1967-05-17 第55回国会 参議院 本会議 第8号 ところが、政府は、このむだを看過し、ふえた医療費の財源は、保険料等支払い側の負担増で埋めてきております。他面、診療側に目を向けて見ますと、診療側としては、低い技術評価を補うため、このむだとみなされる部分を、いわゆる潜在収入として技術報酬に振り向けているのであります。しかるに、政府は、この潜在収入の増大は黙認の形で、技術評価については手をこまねいているありさまであります。 竹田現照