1956-11-27 第25回国会 参議院 大蔵委員会 第2号
さらに第三の事例は、同じく、これはさきにありました正倉院の保存修理室の新築でありまして、本件は昭和二十九年の三月に国会に付議されまして、議了されておる次第でございます。 大体今までの前例も申し上げました通りに工事の竣工の時期を見まして、予定価格をつけまして議決をお願いいたしておるのであります。
さらに第三の事例は、同じく、これはさきにありました正倉院の保存修理室の新築でありまして、本件は昭和二十九年の三月に国会に付議されまして、議了されておる次第でございます。 大体今までの前例も申し上げました通りに工事の竣工の時期を見まして、予定価格をつけまして議決をお願いいたしておるのであります。
この議決案は、正倉院宝庫に収蔵してある宝物を完全な管理のもとに修理を施すため、さきに昭和二十八年度予算をもつて正倉院保存修理室を新築することとなつたのでありますが、この建物は宝庫の収蔵物管理には必要欠くことのできない重要性を有するものでありますので、宝庫と同様、皇室用財産として取得することといたそうとするものであります。
現在、皇室用財産として管理している正倉院宝庫には、千二百余年に亘つて貴重な宝物が保存せられておるのでありますが、ここに収蔵せられている宝物を更に永久且つ完全に保存するためには、完全な管理の下に修理を施す必要がありますが、現在完備した施設がなく、支障を来たしている現状でありますので、昭和二十八年度予算を以て新たに保存修理室を新築することになつておるのであります。
今回提案いたしましたのは、奈良にありますところの正倉院に附属施設といたしまして保存修理室を新築したいという案件でございます。
これがため昭和二十八年度予算を以て新に正倉院保存修理室を新築することとなつたのでありますが、この建物は、宝庫の収蔵物管理には必要欠くことのできない重要性を有するものでありまして、宝庫と同様皇室用財産として取得する必要がありますので、国有財産法第十三条第二項の規定により提案した次第であります。 何とぞ御審議の上速かに御承認下さるようお願いいたします。 —————————————
これがため昭和二十八年度予算をもつて新たに正倉院保存修理室を新築することとなつたのでありますが、この建物は、宝庫の収蔵物管理には必要欠くことのできない重要性を有するものでありまして、宝庫と同様皇室用財産として取得する必要がありますので、国有財産法第十三条第二項の規定により提案した次第であります。 何とぞ御審議の上すみやかに御承認下さるようお願いいたします。 ————◇—————