2021-06-08 第204回国会 参議院 環境委員会 第15号
○政府参考人(森山誠二君) 中間貯蔵に係る事業につきましては、全体約千六百ヘクタールの区域の中で地権者の方々の契約をいただいた土地を活用させていただきまして、環境再生事業の進捗に合わせて保管場、受入れ・分別施設、土壌貯蔵施設などの必要となる施設の整備を進めているところでございます。
○政府参考人(森山誠二君) 中間貯蔵に係る事業につきましては、全体約千六百ヘクタールの区域の中で地権者の方々の契約をいただいた土地を活用させていただきまして、環境再生事業の進捗に合わせて保管場、受入れ・分別施設、土壌貯蔵施設などの必要となる施設の整備を進めているところでございます。
一方、二十七年より中間貯蔵施設の保管場へ除去土壌等の搬出を開始し、三十一年の四月二日時点、今年の時点で、累計の搬出済みの量は二百六十三・八万立方メートルということで、三十年の十月に推計された輸送対象の除去土壌等の約千四百万立方メートルの一八・八%となり、会津地方や中通りの一部市町村からの輸送が終了しています。
○川田龍平君 平成二十七年より中間貯蔵施設の保管場へこの除去土壌等の搬出が開始され、一部市町村からの輸送が終了しているものの、累計の搬出済量は対象の二割程度にとどまっております。除去土壌等はできるだけ速やかに中間貯蔵施設へ搬入することが望ましい一方で、輸送の際の安全確保に万全を期さなければなりませんが、環境省の資料によると、定められたルートからの逸脱などの事例が報告されております。
○政府参考人(縄田正君) 現時点では土壌貯蔵施設の容量がまだ大きくないことから、輸送量全体の約九五%を保管場に搬入しております。数量で申し上げますと、三月十七日現在で、輸送量が約七十四万袋、このうち約七十万袋は保管場の方に搬入してございます。
また、福島復興に向けた仮置き場からの早期搬出のため、土壌貯蔵施設が整備されるまでの間、除染土壌等を保管する保管場というものを中間貯蔵施設内に整備をするということにもなってございます。 また、輸送時の安全対策につきましては、専門家による検討会も経まして、袋単位の全数管理でございますとか、GPSによる全車両の運行管理などの対策を行うこととなりました。
その中には、施設整備や輸送に係る費用の試算額が大きく膨らんでいるわけですが、実際にパイロット事業なども行って、輸送に係るような費用の見通し、安全対策ということも当然経費として乗ってくるわけだし、施設整備においても、土壌の貯蔵施設の基本の安全対策をどうやるのかということ、管理上の対策に対しての経費や、そこに持ち込めないような場合の保管場について新たに設けるということなど、それなりに実情に即した経費の上積
次に、大熊町に入り、除染土壌等の保管場、ストックヤード及び中間貯蔵施設建設予定地を視察し、環境省福島環境再生事務所より説明を聴取しました。中間貯蔵施設は十一月十五日から本格的な施設整備に着手したということですが、用地取得率は全体の約一割とのことであります。その後、居住制限区域にある大川原地区を視察しました。
これは輸送だけではなくて、保管場の設計、工事等も入ってございますけれども、当初、契約では約三十六億円でございましたけれども、現時点、変更後の契約総額では六十六億円ということで、当初の契約よりも大分増額になっているという傾向はございます。
○副大臣(井上信治君) どの保管場から輸送するかという優先順位については、これ非常に慎重な判断が必要だと思っておりまして、基本的にはなるべく早く搬出してもらいたいとやはり地権者や周辺住民の方はお考えだと思うんです。そういう中でどこから先に運ぶかということでありますから、やはり地元の意向を最大限尊重するということが我々の考えで、その上で協議をして決めたということになります。
○副大臣(井上信治君) パイロット輸送におきまして、どの保管場からどういう順序で輸送していくかということについては、保管をしている各市町村とよく協議をした上で決定をいたしました。その際は、市町村の意向というものを最大限尊重して決定したところです。 ちなみに、パイロット輸送において小中学校などの保管場から輸送した件数は三か所になります。
○副大臣(井上信治君) このことについては、保管場の例えばその土地の形状などにもよりますので、あくまで一般論、計算上の一般論として申し上げますけれども、三十万立方メートル程度の除染土壌等を中間貯蔵施設の保管場で保管するために使用する面積、これまでの実績などから約三十ヘクタール程度と考えております。
ことし二月、地元茨城県の保管市町村との会合が開かれまして、そこで環境省は、保管場の安全対策の強化、それから、住民説明会を開く、地域振興、風評被害対策を行うということを保管市町村の首長さんに提示したというふうに承知をしております。 先般、環境委員会で御視察いただきました茨城県日立市の小川市長からも、風評によって海水浴客がまだ戻っていない、そういう切実な声が上がっておりました。
ですから、我々政務といたしましても、やはり保管場の方に直接足を運んで、そして地域の方々のいろいろな御意見を賜るということは非常に重要だというふうに思っております。 私自身も、福島、宮城、栃木、千葉など、そういう意味では保管場のところに視察に行って意見交換もしておりますけれども、茨城の方はちょっと今まで機会がなかったものですから、ぜひ機会をつくってまた伺いたいと思っております。
次に、中間貯蔵施設までの車中において、環境省及び中間貯蔵・環境安全事業株式会社から同施設とその事業の概要について説明を聴取した後、大熊町にある同施設の保管場において、昨年三月から行われているパイロット輸送の状況を視察しました。
パイロット輸送におきましては、仮置き場から中間貯蔵施設、仮保管場にフレコンを搬送する際には、フレコン一つ一つの表面線量、これをはかることによって内部の土壌等の濃度を確認するということをしてございます。
少なくとも今、済みません、保管場の話ですけれども、これは契約までに無償による使用を地権者の方にお願いをして、御理解をいただいた方のみにその地権者の方々の用地を保管場として活用させていただいておりますので、この件は御理解いただきたいと思います。
それから、現在、施設内の保管場の工事を鋭意進めてございます。七月三十一日には、第三弾の保管場の工事の入札公告を行ったところでございまして、これによりまして、この一年間のパイロット輸送の段階で必要となります保管場の容量を確保できる見込みが立ったという状況でございます。
本格輸送において大量の除去土壌等を輸送する段階に向け、安全かつ確実に実施できることを確認するため、おおむね一年間、パイロット輸送を行うこととしており、本年三月十三日には中間貯蔵施設の保管場への搬入が開始されたとのことでした。 次に、浪江町に入り、馬場町長から説明を受けながら請戸地区の復興の現状を車中視察いたしました。
これらの輸送により必要となる保管場の用地については、地権者の皆様の御理解の下、大熊東工業団地及び双葉工業団地において無償による土地利用の承諾をいただいております。
それから、ちょっと趣旨は違うわけでございますけれども、保管場ということで、パイロット輸送の搬出先ということで保管場を確保させていただいておりますけれども、使用承諾に基づく工事を進めさせていただいておりますが、これらの所有者の方は中間貯蔵事業に理解のある方ということでございまして、これらの方の数字を合わせましても現在のところは一%弱というところでございます。
この状況の中で、先般私、先月末に中間貯蔵施設の仮保管場の視察に行ってまいりました。これから中間貯蔵施設を造るまでの一年間、ここの仮保管場に搬入するわけですが、いずれにしても、本格的になるのは何年後になるか分かりませんが、そのときには、前回も申し上げたとおり、膨大な量が運び込まれるわけであります。
私は、先週の土曜日、帰還困難区域の中にあります大熊町の中間貯蔵施設予定地、そして廃棄物保管場を視察してまいりました。 ちょうど同じ日に、行方不明者の捜索活動を続けている南相馬市の上野敬幸さんが代表である福興浜団の皆さんが、大熊町の帰還困難区域となっている沿岸にいらっしゃいました。
さらに、現在、環境省やJESCOのホームページにおきまして、保管場内や施設予定地境界における空間線量率のモニタリングを行いまして、その結果を毎日更新しながら公表をしているところであります。土壌等の搬入によりまして線量が上昇していないかどうか、これを確認できるようにしておるわけでございます。
○副大臣(小里泰弘君) 中間貯蔵施設への除去土壌等の輸送についてのお尋ねでございますが、まずはおおむね一年程度、パイロット輸送としまして、それぞれの市町村から一千立方メートル程度ずつの除去土壌等を保管場に運ぶこととしております。このパイロット輸送を通じて、本格的な輸送に向けまして、大量の土壌等をいかに安全かつ確実に輸送していくか確認をしていくことになります。
取りあえず、仮保管場によって、四十二市町村からそれぞれ少しずつ試験的にこの廃棄物、汚染土壌を運び込むということが三月十三日からスタートをいたしました。これ本当に地権者との交渉がまとまらなければ、五年、下手すれば十年掛かってしまったら、三月十三日を起点として三十年以内に県外に最終処分場を造るということすらより困難になってくると思います。
また、施設への搬入については、おおむね一年程度、パイロット輸送として、各市町村から一千立方メートル程度ずつの除去土壌等を保管場に運び込むところでございます。それから、これより本格的な輸送に向けて、大量の土壌等、安全かつそれからまた確実に輸送を実施できることを確認していくこととしております。
そして、去る二月三日、一時保管場の整備工事に着手いたしました。政府においては、今後、搬入開始に向けて、地元住民、特に地権者に対し、改めて、原発事故によりふるさとを追われた人々の苦しい思いを十分にしんしゃくし、より一層誠意ある丁寧な対応で尽力していただくことを願います。
こうした取組を通しまして、地元の皆様の御理解を得つつ一日も早く搬入ができるように、引き続き、先日開始しました保管場でございますストックヤード、やっとこれは始まったわけでございますが、工事の着実な実施と、県から申入れのあった五項目、この確認が大切でございますので、このことについて最大限努力をしてまいりたいと、このように思っております。