1952-11-28 第15回国会 参議院 厚生委員会 第5号
これが今年度は被保險者一人当り百三十七円五十銭に相成つておりますが、来年度はいろいろの費用の増嵩を見まして被保險者一人当り二百八十九円四十八銭という單価になるような状況に相成つておるわけであります。そういうもので事務費補助と医療費国庫負担分が殆んど大部分を占めまして、そのほかに結核施設の補助が加わつておるわけでございます。
これが今年度は被保險者一人当り百三十七円五十銭に相成つておりますが、来年度はいろいろの費用の増嵩を見まして被保險者一人当り二百八十九円四十八銭という單価になるような状況に相成つておるわけであります。そういうもので事務費補助と医療費国庫負担分が殆んど大部分を占めまして、そのほかに結核施設の補助が加わつておるわけでございます。
ただこれを具体的に被保險者一人当りの経費に換算をして参りますと、数字が違つております。この点は御指摘の通りでございまして、事務費をちよつと取上げましても、実は健康保險については、政府管掌の健康保險の事務を取扱つております国及び地方庁の現在の職員の人件費が主でございます。
この点は、單価もここに掲げてございまするように、二十六年度は九十九円七十銭、八割相当額でございましたが、二十七年度は百三十七円五十銭、これは被保險者一人当りの事務費でございます。これを全額国庫負担にする計算に相成つております。なお結核病床を、一般の結核対策に呼応いたしまして殖やすことにいたしております。
これを医療給付費に関する昭和二十五年度の実績にその例を求めますれば、被保險者一人当りの金額は一健康保險におきましては政府管掌分が二千四百余円、組合管掌分が二千七百余円、船員保險においては四千余円、国家公務員の共済組合において住一千七百余円であるのに対しまして、国民健康保險におきましては、わずかに二百四十余円という真に貧弱なありさまでありまして、まことに格段の差異と申せねばなりません。
保險料は一世帶当り平均一千百十八円、被保險者一人当り二百三十三円であり、受診率は平均九五%を示しております。保險給付は一世帯当り平均二百八十一円、被保険者一人当り五十九円、一町村当り十六万八千百八十八円の補助を行なつております。
○奧野政府委員 立花さんから受診率の問題があつたわけでありますが、同じように国民健康保險組合をつくつておりましても、被保險者一人当りの受診率というものが非常にますますであります。その理由は地域的な風土の関係にもよるわけでございますし、あるいはまた衛生思想の普及の点にも関係いたしますし、あるいは国民健康保險組合が設立されてから、日が浅いかどうかという点にも関連すると思うのであります。
これに、御承知のように約同額の国庫負担のほうが事務費にはございますが、これを試みに先ほど局長が他の保險と比較をいたしましたが、組合管掌の健康保險と比較をいたして見ますると、事務費におきまして組合管掌においては、給付金の約六分の、金額にしまして、被保險者一人当り三百三十円ばかりになつておるわけでございます。
ところが被保險者一人当りの費用はどうかと申しますと、昭和二十一年の月平均におきましては、右から二番目でございますが、六円八十六錢であつたのでございます。それが今年の一月におきましては、二百六十八円四十九錢というのでございまして、三十九倍になつておるのでございます。
○友納説明員 二割上りますると、被保險者一人当りどれくらいかかるか、こういうことでございますね。