1985-06-19 第102回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第7号
磯部先生も言われておる保安炭鉱、試験炭鉱という問題、今すぐやることはなかなか難しい問題も確かにあるでしょう。だがしかし、今十一に限られた炭鉱なんです。たった十一しかないのです。社で言うと四社ぐらいでしょう。そうすると、一炭鉱一保安モデルマイン、一課題を抱える、それぞれ炭鉱の特殊条件があるわけですからね。
磯部先生も言われておる保安炭鉱、試験炭鉱という問題、今すぐやることはなかなか難しい問題も確かにあるでしょう。だがしかし、今十一に限られた炭鉱なんです。たった十一しかないのです。社で言うと四社ぐらいでしょう。そうすると、一炭鉱一保安モデルマイン、一課題を抱える、それぞれ炭鉱の特殊条件があるわけですからね。
いまの鉱山局における要保安注意炭鉱といいますか、要保安炭鉱という注意炭鉱については、あらかじめ大体認定ができるのではないか、こう思うのですが、こういう点についてはいかがでしょう。
大辻炭鉱は、すでに数回にわたって模範保安炭鉱として表彰されており、その鉱業所長の瓜生氏も斯界のベテランでございまして、世間では非常に意外の感を持っているのでありますが、発火いたしまして、やはり訓練が行き届いておったのかと思いますが、全員出坑したのであります。坑内から脱出したのであります。
観念としてはあり得ましても、少しく、炭鉱の実態、坑内の保安、炭鉱労働者の気質を知る者であるならば、その不可能なことはおのずから明らかであります。