1985-06-12 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第23号
そういう事情でございますので、私どもとしては、科学的な見地から見て象の鼻水域を保護水域にすべしという結論が当然に出てくるということにはなりにくいものでございますので、そこをエイヤと漁獲を制限するということにするというのもまた同時に非常に難しい問題ではないかというふうに思っておるのが現状でございます。
そういう事情でございますので、私どもとしては、科学的な見地から見て象の鼻水域を保護水域にすべしという結論が当然に出てくるということにはなりにくいものでございますので、そこをエイヤと漁獲を制限するということにするというのもまた同時に非常に難しい問題ではないかというふうに思っておるのが現状でございます。
彦名地区約三十ヘクタールについて、現在ハクチョウの飛来している数が多いわけでございまして、これをまず当面は保護水域として、工事の過程において極力残していきたいと思っております。
わが党は、このようなこそくなやり方ではなく、まず第一に、沿岸に広範な漁業の保護水域を設定し、よごれた漁場を浄化して、自然の生産力を最大限に利用できるようにすることを主張しているのであります。
さらに、このケーブルの存続をはかるために、国内にだけ適用される地位協定を国外にまで及ぼし、保護水域というあいまいきわまりない取りきめまで行なうことは、地位協定の乱暴な拡張解釈であり、安保条約の変質を典型的に証明するものであります。
○土橋委員 彼は、保護水域というものも制限水域というものも全然知らないで答えておるわけなんです。制限水域は、先ほど言うように、横須賀の軍港の中の、埠頭の中の近くにその船舶がくっつくために必要な地域を認めているのだ。保護水域というものは全然規定がないわけなんだ。地位協定の規定は合意議事録の中にないわけなんだ。そういう発想は、これは記録によってはっきりしておるのですよ、吉野さん。
私は次に、松本質問に対して当時の吉野アメリカ局長は、保護水域のようなものを何か設けなきゃならぬと思っておる、こういう説明を言いました。保護水域というのは一体どういうものであるのか、法律の規定によって、どこに根拠を持って保護水域というものを認めようというのか、説明してもらいたい。
○土橋委員 保護水域と制限水域とは全然違うんだよ。制限水域というのは、横須賀軍港における岸壁などについて若干の距離を認めるということなんだ。保護水域というのはいまだ規定がないわけなんだ。新しい事実をあなたは想定して説明したわけなんだ。どこの法律の根拠にそういう保護水域なんてものがあるのか。保護水域の性格なりそういうものがどういうものであるか説明してもらいましょう、そんなものはないんだから。
すなわちこの保護のために何かしらの保護水域とかそういうものを設ける、そういうことが必要になるのじゃないかとわれわれ考えております。
この法律に基づいてどれだけの河川をあなた保護水域として指定したんです。まあ私は北海道しか知らないが、北海道見たって、一番問題になっている川は一本も入っていないんです。保護水域として指定していない。農林省もそういう姿勢で、さて今度は、都道府県にこの開発区域をきめなさい、そして開発計画を定めなさい、こう言ったところで、いま長官が言われているようなそんなようなことになるわけがないですよ。
○津川委員 そこで法案でございますが、私たちは浅海開発事業と取り組み、漁業、養殖業の保護水域をつくり、沿岸漁業のために漁港を整備することなどによって、水産資源をふやし、沿岸漁業を発展させることができると考えております。 二つ目には、米軍と自衛隊の演習場、射爆場を取り払うこと、沿岸の埋め立てや公害を規制し、よごれた漁場をよみがえらせることなどによって漁業環境を整備することができると思います。
ところが下水の認可とかそういう面につきましては、やはり下水独自の立場というものがありまして、アユの保護水域を守るために何とか下水の処理場をつくろうと思うのだが、現実にはなかなか行政のルートにのってこない。地元で一生懸命やっておるがなかなかそれができない、こういうようなことがあるわけでございます。
そういうような点で、いま、現在の農林省の方針としては、魚をつくりつつそして既成事実の上に立ってその保護水域というものを決定していきたい、こういうような基本的な考え方があるわけでございます。でありまするから、本年は特にその漁業基盤というものを確立しなければならぬ。
その意味においては、機械化、合理化を先にすることよりも、私は、いわゆる規制水域を、自分らで保護水域をつくって保護していくなり、あるいはそこで操業する隻数を少なくするなり、網目をどうするなりして魚族の保護ということを考えていかなきゃならぬと思うのであります。そういう点のほうがむしろ以西底びきの健全な経営につながると考えている。
それから資源保護水域水質汚濁調査委託費といたしまして、特に水産資源の上では水質汚濁に敏感なアユでありますとか、サケ、マスというような川をさかのぼる魚類の保護水域につきまして汚濁源を調査して、この対策をはかりたいというために、特に百七十万円はかりの予算を計上しております。
それからなお、水産の資源のうちでも特に河川では大切でありますアユとか、あるいはサケ・マスというような重要な魚類の保護水域につきまして、こういう魚類が産卵あるいは繁殖するというような場所の汚濁は特に避けるべきでございますので、この点の水質の調査というような点を特に重視いたしまして、これらの水域の十二水域につきまして汚濁調査を委託してございます。
次に、農林大臣にお尋ねしますが、大臣は、沿岸漁業の発展のために重要なこれらの漁場を資源保護水域として指定、同水域において漁場を荒廃させ資源保存の妨げとなるごとき汚水の流水等を阻止し、あるいは漁場の埋め立てを規制する措置をとる決意を持っておられるかどうか、さらにまた、沿岸漁業におけるかかる地域差をなくすために、生産性の低い地区に対してどのような振興対策をとろうとしているのかをお伺いいたしたい。
○赤城国務大臣 共同水域の外に資源保護水域を設けるなんて話し合いになっていません。共同水域内におきましても、共同水域外におきましても、資源の調査をいたしましょう、こういうことでございます。
○中村(重)委員 そこで、資源保護水域の、韓国の資源保護法の関係とか、そういったような点に対する問題が残りはしませんか。
(2)の経費は、県の水産試験場でその水質保護水域につきまして調査をいたす委託費でございます。 次に、通産省関係を申し上げます。 一番目の水質汚濁対策費、これは通産省所管の対象の工場が非常に増加をいたしまして、その工場排水の処理施設等の調査を行なうというので、増額をいたしております。
聞くところによりますと、朝鮮総督府時代に、魚族によって違いはあったが、すでに韓国の漁民を保護するためにいろいろな保護水域があったということを聞いております。われわれの国におきましても、今日トロール船というものの非常な活躍からいたしまして、沿岸漁業というものはほとんど全滅に帰しておるのであります。
○長谷川(保)委員 韓国の皆さんに言わせますと、総督府時代に日本自身が、みずからそういうふうにやっておったじゃないか、しかるに今日、日本は復興した、韓国はいまほんとうに困っているというときになって、日本ほどの大きな、復興した国が、その、かつて総督府がやっておった保護水域を無視して入ってくるというのは変ではないか、みずからかつてそういう線をつくっておいて韓国の漁民を保護しておきながら、今日韓国が独立したからといって
○長谷川(保)委員 いまお話しの済州島の東北のところは、私の資料としていただきました図面では、総督府時代に魚族の保護水域になっておったようであります。底びき禁止線ですか、になっておったようでありますが、そこへやはり今日入っていってとっているのでありますか。
そうして資源保護上重要な水域及び沿岸漁業振興上重要な水域を資源保護水域として指定をし、その水域における埋め立て、汚水流入を禁示する、それだけの強い措置を水産資源保護法の中に盛り込んでいく。 それから二番目に、工業用地の造成、工業配置計画の作成の場合に、漁業振興計画をも考慮して行なうように、政府の中で特別な配慮が要る。これは先ほどの小宮委員が指摘されたとおりなんです。
私どもは、昨年の漁業法の改正の際にも、沿岸漁業保護水域という規定を漁業法の中に入れるべきではないかという主張をし、そのような改正法案を実は社会党提出としていたしたのでありますが、残念ながら社会党案は敗れてしまっているわけであります。しかしいまこの沿振法の審議に際しまして考えますことは、漁場の確保ないし拡大がなくして沿岸漁業の安定ということはあり得ないわけです。
制限あるいは禁止するなどの規制措置を講じなければならないという、そういう強い点が第四条関係の問題としてさらに前進をさせなければならぬと思いますし、また同時に、資源保護の点では、稚魚の点について乱獲が行なわれるということになると問題でありますから、一部の問題を除いて、稚魚等も、捕獲についての禁止というものも真剣に検討していかなくちゃならぬじゃないかというふうに思いますし、今も長官のお話のように、資源保護水域