1978-03-01 第84回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
そういう中において最近では軌道の保守近代化の面でも見られるように、計画的な投資、機械化あるいは定期修繕体制とか作業の問合い、そうしたもの等でもいろいろと問題があって、最近はスピードアップ化あるいは通トンの増大とか、こんなことでPの値が非常に悪いというのであちらこちらで、競合脱線の場合は車両の関係もいろいろあるでしょうけれども、いろいろ話題が出ています。
そういう中において最近では軌道の保守近代化の面でも見られるように、計画的な投資、機械化あるいは定期修繕体制とか作業の問合い、そうしたもの等でもいろいろと問題があって、最近はスピードアップ化あるいは通トンの増大とか、こんなことでPの値が非常に悪いというのであちらこちらで、競合脱線の場合は車両の関係もいろいろあるでしょうけれども、いろいろ話題が出ています。
そういう意味からこの軌道の新保守体制というものが国鉄で検討されて軌道の強化、それから定期修繕、計画的保守、機械化保守、合理的保守と、こういう基本施策の実施を通じて軌道保守近代化を計画されたんです。これは現在行き詰まっております。まず最初の軌道構造の強化が行き詰まっておる。いろいろ理由はあるでしょう。
たとえば動力車乗務員の一人乗務だとか、列車乗務員をうんと減らすとか、車両の検修回帰キロの延長とか、検査省略というようなもの、すべての分野にわたって合理化による人員減を行なっているわけでありますが、特に施設や電気の作業班の全廃、保守近代化という名目をもって、検査、保守定員等を徹底した人減らしをやってきたわけであります。
○篠原説明員 東北線で、これから列車を徐行さして緊急整備体制をするということで、まことに御迷惑をかけておりますが、軌道の保守近代化を実施しましたときには、東北本線は、レールを三十七キロを五十キロにかえる、木まくら木をコンクリートまくら木にかえる、道床を砕石にしまして、厚さを五十ミリふやすという軌道強化をやりましてスピードを上げてまいりました。
電気部門の合理化の状況を見ておりますと、昭和三十二年から四十年に、電気の新保守体制によって五千人、昭和四十三年から四十六年まで、いわゆる電気保守近代化で八千六百人、四十六年から五十二年まで、これは予定でありますが、約七千人、これは近代化といわれておりますが、これだけの人員削減が予定されているやに聞いております。
と改善その他」、こうなっておりまして、具体的には、「要員の合理化」、それから「閑散線区の合理化」、こううたわれておりますから、この内容については、またあとでやりますが、当面国鉄が考えられておりまする合理化というものは、青函連絡船の新造船建造に伴う合理化、それから次に、被服工場の合理化の関係、さらに最近やや問題になっております小口貨物、小荷物を含めた合理化の問題、さらに加えまして、土木、営林部門の保守近代化
保守近代化の要綱ということで施設局が、片一方ではどんどんスピードが上がってくるし、それから通過トン数はふえてくるし、列車回数はふえてくるし、そういうことで実際に線路の整備をやろうと思ってもできないのだ、こう言っておるのです。これは機械化の問題ではないのですね。