1999-02-17 第145回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
さらに、韓国遺跡保存保護対策委員長のシン・ギョンチョル釜山大学教授、文化財全国保存協議会代表委員の甘粕健新潟大学教授、さらには作家の黒岩重吾氏など日韓の二十人の考古学者が、鳥取県のゴルフ場と遺跡の共存案に対する抗議文を送り、経済優先主義ではなく自然環境、歴史遺産を大切にする世界的趨勢を深く受けとめるべきと主張しています。
さらに、韓国遺跡保存保護対策委員長のシン・ギョンチョル釜山大学教授、文化財全国保存協議会代表委員の甘粕健新潟大学教授、さらには作家の黒岩重吾氏など日韓の二十人の考古学者が、鳥取県のゴルフ場と遺跡の共存案に対する抗議文を送り、経済優先主義ではなく自然環境、歴史遺産を大切にする世界的趨勢を深く受けとめるべきと主張しています。
地方団体におきましても従来から、ここ五、六年の間、歴史資料保存協議会という全国的な組織をつくって、地方団体においてもこの文書館をつくってはどうか、つくるためには一つの親骨であるそういうものをつくらせる元手になる法律が必要である、いろいろとこのような意見をたびたび出されているわけです。
次は、文化財の問題で質問をいたしますが、私は去る四月の十四日に、佐賀県の文化財保存協議会及び佐賀県の自然と文化をまもる会の要請で、九州横断道路関連遺跡の現地調査を実施をいたしました。
そこで、県の教育委員会は直ちに実態の確認調査を実施するということと同時に、この保護につきまして町の文化財専門委員等からなる文化財保存協議会というものの設置を指導いたしまして、四月の六日の日に第一回の会合を開いておるということでございまして、佐賀県といたしましては、八月から十一月にわたりましてさらに詳細な実態の確認調査を実施する予定である。
○政府委員(安達健二君) 率直に申し上げますと、この前の佐賀県の姫方遺跡につきましては遺憾な点があったと思うのでありまして、で、今回は県の教育委員会も非常に熱心で、しかも県の教育委員会がやる前にも、常に地域の町村の体制というものが大事であるということからいたしまして、町の文化財専門委員からなる文化財保存協議会の設置を指導しておる、こういうことでございまして、そして県のほうもさらに詳細な実態確認調査を
○小野明君 この地元の社会教育課長の考えております保存協議会に対する説明ですね、Aの地区については都府楼跡、観世音寺など二十五ヘクタール、現状変更は原則として認めない。土地を売るときには国が買い上げる。B地区につきましては、背後の山すそ約百二十ヘクタール、現状変更はなるべく認めるが相談をしてほしい。
法隆寺の五重塔につきましては、法隆寺の委嘱を受けまして、法隆寺國宝保存事業部が民間團体としてできて、その事業部においてこれは施行して來ておるのでありますが、工事の施行の重要な点につきましては、法隆寺國宝保存協議会において諮問をして決定することになつております。
ニ、先般の法隆寺火災等國宝、重要文化財行政の失敗の責任者として、國宝保存会、法隆寺國宝保存協議会、法隆寺壁画保存調査会、法隆寺國宝保存事業部及び法隆寺國宝保存工事事務所等のすべての関係者は、今回委員会の委員として就任するはもちろん、何らかの形で文化財保存行政の一切に介入または干渉せしめないこと、というのであります。
ところが昭和二十三年五月法隆の保存協議会が開催された当時、たまたま大和タイムス紙に浅野技師を非難した記事があり、このころから大岡、浅野両氏の行動に識者は疑惑の目を向けるようになつたのであります。当時工事運営に独断専横をきわめた人物が、一たび一大不祥事を惹起するや、責任を回避せんとすることは陋劣きわまることで、大切な文化財を託しておいたことは眞に寒心にたえないのであります。
來る五月十九、二十両日には再び法隆寺で保存協議会が開かれるわけでありますが、去る二月五、六両日にわたつての法隆寺復興対策協議会で未解決のまま残された諸問題が打開せられんことを祈つてやまない次第であります。保存機構の簡素化と責任の明確化もぜひこの際なし遂げられたいものであります。そして金堂や五重塔の復元が急がれなければなりませんが、氣にかかるのは工事担当陣の人材の貧困であります。
○説明員(柴沼直君) お話の通り、螢光燈を入れますときには、保存協議会において皆さん熱心に討議して貰つて、安全性を確めた上であれはやつておるのであります。從つて今度も当然若し電氣座蒲團を使うためには、そういうこともやるべきだつたと思います。
そして事業部が実は本当の事業部と申しますのは、実体のない事業資金だけでございますが、この構成メンバーは、次官と関係局長と会計課長と、それだけでございまして、それに保存協議会というのがついております。この協議会が実際の修理方針を指示する役割をするわけであります。この協議会の役員は、今それを持つておりませんが、例えば京都大学の前の総長の羽田さんでありますとか、東京の伊東忠太先生、それから……。