1982-03-23 第96回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
○村沢牧君 松が枯れること、あるいはマツクイムシを防除するということは、一つには松食いが予見をされる山林の保育林だとか、あるいは予防対策、早期発見、またその原因の究明、防除対策あるいは枯損木の処理、樹種転換など、山林所有者はもとより地域ぐるみで総合的に行わなければならないというふうに思いますが、大臣の見解はどうでしょうか。
○村沢牧君 松が枯れること、あるいはマツクイムシを防除するということは、一つには松食いが予見をされる山林の保育林だとか、あるいは予防対策、早期発見、またその原因の究明、防除対策あるいは枯損木の処理、樹種転換など、山林所有者はもとより地域ぐるみで総合的に行わなければならないというふうに思いますが、大臣の見解はどうでしょうか。
このような情勢に対処いたしまして、造林の一層の推進を図るために、昭和五十四年度から五十五年度にかけまして、造林補助制度におきまして、植栽から保育に至る一貫した造林事業を市町村の指導のもとに集団的、計画的かつ組織的に行います森林総合整備事業を創設するとともに、農林漁業金融公庫造林資金におきまして、一定要件を満たすものについて、償還期限、据え置き期間の延長の特例措置、あるいは融資対象保育林齢の従来の原則十二年
昭和五十四年度民有林造林事業予算要求の重点となっている森林総合整備事業は、都道府県知事が、森林面積おおむね一千ヘクタール以上であって一定要件を満たす地域を森林総合整備地域として指定し、事業としては再造林、拡大造林、天然林改良保育及びこれらの事業に付帯する作業の開設のすべてを補助の対象にするとともに、保育林齢を二十五年生まで引き上げるというもので、五十四年以降十カ年を目途に三千五百地域を指定することとし
したがって、全国計画とか、それに即しまして私ども造林を実行いたしますと同時に、ただいま大臣からお答えいただきましたように、農林漁業金融公庫の保育林齢を上げるとか、融資条件を改善するとか、あるいは普通林に対しましても下刈りとか除伐等の助成をするという制度等を確立し整備していくということによりまして、私ども、活力のある森林をつくる、そのことが木材生産なり公益的機能を果たす森林の造成である、こういう感覚を