構造要因があると思いますが、最初の九〇年代の後半以降の十年間くらいというのは、これは、銀行危機の結果、金融機関信用仲介能力というのは大きく損傷を受けましたので、ここが景気を支える力を失ってしまったということが一つあるというふうに思います。そういう中で、人々ですね、家計とか企業成長期待も落ちていってしまったことが一つの背景かというふうに思います。  

中曽宏

2013-03-05 第183回国会 衆議院 議院運営委員会 第12号

そういう意味におきまして、日本金融機関、今は相対的に資産内容も健全ですし、信用仲介能力損傷を受けてございません。  そういう信用仲介能力がほぼ無傷でいるということは、デフレの克服に向けても大きな利点になると思いますので、私が申し上げているチャンスというのは、そういう点も含めてでございます。

中曽宏

2011-10-26 第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号

一つは、利ざやが低下するに伴いまして、金融市場における信用仲介機能がかえって低下してしまう、つまり、金融機関にしましても貸し出しを行うインセンティブが下がってしまうということで、むしろ金融緩和効果の実を上げていくという意味では必ずしも望ましくないという声がございます。  そうした判断から、各国の中央銀行において、実質ゼロの中でどの辺に持っていくかということはさまざまな議論があります。

白川方明

2010-04-13 第174回国会 参議院 財政金融委員会 第9号

例えば、経営者が私財を担保に貸付けを行っている場合に、日本銀行考査ではどういうふうに考査をしているのか、そのことがひいては信用仲介機能にも影響するのではないかという、そういう問題意識であったと受け止めましたけれども、そういうふうなことでよろしいでしょうか。そこも含めてお答えいたしましょうか。どういうふうにいたしましょうか。

白川方明

2010-04-13 第174回国会 参議院 財政金融委員会 第9号

そういう意味で、日本銀行金融機関現状信用仲介の力についてもっともっと向上していくことが大事だというふうに思っております。そのために、日本銀行としてできるアクションとしては、リスク管理体制金融市場の変化に即してしっかりこれを判断して、その判断金融機関経営者に伝えていくということだと思うので、そういうふうなアクションを取っております。

白川方明

2010-02-16 第174回国会 衆議院 予算委員会 第12号

それから、ほかの中央銀行が行っていなかった金融機関の株式を買い入れるということを行って、何とか金融機関信用仲介機能の低下を防ぎました。  したがいまして、私としましては、日本のこの状況に即して、中央銀行として最大の貢献をしたというふうに思っております。  最後に、先生中央銀行のバランスシートの大きさということに焦点を当てて御質問なさっていますので、それに即してお答えいたします。  

白川方明

2007-05-25 第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号

福井参考人 まず、ヘッジファンドそのものは、まさに経済グローバル化、それを金融面から裏打ちするように、国境を越えて資金や資本が自由に移動し、いわゆる信用仲介というものが、従来の金融システムの姿よりもはるかに機能度の高いものとしてグローバル経済を支えなきゃいけない、そういう経済的な要請に従って新しい金融仲介機能を持つさまざまな担い手が出てきた、その有力な一つヘッジファンドでございます。  

福井俊彦

2005-10-20 第163回国会 参議院 財政金融委員会 第2号

日本銀行といたしましては、この二つの中では、原点に返ってやっぱり域内の貯蓄を有効に活用していくというのがこれから最も重要な点だと思っておりまして、そのためには、この域内マーケットがきちんと整備されることと信用仲介メカニズムがきちんと整っていくということが重要であり、なかんずく、やっぱり債券市場を、域内債券市場をもっと機能度の高いものにしていくということは非常にかなめの部分を成すんではないかというふうな

福井俊彦

2004-11-02 第161回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

どもが目標としているところは、ごく短期的に金融緩和効果浸透というねらいもあるけれども、この措置に関する限りは、より長期的な観点に立って、日本金融市場全体として、銀行貸出し市場と最終的なエクイティーのマーケットとの間を円滑につなぐ信用仲介機能をシームレスに作り上げるためのものだと、そういう長期的なものなので、中央銀行がいつまでも大量に介入し続けるということはかえって目的を損なうと。

福井俊彦

2004-04-20 第159回国会 参議院 財政金融委員会 第10号

それから、同時に、委員指摘のとおり、銀行部門信用仲介機能がそれでもなお必ずしも万全とは言えない状況がしばらくは続くということでございますので、資金企業の手元までより流れやすくするような様々な工夫を凝らしていかなければいけない。私どもはできる限りの知恵をここに払ってまいりたいというふうに思っておりますが、やはりこれは民間金融機関と私どもとの共同作業という面が非常に多いわけでございます。  

福井俊彦

2004-04-13 第159回国会 参議院 経済産業委員会 第8号

それから二つ目の御質問であります、今後中小公庫の証券化支援業務に伴って発行されるでありましょう資産担保証券についての私どもの構えといいますか、それについてでありますが、先生既に御承知のとおり、今、我が国におきましては金融機関信用仲介機能が必ずしも万全とは言えないという状況でございます。

山口廣秀

2003-11-26 第158回国会 参議院 予算委員会 第1号

指摘のとおり、当面のデフレ脱却のための金融緩和効果浸透のために、金融機関を通ずる資金供給ルートは、今日の新聞でごらんのとおり、金融システム全体として健全化努力はもう進んできておりますが、今なお金融機関信用仲介機能が必ずしも万全とは言えないと、そういう状況でございますので、併せて市場を通ずる金融のパイプを太くすることによって緩和効果浸透を全うしたいと、こういうねらいでございますが、同時にこのことは

福井俊彦

2003-10-01 第157回国会 衆議院 予算委員会 第1号

したがいまして、将来に向かいまして今から、今後に向かいましては、第一に、金融機関信用仲介機能の向上ということ、これはもう第一にさらに進めなきゃいけない。二番目には、貸し出しを伸ばすに当たって、リスクに見合った適正な利ざやというものが確保されるような取引慣行の修正、これは時間がかかりますが、やはり徐々に進めていかなきゃいけない。

福井俊彦

2003-07-24 第156回国会 参議院 財政金融委員会 第23号

中央銀行民間信用リスクを直接負担することは異例ではございますが、我が国金融機関信用仲介機能が万全とは言えない現状においては、資産担保証券市場発展を支援することは意義があると考えております。  具体的な実施細目を決定する際には、中堅中小企業金融円滑化に資するよう最大限配慮をいたしました。まず、裏付けとなる資産は、売掛債権貸付債権リース債権など幅広い資産を対象とすることとしました。

福井俊彦

2003-07-16 第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第26号

中央銀行民間信用リスクを直接負担することは全く異例のことでございますけれども我が国金融機関信用仲介機能が万全とは言えない現状においては、資産担保証券市場発展を支援することは意義があると考えている次第でございます。  具体的な実施細目を決定する際には、中堅中小企業金融円滑化に資するよう最大限配慮をいたしました。

福井俊彦

2003-05-09 第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号

しかし、日本銀行としては、それだけでは決して満足していないわけでございまして、何回も申し上げておりますけれども金融システム信用仲介機能がかなり不全な状況が続いている中ではございますけれども、何とか努力をして、経済活動に対して我々の金融緩和政策がより刺激的な効果を及ぼしていくように、さらに一段の努力をしたい、こういうふうに考えている段階でございます。

福井俊彦