1995-04-25 第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号
しかしながら、私自身は、必ずしも保険学や保険法を専門にしているというわけではなく、国際政治を専門にしております。したがいまして、保険審議会におきましても、現在の我が国の保険制度の問題点や今後あるべき姿について、生活者または第三者の立場から、あるいは国際関係論の立場から意見を申し上げてまいりました。
しかしながら、私自身は、必ずしも保険学や保険法を専門にしているというわけではなく、国際政治を専門にしております。したがいまして、保険審議会におきましても、現在の我が国の保険制度の問題点や今後あるべき姿について、生活者または第三者の立場から、あるいは国際関係論の立場から意見を申し上げてまいりました。
新日鉄は新素材の講座、NECはコンピューター、九州大学の経済学部に出ておりますのは安田火災海上保険でございまして、ここでは保険学、これは全く企業の利益とそのまま結びついているわけですね。
それからまた、保険財政がいろいろ苦しくなったときに、被保険者集団を大きくすることによって切り抜けていくというのは、保険学といいますか、保険の一番基礎であって、たとえば炭鉱の坑内夫がかつて三十万を超えていたのがいま三万そこそこである、だけれども、だれも年金をもらうことについて心配をしていないのは、厚生年金全体という大きな被保険者集団の中で守られているからで、それは保険理論から言って当然なんですね。
したがって、それをどのようにカバーしていくかというのが、いわゆる国というようなものの持つ役割りであって、それが整備したところほど先進国だと、こういう議論がありますので、やはり地震保険というものになりますと、保険学体系の中においては異常の部類に属することでございますので、この程度の時間がかかったというのは御寛容をいただけるじゃないかと。しかし、趣旨は、丸谷委員の趣旨に対しては私も賛成でございます。
保険学というのはなかなかむずかしい原理を持っておるわけですよ。そういう原理原則の問題もありますけれども、計数の問題もあるけれども、要するに、それはそれとして、簡易保険事業を本当に国民のために——一ヵ月やってそれで返せなんと言うのはちょっと無理でしょうけれども、五ヵ月も掛けておいて七十七万円もふんだくっていくということは、これは許されない。明確な前向きの討議をするかどうか、答えていただきたい。
しかし、地震保険の正確な意味における何と申しますか、保険学上の正確な意味における保険料率、地震保険の保険料率といいますると、それは九十万円に対して三千円、これが正確な意味における保険料率であるわけです。しかし、それを言いますと、かえって契約者の方々が混乱をする。つまり、もとの親の契約をもとにして料率をはじいて保険料を計算したほうが一番わかりやすい、こういうことでございます。
○園参考人 私は、慶応義塾大学で保険学と経済政策学を担当しておるものでございますが、いたずらに年を経るばかりで、ここにまかり出ましても、一向法案の御審議の参考になるような意見を申し述べることができないことをみずから恥ずかしく思う次第でございますが、しばらく御清聴いただきたいとお願いを申し上げます。
以下、私が申し上げますことは、損害保険会社の立場を含みつつ、かつ、浅学ではございますけれども、保険学ないしは損害保険の理論というものがございますから、その立場で、ここに御審議されております二つの法案に関連する点を申し上げます。
ただ保険学的な形式的な議論で、保険だから相互扶助でやるのが当りまえだということは、学者のたわごとでございます。日本の政治は生きている。苦しい人はそういう理論では助かりません。失業問題であるとか、あるいは病気の問題は、ほんとうは国家が全体に保険の問題でなしに片づけなければならない問題なんです。それを政府の政治が貧困であるために保険にしわ寄せしているわけです。
健康保険は保険だから、給付について保険料でまかなわなければいけないというような、ごく狭い意味の保険学的な意見がいろいろとこういう問題に影響を与えているように思うわけでございますけれども、そうした問題ではないと私どもは考えるわけでございます。
大体以上申し上げましたような点が私のこの法案に対する、保険学研究をいたしまする学究としての意見でございます。公述を終ります。
たとえば同じ保険学をやつておられます印南教授も言つておられることでございますが、一般の人々のみではなく、保険学をやつておられる学者連中の中にも多く見受けられる誤りに、保険と共済精神との関係に対する十分明確な理解を持つていないということがございます。
○赤澤與仁君 保険料率の合理化と、この農家負担が限度に来ているというようなことから考えまして、先ほど来お話がありましたような社会保障的な立場から考究さるべきで、単に保険企業とか保険学で言われるような事柄であつてはならないというようなお話もあり、又そういうような趣旨で農林省においてもお考えになつておるというようなことでございますが、この料率の改訂に伴いまして今後本制度の改善を図るために御研究になつているようでございまして
○赤澤與仁君 実はその点をお伺いいたしましたのは、今料率の改訂に関しまして安全割増を見るか見ないかということによりまして、政府と農家負担の割合が出て来るような関係がありまするので、若し将来基金制度を設けまして参りますと、資金操作の面におきましてこれをずつと長期的に見ました場合、或いは又保険というものを何と申しますか、共済的な考え方で見るか、保険学の言う保険として見るかというような点から考えましてこの