1948-02-03 第2回国会 参議院 本会議 第10号
実はこういうことは資本家陣営或るいは保守政党の人々は、自分自身ではつきり暴露しておると思うのであります。それはどの点であるかと申しますれば、即ち日本のインフレ或るいは経済的危機は、日本独自の力によつては克服されない、クレジツトや、あるいは外資導入やあるいは世界経済の一環や、いろいろな行き方によつて外国に依存しなければならないということをはつきり申しておる。
実はこういうことは資本家陣営或るいは保守政党の人々は、自分自身ではつきり暴露しておると思うのであります。それはどの点であるかと申しますれば、即ち日本のインフレ或るいは経済的危機は、日本独自の力によつては克服されない、クレジツトや、あるいは外資導入やあるいは世界経済の一環や、いろいろな行き方によつて外国に依存しなければならないということをはつきり申しておる。
このような意味におきまして、私どもは、この反動的な諸法律と鬪つてきたと仰せられますけれども、旧憲法を擁護し、その反動的な勢力を温存するために鬪つてこられましたのは保守反動勢力であつて、ほんとうに新日本の憲法、その政治的自由、すなわち言論、集会、結社、出版の政治的自由を眞に獲得するため血みどろの鬪いを展開してきたのは、はかならぬわが日本社会党であるということをば、この際超えを大にして絶叫せざるを得ないのであります
それから新聞に報道された問題に対する鍛冶君の質問に対して、閣僚懇談会においても、閣議においてもそういう事実はなかつたという言明でありますから、われわれは非常に安心しておるのでありますが、そうしますと総理大臣は、すなわち新聞に報道せられたような政界に大動搖を起し、保守新党の結成に対して重大影響を及ぼすような事実が現在ないとお信じになつていると、こうとつて差支えないのであるか。
それからその閣僚懇談会におきましては、大体どういうようなお話が出て、どういうところから保守政党側に大きな動搖があるというお考えが出てきたのであるか。これは副総理格であります芦田さんも、十二月二十一日でありますか、和歌山において言つておられます。明春一月末には隠退藏摘発委員会から驚くべき事実が公表され、その結果政界に大動搖が起るだろう。具体的には言えないが、保守新党運動にも大きく影響するだろう。
地方鉄道、軌道に関する当面の問題といたしましては、特に最近保守用の資材が不足いたしまして、この点におきまして輸送力の維持確保という点におきましても相当困難な状態に相なつております。例を鋼材についてみますると、地方鉄道軌道の関係につきまして、年間四万三千トンばかりの鋼材が要るわけでございまするが、これに対しまして本年度の入手見込みは約八千トンでございます。
それからもう一つ最後に、現在ありますところの労働関係の法規というものは、國家公務員法は別といたしまして、その他組合法にいたしましても、労調法にいたしましても、当時日本の労働階級が反動保守勢力と呼んだところのいわゆる幣原内閣、吉田内閣の手によつて作り上げられたものでありまして、その当時社会党は労働階級の意思を承け継いで、とにかく國会においては急先鋒になつて、これらの法案に対して相当鋭い批判もされ、殊に
政府が現政見を放棄するならば、保守反動内閣が後継内閣を組織して、そうしてその途は勤労大衆に取つて更に悪い状態を招來するであろう。現内閣なればこそ、社会党首班の片山内閣なればこそ、この程度の勤労大衆の犠牲で済んでおるんだ、こういうふうなことを度々言われておつたのであります。併しながら現実に離反して行くところの勤労大衆の心を繋ぐのには、こういう言葉はもう何の役にも経たない状態になつております。
私は、農村の人々こそ最も保守的であると思います。しかしながら、保守的であるだけに、きわめて堅実なのであります。進歩は遅いが、しかしながら、崩れもまた遅いのであります。
しかし、この四党協定成立の前後にかもし出されましたところの保守的、反動的の雰囲気の中に、五月三十日に至つて、民主党内の事情、すなわち自由党との保守的、反動的な思想と一連のつながりを有するものと認められる、民主党内のいわゆる幣原減と称せられる人々を納得させるために、四党を三党連立に切りかえるための妥協案として民主党より提出されたところの、いわゆる三項にわたる政治協定……。 〔発言する者多し〕
しからば、かかる仕組みのもとにおいても、中央、地方、市町村の農業調整委員会が、今までの食糧調整委員会とまつたく違つた民主的な運営ができるかというと、そうでなく、第十二條及び二十條にあるごとく、市町村及び都道府縣の委員会は一應公選になつておりますが、会長はそれぞれ市町村長及び知事であり、実数の四分の一までは別に知事及び市町村長が委員を選任することができ、現在の農地委員会の構成よりも保守的であり、中央農業調整委員会
而してこのことは單に保守的乃至現状維持的観点からではなくして、いかにしてうまく実行せしむるかという建設的な観点から必要であつて、要は関係者全体をして眞に協力的ならしむることが必要である。
然るに保守勢力に追随する片山政権は、この改正案に僅かに牧野の解放と、薪炭林、採草地、放牧地の使用権保護の原則を盛つたに過ぎなかつたのであります。これは確かに一歩前進に相違ないが、その他の点については、現行法実施上の不備或いは他の法律改正に伴い生じた必要に基ずく事務的改正に終つているのであります。
(「そこだそこだ」と呼ぶ者あり)本案に反対の政党並びに反対の國民勢力は、共産党は別でありますが、(笑声)(「遠慮するな」と呼ぶ者あり)主として炭鉱資本家を背景とするところの保守政党、(「ノーノー」と呼ぶ者あり)並びに保守勢力であります。(「その通りその通りだ」と呼ぶ者あり)これは当然であります。
これに対して政府からは、今日の郵便のサービスの悪いのは、郵便関係の機械又は設備の保守の十分でないこと、及び從業員の不慣れによる能率低下、並びに一般の士氣の低下によるものであるから、機械器具設備の保守の改善、及び從業員の事務的訓練及び士氣昂揚に精々努力中である。尚最近のいわゆる山猫争議によるサービス低下は別として、郵便の速度並びに正確さは漸次向上しておる旨を数字を以て説明がありました。
この委員會の專門委員の方に調べていただきました數字によりますと、日發關係の作業人員は、事務者を除いたほんとうの勞務者の數でありますけれども、復舊作業に一萬九千百人、それから保守運轉作業に千四百五十二人、建設作業に二萬二千人、合計四萬二千五百五十二人。これらの人々に對して作業衣を一著當りといたしますならば、四萬二千五百五十二著の作業衣が必要となるわけであります。
そのためには、從來のような職業官僚によりまするところの独断的な権力的管理は固より許されないのでございまするが、更に既成保守政党の現状よりいたしまして、この法案の骨子からいたしまするならば、当然起こつて参りまする党利党略の目的に濫用されるところの虞れがあるのでございまして、かくのごとき党利党略に利用されることには絶対に反対しなければならんし、かくのごときことは排除されなければならないと思うのでございます
それは今後自由党としては、新聞の報道するところによれば、この臨時農業生産調整法に対しては、石炭國管に次いで大々的な反対運動を起こして、そうしてそれを保守新党の一つの旗頭にするという話であります。或いは自由党の綱領には中小工業者の利益を守るというような宣傳が沢山なされておりますが、一体この追加予算は重税によつて中小工業者を大量的に没落させないかどうか。
すなわち、その西尾官房長官の吉田首相に対する質問によりますれば、正確を期するために速記録を読んで見ますと、「私は吉田内閣に対して保守内閣であるとは言つて來たけれども、反動内閣という言葉を一つも使わなかつたのであります。しかしながら、この電産爭議の調停案に対する政府の反対声明は、これは明らかに反動的なものであります。
これが從來のイギリスの炭鑛では、あの小資本の、そうして分裂したあのやり方では、到底經濟の基礎になつておるあの炭鑛はやつて行けないというので、全頑固な保守的なイギリスの保守側も國有にしてしまつた。これはまあイデオロギーの力である。そうしなければやつて行けない。僅かの埋藏量を持つておるこの日本で、こういう大困難を所に落込んだ日本では、これはイギリス以上のことをやらなければ本當の増産はできない。
その意味において、先ほど自由黨の宮幡君が、財産税は一度限りのものであるということを盛んに強調せられたのでありまするが、たしか先般の参議院における公聽會において、井藤半彌氏のように、われわれよりもおそらく保守的な立場に立つておる人でさえ、いわゆる經常財産税というような立場において、われわれのいわゆる第二次財産税の徴收と同じ新税の創設を主張されておるのであります。
第二の國民的行事についての御意見、まことに御もつともでありまして、この問題についても、いろいろ考えておるのでありますが、やはり國民の中には、相当保守的な考えをもつておられる方もあつて、在来の國家的行事を全部消すということも、あまりさびしい、何らか残してもらいたいというような希望も、相当あるものでありますから、将来の平和國家發足のためと、また國民の感情等ををもいくらか入れまして、これもできるだけ速やかなる
今日われわれの常識とするところは、少くとも農地に關係する限り、農地調整法を通じてこれが解決を民主的にやるべきものであると存じておりますが、大正十三年、あの小作争議の深刻の場合におきまして、保守的團體の利益のために小作調停法が生れたことは御承知の通りであります。この時代遅れであるところの小作調停法による耕地取上げ問題が頻々として起つてまいつたのであります。
保守政黨のという、あるいは新聞のミスプリントではないかのようにも考えるのであります。委員長の所見、はたして奈邊にあるか、お聽きいたします。
これはいろいろ事情等がございますから結構でございまするが、岡田君が當委員會の委員といたしまして、昨十四日の讀賣新聞の紙上におきまして、「變質した石炭國管案、修正案はやみ取引、踏みにじられた社會黨案」という表題のもとに、「炭鑛國管案が九月二十五日國會に提出されてから約二箇月、保守政黨の牛のよだれのような審議引延ばし作戰によつて今日に至つた」という記事がございます。