自賠責の保険金額、限度額はそのように観念をすべきだと思います。 そしてまた限度額の引き上げということがありますが、急激に、ときに考え方なしに上げるということになりますというと、前後の被害者の不公平もあるわけでございます。しかし、最近におきましては、この保険金額を上げるべきである、こういうように思います。いまの二点につきまして、まとめて大蔵大臣と運輸大臣から御答弁をいただきたいと思います。
被害者救済の立場から、われわれは何とか保険金額、限度額その他支払い基準を引き上げたいと考えておりますが、もし保険料据え置きということを前提とすると、これに限度がありましてなかなか十分なことができない。できれば全部の人に任意保険に入ってもらえばいいわけでありますが、いまのところ半分くらいというようなお話だと思っておるわけです。