1956-03-05 第24回国会 参議院 本会議 第17号
次に保険医対策のお話がありましたから、私からも厚生大臣に伺いたいと思います。 われわれ社会党の保険医対策は、保険医を信頼し、その能力と社会的地位を高く評価し、保険医、同歯科医師、同薬剤師等療養担当者を運営機能に参加させるという考え方であります。
次に保険医対策のお話がありましたから、私からも厚生大臣に伺いたいと思います。 われわれ社会党の保険医対策は、保険医を信頼し、その能力と社会的地位を高く評価し、保険医、同歯科医師、同薬剤師等療養担当者を運営機能に参加させるという考え方であります。
昨年の初めから政府は抗生物質の点数値下げの問題、保険収入に対する減税措置の問題、医薬分業の問題等について、ことごとに保険医対策を誤まり、政府と保険医と、この両者の関係は極度に悪化するばかりでありまして、ついに保険医に異常なる憤激と反感を与え、これが医療費増大にしらずしらず影響を与えたことは察知するにかたくないのであります。
どうしても根本的に社会保険医制度、社会保険医対策、その生活の保障政策、その保護政策、保護政策の中には課税問題もいろいろあるでしよう。政府全体としての問題それで如何に相互信頼の上に立つて行くかということ、保険制度全般を改めん限りは、現制度で行くということはどうしてもこの三点に向つて基本的なしつかりした具体策を立てて行かなければいかんのじやないかと思う。