1949-04-13 第5回国会 参議院 予算委員会 第11号
昨年來満州なり或いはシベリアから引揚げて來ましてこういう開懇事業に体驗を持つ優良な人の入植を見まして、現在で二万五千世帶が入つておりまするが、更に現在待機しておる人もありまするので、この一万世帶を二十四年度においては入植して貰うということもやりまするが、この開懇、開拓がややもすれば行き過ぎまして國土保安を乱すような平地林の用木材を伐採して、そうして耕地に仕向けるというような各地に摩擦が起きております
昨年來満州なり或いはシベリアから引揚げて來ましてこういう開懇事業に体驗を持つ優良な人の入植を見まして、現在で二万五千世帶が入つておりまするが、更に現在待機しておる人もありまするので、この一万世帶を二十四年度においては入植して貰うということもやりまするが、この開懇、開拓がややもすれば行き過ぎまして國土保安を乱すような平地林の用木材を伐採して、そうして耕地に仕向けるというような各地に摩擦が起きております
また開墾の方におきましても、國土の保安を妨げない程度に開墾地をつくりまして、耕地の増加を求めて行くということにせなければならぬと思うのであります。こういうことで耕地を廣げ、そうして土質を改良して行くのに、農業生産者が農業生産に対して相当に報いられるように考えて行かなければなりません。いわゆる生産物資と農産物との価格があまりにもかけ離れておつてはいけない。
丁度そのときに今の保安所を作るために板を運搬して、一枚、二枚と建築場においてあるのを持つて來ました。その板に目をつけて、これはまともに持つて來たのじやないだろうから、持つて帰るからと言つて、三分の二くらい彼の知らない間に持つて帰りました。
これは削減の率は農業関係に比較しますと少いようでありますけれども、元來農林関係は、当初要求額そのものが、非常に内輪の見積りで窮屈なものであつたがために、この削減というものも致命的なものでありまして、現に治山事業費のごときも國土保安上、特に治山治水には努力をするということを大臣は言明しておられますけれども、本年度におけるところの事業内容というものは、昨年度に比較して著しく圧縮しなければならぬということになつております
整理するかもしれませんが、今日あるこの行政組織をして、ほんとうに国土保安の上についての森林行政を今までとは改めて行く、こういうふうに持つて行きたいと考えるのであります。今日の農林行政は現内閣がつくられたものではありません。
殊に水害等の問題は、すでに國土保安の上からやかましく問題になりまして、建設省の携わつてやつておる仕事であります森林の荒廃が、非常な原因をいたしておることは私が申し上げるまでもないのであります。特に現政府といたしましては、國土保安の上から治山治水に力を入れて行きたい。治山治水に力を入れる今日の仕事といたしましては、御承知の通り里山があまりにも濫伐過伐になつておる。
どうしてもこれは國土計画として國土保安の上から申しましても、この急流であり流域の短かいという河川に対しましては、一時に水が出て、水のないときには旱魃する。こういう両弊害を伴うのでありますから、今お話のようなダムを設けるということは、不要の民を貯蓄いたしまして、必要なときにその水を利用するという目的から、まことにいい事業であるのであります。
そこで森林所有者と農地委員会との摩擦ができまして、はなはだ遺憾なようなことになりましたことと、それが遂に平地林を開墾するというようなことから、防風林がどんどん切り拂われるというようなことになりまして、これはまことに國土保安の上から申しましても、遊水地帶を持つておらなければならない地方が開墾されてははたいへんだというので、昨年の一月と記憶いたしますが、開墾局長と林野長官との名前において、そういうような
になつておりまする角井川、藤木川、稗原川、半場川、祖父谷川、これらはいずれも菱伊川の支流あるいは神門川の支流、また仮梨川の支流でございまして、この砂防工事にいずれも同様焦眉の急務となつておるような実情でございますから、重要な部分について直轄砂防工事を御実施くださると同時に、これらの支流等につきましても、すみやかに御計画をお立ていただきまして、直轄もあるいは補助という方法をもつて、急速に砂防工事を実施せられ、國土の保安並
その誓約書の内容は、作業命令に対しては絶対に服從するように、第二番目に逃亡、治安その他保安事項のことについては、先ず速かに連絡をして呉れるように、若しこれに違背したときは如何なる処分も差支ないということは、各隊長とも取られておられる筈であります。
そこで我々の今一番憂えます点は、そこに空白期間ができては、炭鉱のように保安問題もありますし、四千二百万トンの増産を目の前に要請されておる緊急な、いわゆる時を急ぐ関係もありますのと併せ考えましても、どうしても設備資金は空白を起さないように注入して頂かないと、これが大きな四千二百万トン達成上の重大支障になるだろうという点を、一番憂えておるわけであります。
そこで國土計画を立てるに当りまして林野の利用区分をはつきりと決めて、これを法制化によつて裏付けして、いわゆる利用を変更する、例えば開拓をするとか、その他の利用に移す場合には、國土計画の一環の中でこれをするというような強い方策を設けて、林野区分を七〇%くらい残さなければ、日本の國土保安は保たれないと私は思うのでありまして、このために我々はどうしても國民の大きな課題として解決しなければならないと思うのであります
○石井説明員 最初の双岩村双岩並びに、石城間の中間に停車場設置の御要望でありますが、この御要望の地点は、勾配が千分の三十三という最急勾配区間でございまして、運轉保安上、駅をつくるのには最も不適当な事情でございます。しいて駅を設置いたしますれば、長い期間にわたりまして、トンネルの中まで含めまして、勾配を変更するという大工事をしなければならない。
これは現在海上保安廳がやつておるようでありますが、單なる船を安全に運航するという見地からのみでなくて、漁業を効率的にやつて参るという見地からも、どうしても水産廳がこれに強くタッチして行く必要があると考えるのであります。しかも資格試驗の日取り等のきめ方を考えますと、海上保安廳の旅費予算の関係と思うのでありますが、きわめて官廳の御都合主義によつてその日程をきめておる。
現在漁業取締りは海上保安廳でやつておる。ところがこの海上保安廳は、密貿易であるとか、あるいは船の安全航行であるとか、そういう面については確かに適格者であるのでありますけれども、漁業の取締りの画につきましては、多大の疑問を持つものであります。どうしてもこれは漁業行政を所管なさつておるところの水産廳が、漁業の実体に即した取締りをやる必要がある。
それから海上保安廳の取締りの関係でありますが、これは実は以西底引の取締りのごときも海上保安廳がやるべきだというような論があつた。実は水産廳において千五百トンの相当優秀な取締船の計画を立てて、予算の提出をしたのであります。その際に関係方面においていろいろな問題がありまして、保安廳と水産廳とのいわゆる所管爭い、それについては、遠洋漁業については水産廳ということが関係筋できめられたのであります。
また民有林においてもこれを保安林とし、あるいは國有林とした方がよいという部面も相当あるのでありまするから、すみやかに御質問の要旨に沿いたいと今計画を立てておるわけであります。
なおお話のような造林法の制定でありますが、これは自己の山であるから伐採後何年捨てておいても自分の自由だという氣持は、國土保安の上によろしくない。そういう場合に法の力によつてその山林所有者、土地所有者に植林を慫慂し、もしどうしても植林が自分の力においてできない場合においては、地方の森林組合の力によつて、植栽せしめるというような法制を考えておるのであります。
昔は保安課、今の輸送課、交通課とかいつたような課でもつてこれを取扱つておりましたが、現在はすつかり道路運送監理事務所に移つておりまして、府縣には何もないのであります。從つて現在府縣にはまつたく專門屋というものはおりません。
傳えられるところによりますると、運輸省の本省の機構改革でございますか、私の情報は間違つておるかおしれませんが、海運に関して四局創設する、鉄道に関して國有鉄道並びに私設鉄道の監督を含めて一局を御設定になる、自動車に関しても一局を御設定になる、なお観光局があり、その他海上保安廳を置くという御構想のように仄聞しております。
こまかい点もいろいろありますが、たとえば今度委譲するということになると、おそらく縣廰側の方では、新たに交通課とか、あるいは道路課とか、保安課とかいうようなものを設けて、おのおの事務を分割せしめることになりましよう。
(拍手)今回公共事業費の中におきましても、この山林経営の上においては特に力を注いで、國土保安の上に力を盡したいと考えております。 また地方税制の問題についてお話になりました。これは地方税制改正委員会において、地租の増額その他を研究いたしておるのでありまするが、竹山君も御承知の通り現在の地價は米價二十円何がしのときに制定せられた地價であります。
飜つて管内における他の官廳を見るに、全九州を統轄する鉄道局、税関、海運局、海上保安廳はいずれも門司市にあり、殊に全九州に号令する占領軍の第二十四師團司令部、憲兵隊本部、CIC本部はいずれも小倉市に置かれております。
最後に小さいことですが、今の報告の中にも進駐軍関係の仕事を主としている航空保安廳あるいは航空保安部の問題が出ましたが、ここの仕事は本來逓信省でやるべき仕事なのかどうかという点について政府委員側の見解を聞いておきたいと思います。ごく大まかに数えて五つありますけれども、これだけについて御回答を願いたい。
○神山委員 航空保安廳の問題はお答えにならなかつたのですが、お答えにくいかもしれないが、もし答える氣があつたならば、あとで答えてもらいたい。終戰処理費から出ておるならば、出ておるということを、はつきり申してもらいたい。
○横田政府委員 航空保安部の経費につきましては、航空保安部の本部におけるごく少数の部分が一般会計から出ておりますが、あとは仕事の大部分が航空保安でありまして、飛行機としては日本のは飛んでいないのであります。そういう関係もありまして、ほとんど終戰処理費から出ているということであります。
尚海上保安隊につきましては、後刻或いは運輸大臣から申上げることかと存じます。これを以て御答弁申上げます。(拍手) 〔國務大臣大屋晋三君発壇、拍手〕
又海上保安警察等についても、裝備その他において遺憾な点がある、そのために有効な取締ができない、これは事実であります。この裝備等については、只今その裝備を充実するために処置を講じております。これは多分相当の裝備が近日できやしないかと考えるのであります。その他については所管大臣からお答いたします。(拍手) 〔國務大臣樋貝詮三君登壇、拍手〕
お述べになりました通り、誠に山林の荒廃は遺憾な点がありまして、戰爭中過伐、濫伐を続けました結果、殊に薪炭、製材等の便宜から、里山というものが非常に荒廃いたしておるような状態でありまして、國土保安の上から申しましても一日も捨て置けない状態になつております。
なお開墾地について、林野の計画との問題をお尋ねになつたのでありまするが、未墾地の買收がややもすればその方針を逸脱するような場合もできて参りましたので、昨年の末、未墾地買收予定設定の基準を定めまして、この基準に基いて、國土保安の上からこの未墾地は農地に開放してもいいか惡いか、愼重なる審議を経ました後において、これを買收し耕地にして行きたい、かように考えておるわけであります。
また一方漁船の檢査は、同じ運輸省でありながら海上保安廳の所管であり、しかもこの檢査は船舶の安全性のみの檢査で、漁業に適するかどうかということは考慮されず、漁業能率の増進を目的とする水産廳及び業者の要望と、はなはだしく遊離しております。そればかりでなく漁船の造修用の資材の割当計画、配給事務は、これまた海運総局が行うており、漁船の特殊性が無視されております。
そういう瀬戸内海の小さな島に……これは愛媛縣の人から承つたのでありますが、住んでおる者は戰々兢々たるものがあるという、こういうことを承つたのでありますが、そういうことは事実あるのか、事実そういう姿が見えたのか、それはひとり海上保安廳だけでなく、警察の方にもそういうことはないか、若しあるならばこれは海上保安廳とも連絡して活動すベきものじやないかと思いますので、最後の質問としてお尋ねいたしたいと思います