1997-03-26 第140回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
○須藤美也子君 最初に、来年度の加工原料乳の保証価格決定に当たりまして、農水省はどういう姿勢で臨もうとしているのか。もちろん、私は引き上げの方向で臨まれると思うのですが、どうですか。
○須藤美也子君 最初に、来年度の加工原料乳の保証価格決定に当たりまして、農水省はどういう姿勢で臨もうとしているのか。もちろん、私は引き上げの方向で臨まれると思うのですが、どうですか。
○矢上委員 最近、配合飼料が下がりぎみとはいえ、数年前に比べればペース的に上がってきておるわけですから、その辺のかつてのレベルと今のレベルをきちんと比較していただきまして、やはり高い傾向にあるのではないかということもきちんと配慮して、保証価格決定等に向けて頑張っていただければと思います。 続きまして、消費税の問題についてお聞きします。
この問題はいずれこの保証価格決定の問題と絡んでもう少し議論をしていきたいと思いますが、いずれにしても、全中の畜産対策中央本部長も、国内畜産は自由化、関税化で輸入が洪水のように押し寄せ瀕死の状態だ、この事態を打開しなければならないと、瀕死の状態だという言い方をされているわけであります。
今、ことしの算定説明資料、明細に出ておりますから、私も持ってきて中身を見ておりますけれども、この算定要領の保証価格決定の、この日本語で書いてある言葉には明確であります。一切のさまざまな計数ではかられない要素というのは挿入されない仕組みになっております。
そういうふうなところがまず第一点きちんと見られるかどうかということですし、このぬれ子の問題がこのたびの加工原料乳の保証価格決定の大きな役割、位置づけ、要素になる、このように思いますが、この点についてまずお尋ねをしたいと思います。
○佐野説明員 お話でございますが、たとえば昨年の保証価格決定以降、二度にわたる配合飼料の引き下げというふうなこともございましたので、将来に向かっての不確定要因がどちらへ働くかということは、必ずしも一概に申せない事情がございますし、それから、その間にいろんな情勢の変化があり得るわけでありますから、そういう意味では、どちらがどうというふうには申し上げられないわけでありますけれども、不確定要因によって生ずるいろいろな
○芳賀分科員 時間が限定されておるので率直に尋ねますが、いま大臣の言われた今年度の加工原料乳の保証価格決定について、昨年は前年度に対しましてキロ当たり三円三銭、指数で六%余引き上げでありまして、近年では相当上昇したことになっておるが、これはまあ実際は据え置きと同様であります。
ただ、基本的には、えさを含めた生産費の値上がり分は価格に反映さしていくということが必要ではないかというふうに考えておりまして、来たるべき畜産物の安定価格なり保証価格決定に際しましては、そのような事情を織り込んで適正にきめたいと思っております。
ひとつ政府当局としては、四十九年度の保証価格決定にあたって、私がきょう九十四円五十銭という提案をしたということも踏まえて、十分昨年の秋に農林大臣に対して建議をした私どものこの内容等を勘案の上、早急に四十九年度価格決定に取り組んでいただくように要望を申し上げておきます。
これは最も最近時点におきます物価、賃金の動向なり、その他保証価格決定の基礎になります生産費の動向について現在諸資料を集めておるということでございます。
保証価格決定の際に負債整理問題の大綱がきまっておったわけでございますが、事柄の性質上、できるだけ早く結論を得たいということで努力してまいったわけでございますが、ほぼ結論が出ましたので、その内容について申し上げたいと思います。
なお、御質問の中に配分等の問題がございましたが、この点につきましては、保証価格決定の経緯を尊重してきめなければならないというふうに考えておりまして、早急に結論を得たいというのが現段階の実情でございます。
保証価格決定の経緯と申しますのは、やはり加工原料乳の数量等を勘案することが重点であるというようなことに相なるかと思いますし、ただ、一面では市乳化促進の努力をしている地域というものもございますので、それに対する配慮も必要ではないかとか、それには生乳生産全体の停滞ということがわれわれ最も心配しておるところでございますので、そういうものに対する配慮も必要ではないかというような、もろもろの諸元がございますが
その次は、これは保証価格決定上重大な要素になるわけでありますが、毎年生乳生産に要した自家労働の労働生産性を全部コスト引き下げの要素に使っておるという点であります。昨年、昭和四十七年度の農林省の生乳生産費を見ても、搾乳牛一頭一年間の飼養労働時間が平均でこれは二百五十一時間ということになっておるのです。
本件プロジェクトの規模、内容、意義などにかんがみまして、私ども日ソ経済委員会は、政府が本案件の原則問題、クレジットの額、方式、引き取り、供給の保証、価格決定の基準等につきまして、ソ連政府との間で合意を達成することを交渉開始の前提条件と考え、さきに昨年末前内閣に対しまして要望し、また、去る七月下旬、現地視察の報告を提出するとともに、重ねて現内閣に対してこれを要望いたした次第でございます。
○美濃委員 もう保証価格決定の直前なんですが、いつの場合でも、もう二、三日だというのに、いまの時点で目下検討中だと言うが、検討はできているのでしょう。検討はできておりますが、これこれかくかくの理由で発表できないと言うのならいいが、いまの時点で目下検討中、これはもう少し国会の権威というものもあるわけだから、あなたのほうで、事務上あるいは制度上いま公表できないならできないと言えばよい。
○桧垣政府委員 保証価格決定の件については、政務次官からお話のあったとおりでありまして、私どもは事務的な作業にはもとより従事をいたして、またその責任は私の負うところでございますが、基本的な方針の決定につきましては、最終段階では、私どもはその場所にも居合わせませんで決定されたのでございますから、私が指導的に動いたということは全くございません。 ————◇—————
三、第四十八国会における赤城前農林大臣の基本的な考え方については、今後とも保証価格決定の理念として生かしてまいりたいが、自家労働報酬が他産業労賃と均衡しうるという政策目標は、わが国酪農の今後の発展を考慮し、生乳の価格政策を含む酪農諸施策の展開過程において充分検討されるべきものと考えている。 かように統一的に意見を申し述べることにいたしたいと存じます。
でございますので、これはいろいろ検討してみたいと思いますけれども、特別の部会を置くとか小委員会等を置くとか、この保証価格決定につきましても、妥当な結論が出ますように、運営をなお深く研究してみたい、こう思います。
たとえば保証対象乳というものをどういうふうにするのか、あるいは保証価格決定の方式をどうするのか、あるいはまた補給金財源として、乳製品の輸入差益を充当するような考え方もありますが、それについての問題点もある。まだそのほか数え上げれば数多くの問題点があるわけですが、そういう問題点を持っておる乳価制度について、審議会の委員を招集して懇談会をやろう、こういうことなんですか。