1959-11-12 第33回国会 参議院 風水害対策特別委員会 第9号
○森八三一君 それから第三条の消費量は、食糧管理の場合に通例言われまする自家保有量というものを消費量と見るのか、不完全保有農家等の場合には配給量の方で見るのか、消費量はどこで一体押えるのか。
○森八三一君 それから第三条の消費量は、食糧管理の場合に通例言われまする自家保有量というものを消費量と見るのか、不完全保有農家等の場合には配給量の方で見るのか、消費量はどこで一体押えるのか。
○東畑政府委員 完全保有農家、一部保有農家等につきまして、県によつて非常に保有率が違うわけでございます。米だけで申しますと、三合を保有しておりますところと二合三勺のものとが平均ならしでありますがございます。従いまして三合五勺米食率を従来持つておつたということはございません。現に竹村さんの奈良県のごときは、完全保有農家でも三合二勺より米は食つていないはずでございます。
こういう意味におきまして、もしもこれに賛成し、もしもこれを支持する政党があるとするならば、一般消費者あるいは轉落農家、完全保有農家等から一大反対を受けるであろうことをわれわれは付言いたしまして、本法案に対しまして絶対に反対の意を表するものであります。(拍手)
それが併し末端の割当になりますと、只今御指摘がありましたように、或いは非農家というようなものにまで割当が行つておるというようなことでありまするならば、これは実は私ども只今まで一部保有農家等に割当が行つておるということまでは承知いたしておるのであります。全然の非農家に対してまで割当が行つておるというようなことでありますれば、これは相当の問題であろうかと思います。
○池田恒雄君 そうしますと、そういうふうに一部保有農家等に対してまで、相当強い割当が行つておるということは、末端における割当が公正に行つておらないという解釈になるわけでございますね。