2006-06-12 第164回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
また、少子化基本法に基づく大綱の具体的実施計画でございます子ども・子育て応援プラン、これを平成十六年末に策定をいたしまして、これまでの保育中心であったエンゼルプランとは異なりまして、若者の経済的な自立、それから働き方の見直しや両立支援、それから地域の子育て支援など、各般にわたる施策を具体的な目標を掲げまして総合的に進めているところでございます。
また、少子化基本法に基づく大綱の具体的実施計画でございます子ども・子育て応援プラン、これを平成十六年末に策定をいたしまして、これまでの保育中心であったエンゼルプランとは異なりまして、若者の経済的な自立、それから働き方の見直しや両立支援、それから地域の子育て支援など、各般にわたる施策を具体的な目標を掲げまして総合的に進めているところでございます。
こういうような中で、取組が進んでいない原因としましては、これは地方自治体に地方版エンゼルプランの策定義務がないというようなこと、それから、多くの市町村の取組が保育中心となっておりまして、総合的なものになっていないとこういうようなことから、必要性に対する認識がいま一つなのかなというようなことであります。
それから、副大臣は現実をよくおわかりになっていないようで、今のお話を聞いていますと、エンゼルプランは相当の効果を上げたようなことをおっしゃっておりますけれども、現実は、私が厚生労働省から聞いたお話ですと、市町村の数、千三百余りで実施された、内容も、保育中心で、総合計画の一部であるなど、不十分だったと言われているわけなんですよ。
また、これまでの地方版エンゼルプランに盛り込まれておりました対策が保育中心であったかというふうに思いますので、例えば、保育については、その地域の供給体制が十分であるといったような町、村では、特に策定をすることの必要性を感じていただくことが難しかったのかなという感じがいたしております。