1949-11-25 第6回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
ただ現情におきましてはいろいろな見方がございますが、一つは私は既存の銀行というものは、あまりにもよく保護され過ぎているということが言えると思うのであります。現在のところ一県一行主義を廃止と申しますか、看板をおろして以来具体的な計画はまだ一つも私どもの手元に出ておりません。
ただ現情におきましてはいろいろな見方がございますが、一つは私は既存の銀行というものは、あまりにもよく保護され過ぎているということが言えると思うのであります。現在のところ一県一行主義を廃止と申しますか、看板をおろして以来具体的な計画はまだ一つも私どもの手元に出ておりません。
それで中小企業の輸出に関する組合に対して、何か保護を通産省で考えているかということを聞いているのです。 第三には、為替の割当が資本面、資材面において、必ず大資本に集中することになります。そうすると独占企業の強化になりませんか。これをどうお考えになるかということを聞いているんです。
これでどんどんやれるのだ、保護する必要はないとお思いになるのですか。あるいはこれではとてもやれない。競争にも勝負にもならぬとお思いになりますか。その点をお聞かせ願いたい。
第一にそれなら外国の銀行、外国の商社が進出して来るのに対して、日本の銀行と日本の貿易業者、生産者をどうして保護なさるのですか。何か具体的な案が通産省にはおありですか。
それから沿岸漁業保護育成に関する決議案、共産党。この四つがこの前の運営委員会で保留になつております。その後本日OKが参りまして正式に提案となつた決議案が五件ございます。それは森農林大臣の不信任決議案、これは共産党から出ております。それから同じく森農林大臣の不信任決議案、井上良二君外百二十一名野党連合の提出。それから東北振興に関する決議案、小笠原八十美君外六名。
○石田(博)委員 そうすると神山君にお伺いいたしますが、沿岸漁業保護育成と、引揚促進並びに予防接種、この三つについては、各派協同提案にするよう、あなたの方で努力されるわけですね。従つてきよう決定することは延ばしたいという御希望ですね。
それをねらうことが当然でございますが、それをどこにうたつてあるかと言いますれば、「通運に関する秩序の確立」という点につきましても、混乱のない秩序のもとにおきまして、たとえば荷物事故をできるだけ防止するようにするとか、あるいは不幸にして事故が起つた場合には、その損害の賠償責任をはつきりしてやるというような点で、荷主の利益を保護することは必要なこととして考えたい。
この協定に参加しますれば、一ブツシエル最低価格第一年度一ドル五十セント、毎年十セントずつ逓減して、二九五三年度には最低一ドル二十セントとなる、この価格に四ケ年間縛られることになりまして、政府としては、「この協定が世界の小麦取引総量の半分について価格が安定せしめられることになり、又世界の小麦市場を左右する米国の小麦は、農産物価格支持制度でその価格が保護せられているから、この協定に定める最低価格よりも更
尚(「具体的な問題を答えなければ駄目じやないか」「答弁になつておらん」と呼ぶ者あり)朝連の問題及び学校の生徒の保護のために警察官が派遣されておることに対しましては、後程文部大臣からお答え申上げる次第であります。 〔国務大臣高瀬荘太郎君登壇、拍手〕
反対論の要旨を申し上げますると、この種産業の重要性にかんがみ、従来の助成策を放棄することなく、かえつてさらに強力な保護政策を採用すべきであり、この見地から、むしろ国営に移すべきであること、金融逼迫、株価低落の折柄、政府出資株の大量放出はさらにこれに拍車を加えることとなり、所期のごとく財政收入の増加をはかり得るや疑いなきを得ないこと、国内産業の骨格とも目すべきこれら重要産業の自主独立性を喪失し、外国資本
すなわち政府は、今まで国家の保護と助成によつて今日に至つておりまするところの日本鉄鋼業を、この際突如として民営に移し、そうして政府の出資を引上げ、その上に日本製鉄会社法それ自体をも廃止してしまうという考えなのであります。これは、表面上の理由は財政上の理由と言うておりますけれども、その実質は、日本の鉄鋼業に対する国家の保護と助成の放棄なんだ。
私の反対理由の第一点としては、従来国策会社として非常に保護助成をされて来ましたこれらの会社が、何らその重要性を減退しないにもかかわらず、政府は鉱業政策全般の対策を立てずして、ただいたずらに自由放任する、ということは、国際場裡において、これらのわが国内産業が非常に不利な立場に立ち、遂には、ただ單なる外資の導入のみによつて救おうとする、ならば、その外資導入は、わが国のそれら産業の上に重大な影響をもたらすものであるということ
即ち、法法案は、処罰的なものでなく、保護的、善導的性格を有するものでありまして、且つ社会的性格を有するものでありまして、且つ社会的協同生活の正しい自由を抑制するものではなく、酒類営業を圧迫するものでもありません。
第二項といたしましては授産場は言うまでもなく、貧困者に対しまする経済保護施設でございまするが、我が国の貧困者の考えておりまする考え方、国民の貧困という事象に対しまする観念を、ここに改めて分析検討を加えまして、貧困者に対しまする施設の特殊的意味を明かにいたしまして、授産場の必要性を側面から高調いたして置きました次第でございます。
国際的に生産の高いものは、今まで與えておつたような保護を與えないで行こう、こういう見地がそこに現われておるように見えるのであります。こういう見地から、日本の経済の構造をもう一度考え直してみよう、これが、私はあの計画の変更の一つの大きな理由になつておるのではないか、こういうように考えておるのであります。
そういう新しい方向がとられるようになつて参りまして、先ほど工業についても申しましたように、農業におきましても国内の農業を保護するのであるか、それとも資本主義の要請から、国内農業の保護という問題を第二にいたしまして、まず食糧の輸入——今のところ輸入価格が国内価格より高いのでありますけれども、これは先ほども大蔵大臣も申されましたように、次第に世界的には穀物の生産力が復興いたしまして、過剰になりつつある、
農民の利益なり、また農業保護については、政府としては十分に考えたいと思います。但し今日において主要食糧が不足しているということも事実であり、また日本のごとく風水害がしばしばあるところにおいては、相当の国民食糧については余力を持つておるということも、国民の食生活の上において肝要なことでありますから、今年は食糧を従来以上に輸入ができるならばとつておくがいい。
ここで私どもお伺いいたしたいと思つておりますことは、今後の農村恐慌に備えての政府の農村保護政策をこの食糧法の一部改正と並行してどのようにお考えになるかという点を、伺つておるわけであります。
ただいま御指摘になりました通り、米価が農業の再生産を確保する、農家の生産原価を割らないと保証できるかということについては、いろいろ御意見もあろうと思いますが、生産者の立場のみでなく、あわせてまた消費者の立場も考慮して決定された米価であるということからいたしまして、輸入食糧も相当多量のものが予想されておる今日としては、このためにこうむるいわゆる農村の恐慌と申しますようなものについては、十分政府が強力なる保護政策
このような状況から考えますと、私ども農政に関係いたす者といたしましては、特殊な地理的條件のもとにあります日本の農村の保護政策の問題を強く取上げて、今後の農政の根幹としなければならないという点を痛感いたす次第であります。
この点については質疑のときにも申しましたが、そうなつて行つて、日本の産業が正しい意味で保護育成されて、日本の産業が復興できるか。單に今の統制が撤廃されても、必ずしもそうなるとは私は思わないのであります。下手をすれば、ここでもまた新しく日本の産業が破壊されるおそれも十分あるのであります。
それと同時に、日本通運という非常に規模の大きな業者がございますので、これに対抗する上からいたしましても、お互いに新たな業者の方々を、商取引の上においても便利になるように、一つの小運送業者として保護育成して行くという上からいたしましても、これの中核となるところの、小運送によつて生じますところの債権債務の決済であるとか、あるいは債権の取立てをするというような事業を行うところの通運計算事業を、この法律において
第三に、本法は通運事業の公共性にかんがみ、荷主公衆の保護と利便のため、事業の公正なる運営を期し、業務取扱いの面で通運約款、荷主に対する責任に関する事項等に関し規定を設け、通運行為の法律関係を明確にしております。 第四に申し上げたいことは、通運計算事業についてであります。
○栗山良夫君 大体分りましたが、是非共そういう工合に労働省も努力を願いたい而もその内容は労働者の保護になり得るような内容にして頂きたいと思いますが、私の承知いたしております限りでは、只今の労働協約がうまく結ばれない、労資の関係の暗礁になりますものは経営参加の問題であろうと思います。
こういうように考えられますので、現在の法制の下ではやはり看護婦の労働時間その他を制限して、これに法律的な保護を與えることが適当であると考えまして、現在労働時間の制限その他の措置を取つておりますが、ただ御指摘通り看護婦の仕事は相手が人間でありまして、いつその仕事を受けるか分らんというその間の労働が相当に多い。
なお本会社に対する政府の今後の施策は、石油鉱業全般の基礎の上に立つて考慮し、石油鉱業の特殊性に基く保護助長を構ずることとし、この帝国石油株式会社はいずれこれを廃止するのであるということを、明確に表明しておるのであります。
すなわち政府のお考えでは、従来国家的な保護と助成によりまして、今日になつたところの日本の鉄鋼業を、今回突如として民営に移す。政府出費を引上げる。同時に近き将来、日本製鉄株式会社法それ自体をも無条件に廃止するというお考えである。これは表面上の理由はともかくといたしまして、その実態は日本の鉄鋼業に対する国家的保護と助成の放棄なのであります。
人事院の存在というものの意義が、国家公務員法第一條に規定されておりますところの、いわゆる職員の福祉及び利益を保護するための適切なる措置を含んだところの根本的基準を確立し、公務員がその職務の遂行に当り、最大の能率を発揮し得るように民主的に方法で選択され、且つ指導さるべきことを定め、以て国民に対し、公務の民主的且つ能率的な運営を保障することを目的とするということが人事院規則を制定したところの趣旨であり、
先ずその前提となりますところの人事院の政策というものについて申上げて見まするならば、人事院は民主的、能率的といういわゆる我々公務員の活動について、いろいろと保護し育成して行くということを言われておりまするが、現在の人事院に果してその能力ありや否やということを私は考えるものであります。先ず現在我々が要求しておりますところの賃金の問題につきましても、給與ベースの改訂は未だ人事院はなされていない。
○加藤(充)委員 この前の委員会で、人事院は今まで職員の福祉や利益を保護するということになつておるのに、何をしたかという質問に答えて、人事院は過ぐるときに六千三百円のベースを実現した。あのときに人事院がときをあやまたずに、あの瞬間あの時期において六千三百円の勧告をやつたからこそ、六千三百円は低いとか安いとか言つているけれども、一応通つたのだ。
○加藤(充)委員 どうも私の方は人事院がない方が——そうして二十八條などというようなものが、もつと合理的に改正されなければ、職員の待遇なり、生活なりというものは守られないし、第一條にまつ先にうたわれている職員の福祉及び利益を保護するために適切な措置をやるという人事院の機構、法律そのものが、私は職員の生活なり給與を守つて行くものでないという結論を持たざるを得ない。
又私はこの間病気になつて国立病院に入りましたけれども、今日の病院の、いわゆる健康保險とか、或いは生活保護法によるところの救恤というようなことで、国立病院の医療の状態がどういう状態にあるか。そういつた方面の国の費用が本当に使われておるかどうか。そういうような点もよくお考え願いたいと思います。又更に学校の現在の状態、今の日本が文化国家と言いながら、どれだけこの文化の荒廃を招いておるか。
それは文化財保護法の問題でありますが、これはすでに皆様御承知のように、参議院の方で一昨年より愼重審議をされ、去る第五国会に提出に相なつたのでありますが、審議未了に終つております。衆議院側としても本委員会において大体きまりましたので、はなはだ僭越でありますが、皆様方の意のあるところをくみ入れまして法制局と衆議院案というものをつくりまして、すでに皆様方にお読みいただいておることだと思います。