1950-10-13 第8回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
○丸山委員 次に、国民保健組合団体の方のお二人のお方の御意見を承りたいと思いますが、江口さんのお話によりますと、医療費は高くなるかならないかということに対しては、方法によるのであつて、まだ決定的に——高くなるとも考えられるが、しかし安くなるという点もありはせぬかというように、いろいろな條件を並べられて、まだ高くなるかならぬかということについては、確かな見通しはつけておらぬようにも考えられたのでありますが
○丸山委員 次に、国民保健組合団体の方のお二人のお方の御意見を承りたいと思いますが、江口さんのお話によりますと、医療費は高くなるかならないかということに対しては、方法によるのであつて、まだ決定的に——高くなるとも考えられるが、しかし安くなるという点もありはせぬかというように、いろいろな條件を並べられて、まだ高くなるかならぬかということについては、確かな見通しはつけておらぬようにも考えられたのでありますが
われわれ薬剤師が国民の保健をその業務の保命といたしまする以上、国民の保健に寄與するために、あらゆる奉仕をするということは、当然でありまして、国民の保健思想を向上せしめるためには、むしろ国民の家庭に一個ずつの顯微鏡が置かれることをわれわれは望むのであります。
国民保健思想を健全に発達せしめるためには、薬剤師が薬局において顕微鏡によつて虫卵の検査をして、診断をして治療をすることは当然な責務であるというふうなお話があつたわけでありますが、私は、診断ということは、医師の行うべきことで、医剤師の権限以外のことであると考えます。公の席においてこういうことが当然であると言うことは、かなりの問題であると考えますが、この御意見に間違いはございませんか。
それから厚生施設と書いてありまするのは、保健婦を置く費用であります。そういつた費用が主なものであります。 それから開拓資金融通特別会計への繰入、これは先ほど御説明しましたように、二十五年は融通すべき金の元金を一般会計から受入れておつたのでありますが、今年は利子と諸雑費だけを一般会計から求めまして、融通すべき金は公債財源に仰いでおる。
そのために具体的に、たとえば予算の面でどういう手が打たれたかというようなことになりますと、実は取立てて麗々しく申し上げるほどのこともないのでありますけれども、たとえて申しまするならば人工授精の計画、あるいは家畜保健衞生所の計画を、今後三箇年で一応の目標に到達する計画を、年次計画として今日まで持つて来ておつたのでありますが、これを来年度に一気に繰上げて完成したいというようなことも予算措置としてとつたわけであります
○説明員(山口正義君) 保健婦の待遇の問題は、今回の研究費は取りあえず医師に対して研究費を出すということになつたのでございます。保健婦の待遇の問題は先ほど井上委員からもお話がございました旅費の問題もございますし、現在の段階では取りあえず旅費をできるだけたくさん都合して動き易いようにして頂く。そうして保健婦のかたがたに喜んで仕事をして頂けるようにして行く。そういうふうな考えで進んでおります。
○藤原道子君 それにつれまして保健婦も非常に足りない。これは全国的なんでございます。その点については保健婦の補充とかというようなことに対してどういう計画がとられておるか。それから現在いる保健婦の再教育でございますが、これらについての予算がちよつと私見当らないのでございますけれども、それは今年度どのくらい取つておいでになるか。
○藤原道子君 課長さんは保健婦がどんな苦しい状態でやつておるか御存じでございましようか。私は保健所の機能を真に生かし得るのはやはり保健婦だと思う。あの山坂越えて保健指導に倦むことなく努力しておる保健婦、弱い立場にある保健婦。重大な任務のある保健婦をもう少し考えて頂かなければ到底保健所の機能は十分発揮し得ないと思うのでございます。だからその点については私は非常に厚生省が弱いと思う。
ここで保健診療について一言附加えて申上げたいのは、群馬の高崎にございます健康保險中央病院、これに参りましたところが、これはここの院長は御承知のことと存じまするが、保険局の医療課長をしておられた宮澤氏が行つておられます。曾つて健康保険の診療指針を示されたことのある方でございますので、この診療方針は非常に適正な診療を行うということに努力されております。
御承知のように地方行政調査会におきましていろいろこの社会福祉の仕事、或いは保健衛生の仕事というようなものをどの事務は国でやる、どの事務は府県でやる、どの事務は市町村でやるかというような区分けをする、それからそれに伴いましてこの補助というようなもの乃至は平衡交付金というふうなものを整理をするというふうなことが実は今政府の部内で取進められておるように聞いております。
○説明員(高田正己君) この経費は大体母子衛生課の実際行いますいろいろな事業の経費と、それから優生保護法の関係でございませんで、乳幼児、妊産婦の保健指導の経費と、その二つが主なものでございます。優生保護法の方は公衆衞生の所管の方に計上されておるわけであります。十八番にございます。
私はこのプリントを見て考えますが、たとえば外客誘致のホテルの保健衛生のことに関して、厚生省の所管のことやら、運輸省一つにはまかされぬというような論拠がありとするならば、私は非常に了解に苦しむ。それならば、観光客が日本へ上りましてホテルへとまる。観光地に行く。観光地には警察の力があつて、治安が維持される。それでは警察も観光事業に一席所管の発言権を持たさないとおかしい。
或いは医療保健等について、或いは一般の土木関係、或いは農業関係の災害の方でこれを見て貰つて、そうして尚地方財政が枯渇しない、危殆に瀕しないというような措置を講ずるというふうに、財政委員会或いは自治庁が総合的な計画の上に立つて緊急にこれに対して態度を決すべきものであろうと私は考えるのであります。
右申し上げました実情でありますので、本線を電化いたしますれば輸送力の増強はもちろんのこと、石炭の節約、観光文化の促進、あるいは保健衛生等の面から考えましても、すみやかに本線を電化する必要があると認められます。 次に関西本線の電化について申し上げます。
何といいましても、食種自給の面、あるいは食改善の面に畜産業を織込んで行く、そしてお互いの日常の保健衞生の上に、蛋白給源が寄與して、これによつてスムースな生育を、子供もできれば大人もできるように、この畜産を持つて行き得るかどうかということを尋ねておると思うのであります。私どももその点非常に関心を持つておりますので、この後の畜産のあり方というものについて、計画的にやつてもらいたいと思います。
尚又予防注射をやります場合は、衞生関係の予防員であるとか、保健医自身におきましても実費の徴收はしてかまわないと思います。そういうもの等を合せますというと、この保護の目的達成には別に支障を生じない。こういう考え方を持つておるものであります。
○石神説明員 皇居前の苑地は、昭和二十二年十二月二十七日の閣議決定によりまして、当時皇室より物納になつておりました苑地を、国民の慰楽、保健、教養のために、国民公園として公開するという決議もありまして、お手元にお配りいたしました図面が皇居外苑の厚生省に引継ぎました区域であります。いわゆる二重橋前の外苑、あるいはまわりの濠の部分でございまして、総計三十万坪でございます。
加うるにその財政需要は、人件費、教育費等の負担の増加、保健衛生施設の拡充、自治体警察、消防の創設、災害土木費等、殆んど義務的経費の計上を余儀なくせられ、総予算の二%乃至三%という僅かな数字が各地方地方の実情に応じ自主的に振向け得るに過ぎないという現状にあるのであります。
最後に請願第三百三十五号は、北海道及び北部七県の地方議会議長からの請願でありまして、医師たる公務員が一般公務員の俸給表を適用されるため、民間の医師に比べて收入が低く、従つて衛生技術者、殊に保健所職員に有能な者を採用できず、国民保健上寒心に堪えないから、給與法に特例を設けられたいとの趣旨であります。 右三件はいずれもその願意が妥当なものと詰められます。
国家はかくのごとき国民保健上の重要な事業に対し、応分の補助金を交付し、国民の不幸たる不治のがん病を一掃し、一日も早くふびんなるこれらの患者を絶望のどん底から救い出すと同時に、早期診断によつて未然にこの悪病を予防すべきであると存じまして、ここに本請願をなす次第でございます。 私どもは熱心にこれを支持いたしまして私のほかに山村新治郎君、廣川弘禪君。
陳情第九号、長野、甲府両駅間の中小区間鉄道電化に関する陳情、陳情の要旨は中央線篠井線(甲府、長野間)の電化は輸送力の増大及びスピード・アツプ等による快適な旅行のため、又保健衞生士もその必要が強く要望され、且つまた国際的観光資源の開発上からもこれを熱望するところであるが、若し直ちに実現困難の場合は最も必要な小区間を電化し、順次全線に及ぼす計画を探られたいというのであります。
それと共に従来全然神戸にありませんでした下水道の完備、或いは高速度鉄道の建設というようなことをいたしまして、都市の美観とか、交通の能率、保健、衞生というものの増進を図りたい。それと共に山の背後地域の開発と、須磨、明石を控える海岸地域の開発等を同時に図つて参りたい、こういうふうに考えておるわけであります。背後の山につきましては有名な六甲山がございます。
御覧頂きましても、これは甚だ歯科には申訳ないのでございますが、看護課の陣容は歯科衞生課の陣容を遙かに凌ぐ人的並びに予算的背景を持つておる次第でございまして、尤も看護課の身分に属しておられます方々の数の方が、歯科医師に比べますと、数倍多いのでございますから、それから申すと、当然と申せましようが、私共の医務局の考えといたしましては、有力な課の一つでありますし、尚併しながら大部分がこの看護婦、助産婦若しくは保健婦等
○政府委員(東龍太郎君) 甚だ不甲斐ない話でありますが、助産婦、看護婦、保健婦の問題につきましては、恐らく私よりも委員の方々の方がお詳しいのじやないかと思いますので、お答えにならないだろうということを予想いたします。今のこの法律の改正に関する委員会の点につきましては、私はまだそれが具体的には進んでおるとは聞いておりません。
○井上なつゑ君 ちよつとそれに関連して……、只今河崎委員から看護婦の問題について御質問頂きまして、私も非常に意を強うするものでありますが、実は前の国会で沢山請願、陳情を出しまして、お願いしたのでございますが、前の国会では、保健婦助産婦看護婦法の一部改正の問題は大き過ぎるというので、この委員会におきましても保留、研究をいたすことになつたのでございますが、これは皆様御承知の通りであります。
最近の新聞紙上を見ましても、勤労学生の問題がいろいろ出ておりまして、保健上から申しましても、或いは学資金の上から考えても、社会問題として大きく取上げられておるのでございますが、私は日本の教育の機会均等を実現するために、この問題を重要な問題として考えておるものでございます。
新しい学制が実施せられまして後に、特に深い関係を持ちます保健体育教育に関する問題であります。 まず第一にお尋ねしたいことは、新学制が新制大学その他において実施せられました後におけるこの保健体育教育の実情が満足的な状況に進んでおるかどうか、一応文部当局のそれに対する御判断をまず概括的にお尋ね申し上げます。
あるいはまた学校の教職員並びに学生生徒の寄生虫の保有者は八〇%に及んでいるという、その他いろいろこの保健体育上に憂うべき状況がたくさん出てきておるように考えられます。