1992-03-26 第123回国会 参議院 厚生委員会 第2号
そうしましたら、明らかに柔道整復に関して保険請求額におきましては一部位のみならず二部位、三部位、四部位、通常では考えられないような多部位、したがって高額な請求が行われている施術者もいるわけです。こういう実態についての認識はどうでしょうか。
そうしましたら、明らかに柔道整復に関して保険請求額におきましては一部位のみならず二部位、三部位、四部位、通常では考えられないような多部位、したがって高額な請求が行われている施術者もいるわけです。こういう実態についての認識はどうでしょうか。
この保険請求額と減点された金額との比率を考えますと、減点率は三三%、三五%ですよ。請求額の三五%カットしろと言うて支払基金だとかあるいは国保連合会からカットされて、それにも文句も言わない。 こんなことを考えますと、これは東京都の分でありますから、わずか二十二、三人の患者ですよ。二十二、三人の患者について、トータルで一カ月三百万ぐらいカットされておるのですよ。
保険請求額とそれから衛生検査所でやる検査料の価格差というものが非常に大きいんです。ちょっと二、三例を申し上げますと、たとえば二十項目のマルチスクリーニングテスト、この場合に健康保険請求額は八千八十円、これに対して検査料はわずかに二千二百円、そうしますと差額は五千八百八十円、検査所に出した場合には二七%で上がっているわけです。