2008-11-19 第170回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
これで一千万円だということでありますけれども、こういったやり方が、結局このお金はどこから来ているかというと、政府の保管米に対して支払っているまさに税金からこのお金は、直接ではないです、一たんは倉庫業者に入りますが、保管協会に行っているという話です。 全国では一億円になるという話ですけれども、大臣、こういったやり方、事務手続を見直していただくということはできないのでしょうか。
これで一千万円だということでありますけれども、こういったやり方が、結局このお金はどこから来ているかというと、政府の保管米に対して支払っているまさに税金からこのお金は、直接ではないです、一たんは倉庫業者に入りますが、保管協会に行っているという話です。 全国では一億円になるという話ですけれども、大臣、こういったやり方、事務手続を見直していただくということはできないのでしょうか。
確かに食糧庁としてはそれだけの人員、九千人からの人を抱え、もう食糧庁はなくなるわけですが、これも政府保管米、倉庫業者に高い価格で随契でそれを保管しているわけですから、保管料だけで確かに高い。こんなばかなことをやって金を使っているから、備蓄に金がかかるだ、百万トンに備蓄を減らすとか、そう言っているわけです。
その備蓄を、いわゆる高い政府保管米倉庫等にやるのではなく、自分で、国が備蓄倉庫をつくってやったらどうか。備蓄倉庫じゃなく、備蓄のサイロ、もみサイロ、もみで夏場だけ低温でサイロ保管すれば、大臣、食味としては十年、二十年もつんですね、これは。いざというときに主食用にもなる。
ただ、年度後半になりますと、自主流通米が抱えておりました八年産米の調整保管米という、これは前年産でございます。これの売却のめどもついてきた。
○永田政府委員 全部にお答えできるとは思っていないのですが、ただいま先生、韓国で百七十五万トンあるいは台湾で五十万トンという備蓄のお話がございましたが、今日米の備蓄の問題でいいますと、国の場合は、低温保管米ということでまことに味が落ちない良質な米の保管ということをやっておるわけであります。
私が聞いた範囲では、大きく三つか四つの方に流れていくんじゃないかというのですが、一つは酒米、二つ目が調整保管米、古米とか古々米を出す、それに見合った分を補てんするというふうなことに使われているというふうにもお聞きしております。三つ目はストック、備蓄ですね。ところがもう一つ、主食に転用するという話を聞くわけであります。私は数字も聞きました。この点についてはどうなんでしょう。
四十万トンの調整保管米に対する金利や倉敷料を農家がそれぞれ拠出するわけでありますが、お聞きするところによると、その額が約百五十億円という話だ。 そして四番目には、他用途米の助成は、去年は七万円でことしは五万円で二万円の減額だから、これが二十七万トンと考えるとこれだけで五十四億円ということになる。 それだけの要素を一応そこに書いたのです。
そこへもってきて調整保管米ですね。いろいろやってまいりますと、自主流通米の流通や値段の問題にも関係してくるというふうに思いますね。それらについてはどういうふうにお考えになっていらっしゃるのか。あるいは保管をする限りにおいては保管料もいただかなければなかなか経営もうまくいかないと思うんですが、保管料は保管者として要請をしていかれるのかどうか。
○政府委員(田中宏尚君) 米につきまして、去年いろいろと薫蒸を契機といたしまして問題が起きたわけでございますけれども、一番国民の主食でございます米についてそういう農薬上の問題が起きるということは我々としては何とか避けたいということで、本年度からできるだけ政府保管米につきましては低温倉庫を使いまして保管し、常温でやっておりますとどうしても薫蒸というものが必要になってまいりますので、その薫蒸を要しない低温倉庫
それから第三は、低温保管米の売却に際しましては、低温保管の効果が失なわれないうちに消費者に渡りますように農林水産省が定めております所定期間内における処理を励行すること。この三点でございます。
○説明員(石川弘君) 私どもは十九万トンの低温保管米は量としては使われるんではないかと想定はいたしておりますが、先ほど申しましたように、現実いま申し込まれております量は五万トン前後でございます。
それから、次に御指摘の五十三年低温保管米の販売の問題でございますが、これは御承知のような需給事情の中で、比較的良質の米に対する需要が強いという状況の中で、先ほどもちょっと申し上げましたように都道府県やあるいは関係業者の方からの強い要請もございまして、その希望数量について売却を行うということをしているわけでございます。
この保管米からエタノールを醸成するところのプロセスのある工場をつくってアルコールをつくったらいいじゃないですか。保管料は国民の税金、これが差し引きプラスになってくる。そしてこれがガソリンに混入されるということになる。また、日本の農林行政の中で休閑地、つまり遊ばしている、有効農地じゃなしに、米をつくるとかいうことじゃなしに、ヒエや草やアシをはやしている農地を奨励しているような形が農林行政にある。
○原田立君 五十四年度米を含めた政府保管米在庫量は六百五十万トンに達し、来年度は恐らく七百万トンに達するのではないかと、こういうふうに言われておりますが、現在の在庫数量及び過剰米の処理状況はどのようになっているのかというのが一点。
そこでお尋ねしますが、政府の保管米の払い下げの行方というものは一体どうなっているのですか。たとえば、昨年の十二月末に消費者米価を若干上げましたが、一番消費の多い一般非銘柄については、これは標準価格米の原料として使う。一般非銘柄だから普通米ですね。普通米の一等、二等についてはこれを標準価格米の原料として精白して、小売指導価格については十キロ当たり三千百二十五円にする、これは大体わかるのですよ。
そこで、政府の買い入れた保管米を米穀の卸売業者に払い下げる場合の安売りの中に、昭和四十七年から減額I、減額IIの安売り規定があるわけです。すなわち、減額Iは二百円安、減額IIは六百円。
だから、そういう点で食管制度を堅持していくという考え方が食糧庁にあるなら、買った方だけじゃなくて、売る方をきちんとやっていかないと、自主流通米だけはどんどんさばけていくけれども、政府の保管米だけはどんどん在庫になっていく、こういう実態があると思うのです。
それから、総理には、いま言った三つの提案をぜひひとつ各省庁も――いま中川さんは勘違いして、私は非常用の食糧というものを保管する倉庫を別につくっておきなさい、余った米があるから、政府保管米の倉庫があるからそれでいいのじゃなくて、やはり非常用のものは非常用のものとして米に対しても倉庫をつくりなさい、そういう提案をしているのですから、勘違いをしている。
それは、やはり今日掲げられている総合食糧政策というものの中で、仮に国の財政が苦しい、あるいは今度は保管米が、政府の手持ち米が多くなっても徐々に解消していくという手段がとられて、あるいは十年たった今日では、少なくともああよかったなという結果が私は出ていたんじゃないかと思う。ところが、そういうことが農家に対して私は非常に悪い影響を残しておると、こう思います。
こういうことでありますが、全国では、こういうカドミウム米なんというものは、政府保管米として何俵ぐらい倉庫の中に眠っているんですか。
最初に、米の汚染実態でありますが、PCBによる米の汚染実態については、去る十一日に東京都がまとめた「昭和四十七年度PCB総合調査」これによりますと、自主流通米、政府保管米二十検体の分析調査の結果、全検体からPCBが検出されております。