1949-09-09 第5回国会 参議院 建設委員会 閉会後第5号 めるという、山を治めるということ、即ち砂防それからダム等々の根本的の処置を講じないで、そういうことを第二第三にして流量が順に殖えるに應じて堤防を高くする、河底が高くなると堤防を高くし、流量が多くなると堤防を高くし廣くするという、この姑息な明治、大正、昭和の三代に亘る不徹底な、非科学的な河川関係の対策が実質上完全に破綻し、これは戰爭に金を取られてしまつたという根本的な犠牲はありますが、戰爭の悪影響と相俟つて河川 兼岩傳一