1949-04-11 第5回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
そういうふうにちやんと保守政党は機関紙を持つております。たとえば民主自由党は読賣新聞、これはほとんど機関紙のようなかつこうになつておる。そういうふうにちやんとあるのです。アメリカなんかにおいては、六十何パーセントが機関紙だと言われておる。しかも割当の実績は、この前も問題になつたように、戰爭前と同じように、毎日新聞でも、朝日新聞でも、満州、朝鮮などに出したときと同じような割当を出しておる。
そういうふうにちやんと保守政党は機関紙を持つております。たとえば民主自由党は読賣新聞、これはほとんど機関紙のようなかつこうになつておる。そういうふうにちやんとあるのです。アメリカなんかにおいては、六十何パーセントが機関紙だと言われておる。しかも割当の実績は、この前も問題になつたように、戰爭前と同じように、毎日新聞でも、朝日新聞でも、満州、朝鮮などに出したときと同じような割当を出しておる。
ところが私共のような保守的な、成るべく確かに確保しようという立場から言うと、やはり千五百億とか、千七百億とかいうことに……。
なお警察電話を、特に重要視して、一般國民の電話をうつちやつて置くというようなお話でありましたが、ただいまの警察電話の問題は、警察から五億入りまして、その費用で保守をやつて、つまり技術だけを私の方でやつてやるという意味でありまして、これをやつたからといつて、一般大衆の電話の拡充に影響はないのでありますから、この点お含みを願います。
○小澤國務大臣 警察電話の問題につきましては、御承知かもしれませんが、昨年の八月一日からその建設保守だけを逓信省に移管されてやつて來ております。
なお、御承知の通り、わが國の生産設備は、戰時中から今日まで、ほとんど修繕保守をやつていない。電力設備をとつて見ましても、鉄道施設を見ましても、その他者産業施設を見ましても、ほとんど保守修理がうまく行つていない。これはわが國産業界の共通的現象であると思います。電力設備をとつて見ましても、これが保守改善のために数百億円を要するように考えられます。これらに対する金融措置はいかにお考えになつておるか。
ただ私の漠として考えておるところは、民自党を中心といたしまして、保守と進歩といいますか、過激はおかしいですが、急進党と申すか、人間の考え方は結局年齢によりまして、若いときにはだれも共産主義になり、そうして、これもあるいは失言であるかもしれません。失言であれば取消しますが、年をとれば保守になる、これは人間の天性でありましよう。
当時民主自由党の正式の声明といたしましては、保守統一内閣であるとか、あるいは保守連合内閣であるという言葉が使われ、この解釈はわれわれ議員総会において非常に問題となつたのでありますが、一体保守統一というのか、保守連合というのか、連立内閣というのか、この点を、私は今後ここにおいでになる方々と行動を共にするか、しないかの参考のために、ぜひ伺いたいと思います。それが根本問題です。
ただいま進歩とか、保守とか、二大陣営とか、こういうふうに言われましたが、総理のお考えでは、保守とはどういう條件で、どういう政策のものが保守というのか、進歩とはどういう條件で、どういう政策のものが進歩であるか、この点をちよつとお伺いしたい。
これは何も保守陣営に参加するという意味よりは、むしろこの際政治休戰をなして政界を安定せしめ、再建の業を容易ならしめんとする從來の我が党の態度を堅持し参つたのに過ぎないのであります。即ち敗戰後の今日におきましては、殊に軍事占領下にある現在におきましては、各党各派の対立を尖鋭化せしめることなく、一致協力して再建に邁進すべきであるという理念に基いておるのであります。
日本の最も必要としておる鉄鉱石にいたしましても、あるいは粘結炭にいたしましても、あるいはソーダ工業の根本になりますところの塩にいたしましても、中支、北支に莫大な原料資源が、どつちかというとストツクされ、あり余つておる実情でございまするが、現在の日本の保守政権と中共とは、先ほど申しましたように、形をかえたソビエトとアメリカのようにまつたく水と油であります。
首相のいわれた健全保守党のなさんとする経済安定政策が、かくのごとき風貌をもつて國民の前にその実行をしいられんとすることを、よく了解しての上の支持票であつたのであろうかどうか、私はそこにも政府の今後の政策にあたつて、多分の不安を感ずるものでございます。 首相は施政演説において、重ね重ね國民への耐乏生活を強調されたのであります。
第三次吉田内閣は去る一月の総選挙における民自党の勝利に基いて成立したのでありますが、民自党の勝利は、必ずしも首相が演説の冒頭において主張せられたごとく國民が保守政党を支持して生じた結果であるとは言えない。
今度の総選挙において私の申しておつたことは、常に保守政党……志を同じうする政派と一緒に政局に立ちたいということを申しておつたのであつて、連立内閣が決して我々の主張に反しておらないのであります。又民自党内においても多少連立に反対した者のあつたことは事実でありまするが、今日においては挙党一致してこの連立内閣を支持しておるのであります。我が党において何らの動揺はないのであります。
今や我が國民にとつてその至上命令でありますところの経済九原則を如何に実施するかという重大な使命の下に開かれましたこの第五國会に当り、先ず第一に、その出発点でありまする保守連立の組閣工作においてとられた吉田総裁の態度について質問いたしたいのであります。 この度の総選挙は、日本の政治的、経済的諸情勢の新たなる段階における、資本主義的保守政党と社会主義的革新政党との決戰であつたのであります。
しかるに、從來單独政権の主張者でありました吉田総理大臣は、この道を選ばずに、総選挙前に自己内閣に不信任案をつきつけた民主党の一部を引入れまして、保守連立政権を組織して遂に民主党を分裂せしめ、総選挙後明朗であるべき政界に、一抹の暗雲を低迷せしめつつありますつ(拍手) 民主自由党と民主党とは、その組織的基盤が、ともに持てる階級の上に立つていることは同じでありまするが、その現実政策については、民主自由党
○徳田球一君 吉田総理大臣は本議場におきまして、今度の総選挙は、保守政党に日本再建の重任を與えるために投票をせられ、これが圧倒的に勝利しこの支持を受けていると言われておるのであります。しかしながら、それは保守政党自体に対してではなく、保守政党が約束した、すなわち民主自由党が約束したところの公約に対して投票せられたのである。断じて民主自由党自体に投票せられたのではない。
第一点は、保守連立政権をつくることは、いわば二大政党確立のためにやつたんだということでありまするが、私は政党の離合集散というものは、いわば日本における客観的な條件というものが整つて、それにわれわれが政党をいかにするかという主体的條件から政党の離合集散を行うべきだと思うのであります。
惟うに國民は今回の総選挙において、終戰以來の苦しき経驗に鑑み、安定せる政局の下に、我が國の再建を健全なる保守政党に托さんとして、我々保守政党を圧倒的に支持したものであると信ずるものであります。(拍手)ここに政府は着々所信を断行し、以て國家の復興再建を成就し、外は連合國の好意と援助とに應え、内は國民の輿望と負託に應えんとするものであります。
思うに、國民は今回の総選挙におきまして、終戰以來の苦しき経験にかんがみ、安定せる政局のもとに、わが國の再建を健全なる保守政党に託さんとして、われわれ保守政党を圧倒的に支持したものと考えるのであります。(拍手)ここに政府は着々所信を断行いたしまして、もつて國家の復興再建を成就し、外は連合國の好意と援助にこたえ、内は國民の輿望と負託にこたえんとするものであります。
先程申したように特高警察、治安維持の再現というようなことになつて行くことは十分考慮さるべきものであつて、好ましくないものと思う、併し内閣において作るというならばこれもよいであろう、まだ具体的に起つて來ておる問題ではないから、今日それに対してとやかく言うのではないが、少くともさような考え方であろうと思う、又衆議院においてこれを行わんとすれば、現在の政治勢かというものを基幹にして考えるならば、大体において保守的色彩
最近の蚕糸事件を見られても御承知の通り、これらに手を入れて行くならば、当然保守政党に及んで行くことは明らかである。(拍手)この点を諸君はあくまでも防衛しようとする、その手段である。この点に対して、われわれは徹底的に反対をするのである。ゆえに、この修正案に対しては、われわれは絶対に賛成の意を表するものである。(拍手)
いろいろ理由は言つているけれども、この考査委員会というものは保守政党側の非日活動調査にすぎないといつておる。石田君は委員会において、これは絶対に非日活動調査の委員会とは関係がないと言つておりましたが、一般の常識が、こういうふうに認めておるのであります。 さらにまた、ただいま石田君が━━━━━━━━と言われましたが、これは世界の大勢にまつたくまつ暗な御説明としか受取れないのであります。
わが民主党は健全保守党の立場をとつておるもので、何でも反対せんがための反対の行動はとりたくない、これが私どもの日ごろの心がけでございます。從つてわれわれは、現吉田内閣に対しましても、選挙直後、閣外協力なる声明を発しておる。
またたとえば渉外事務関係、進駐軍の関係でございますとか、あるいは特別に秩序が乱れておるために、その取締けとか、秩序の回復に当る人員、あるいは線路の保守程度が大分落ちておるので、それをもとにもどすために、平常よりは人がいる。
これは私も蛇足を加えるようになり相済みませんが、いうまでもなくたとい保守党の内閣でありましても、欧米に見られるがごとく、進んで社会政策的な政治をどんどんやつて、保守党であるからといつて兒童問題を軽視すとるいうことはないと思います。否、保守党内閣であるが故にこそ是非こういう問題に対して重点をおくようにと御希望を願いたいと思います。
それですから、たとい閣僚は送らなくとも、私どもは健全なる在野保守党の立場をもつてこれに協力して行きたいというのが、私どもの偽らざる心情であります。それですから、三十一日までに仕上げなければならぬという法律のためには、この議事を進行せしめ、ほんとうの愼重審議をするためには、政府の大方針というものを一日も早く承つておかねばならぬわけであります。
このことは、最近に摘発されておりますところの、また新聞紙に次から次に発表されている事実を見れば明らかなように、かえつて反動的な、保守的な勢カが行つていることも明らかな事実ではないか。
沼田事件と申しますのは、群馬縣利根郡白澤村に起りました暴行傷害事件でございまして、元來白澤村は民主党系の保守派と共産党系の革新派が事々に軋轢しておりましたのですが、たまたま昭和二十二年この白澤村字生枝に、天台宗の、観音寺というお寺があるのですが、そこのお寺の小作地返還問題で、四人の小作人が土地の返還を拒絶した関係から、村の部落の役員、延いては部落一般と衝突することに至りました。
これは私の著書の一番最初に、イギリスの大使館の参事官の、名前を申上げるのは何でございますが、R氏としておいて頂きますが、R氏から伺つたところでは、大体保守党のチヤーチル氏が、社会党嫌いの自由党のビヴアリツヂ卿に命じて拵え上げた案であるということは深く念頭に置いて貰いたい、ということは、言葉を換えて言えば、社会的目的を持つたものが何故商的色彩を持つてはいけないのであろうか、即ち社会的目的を持つていながら