2002-06-24 第154回国会 参議院 本会議 第34号
そして、年金保険料徴収方式の総報酬制も実施されます。 来年、国民の社会保障関連負担は一体幾らになるのでしょうか。来年の夏のボーナスが大幅に差し引かれているのを見て真っ青になるサラリーマンの顔を、私は思い浮かべたくもありません。政府の皆さんは、縦割り行政でそれぞれの制度ごとの増額分は微々たるものと考えているのでしょうが、負担を強いられる国民の財布は一つです。
そして、年金保険料徴収方式の総報酬制も実施されます。 来年、国民の社会保障関連負担は一体幾らになるのでしょうか。来年の夏のボーナスが大幅に差し引かれているのを見て真っ青になるサラリーマンの顔を、私は思い浮かべたくもありません。政府の皆さんは、縦割り行政でそれぞれの制度ごとの増額分は微々たるものと考えているのでしょうが、負担を強いられる国民の財布は一つです。
たとえば、現行の定額保険料を廃止して、所得、資産に応じた保険料徴収方式にするとか、年金給付額の基準を一人二千円より今の時点で四千円にするとかのお考えはありませんか。月額二千円の基準は生活保護の現行基準と見合って作られたものでありまするが、月額二千円では、さきに述べましたように、国民一人の生活維持には足るものではないことは申し上げるまでもございません。