1986-05-14 第104回国会 衆議院 文教委員会 第12号
現在も兵庫県の芦屋市では、上宮川会館で同和教育の一環としてやられている学力促進学級というのがございますけれども、これは同和地区出身者だけを対象にいたしまして、全市から集めて週三回にわたって行われております。この学力促進学級には、昨年四月から十一月までの八カ月間に延べ二千二十三人の市内小中学校の先生たちが動員をされております。ここでは学校の授業の補習がやられているだけではございません。
現在も兵庫県の芦屋市では、上宮川会館で同和教育の一環としてやられている学力促進学級というのがございますけれども、これは同和地区出身者だけを対象にいたしまして、全市から集めて週三回にわたって行われております。この学力促進学級には、昨年四月から十一月までの八カ月間に延べ二千二十三人の市内小中学校の先生たちが動員をされております。ここでは学校の授業の補習がやられているだけではございません。
ただ、学力促進学級につきましては、例えば成人学級に対する識字学級というようなイメージを持って私どもは臨んでいるわけでございまして、実際に学校の学習活動のおくれがちな子供たちに対してその促進を図っていくということが基本の学習活動であるというふうに理解しております。
○齊藤(尚)政府委員 子供たちのための学力促進学級は、あくまでも学習のおくれがちな子供に対する教育活動ということに徹していただきたいものだというふうに基本的に考えております。
以前にも、促進学級という名で障害児学級を設けたら、せっかく十二名も定員があるのに三人や四人ではもったいない、七名になるところまでは、健常児でもできの悪いのをひとつ入れて、たしなめの足しにしろというような指導をしたことがあるんですね。定数に極端に渋い。いつでもおくれて出発をしておるわけです。
それからH市においては、特殊学級は落ちこぼれをとる、だから、落ちこぼれということは促進学級みたいなものですね。だから、その他の者は養護学校へ行きなさいという指導をしているわけです。このような実態を文部省としては把握をしておられますでしょうか。
それから福島県のある市でございますけれども、これは学力促進学級という名前で、実は特殊学級なんでございますね。法令上特殊学級なんでございますけれども、十学級ある。IQ八五、一一〇の生徒もいる。明らかな対象児童が一人もいないクラスもある。こういうケースもございます。
前もって、この特殊教育とか特殊学級という言葉は不適当なのでありますけれども、そして現場では各地で、障害児教育とか、あるいは促進学級とか、いろいろ呼んでいるようでございますけれども、法令上の用語として、特殊教育、特殊学級という用語になっておりますので、この質問においては、法令上の用語の方を用いることを申し上げておきます。
国立特殊教育総合研究所長の辻村先生は、いろいろな実例を述べられた後で、こういうわけだから特殊学級といわゆる促進学級と分離せよという御提案をなされております。そうすれば、ただの学業不振児といいますか−と区別されるし、これを一緒くたに入れておくところに、員数合わせで奇妙なことが起きたりするのだというふうに考えられますので、この辺について大臣のお考えはいかがでしょうか。
と同時に、遅進児については促進学級を設けるとか、あるいは特殊学級を設けると、あるいはもっと言えば、別な高等学校を設けて、そしてクラス定員を少なくして行き届いた指導によって本人の持っている能力、適性を最高度に到達するようにするというようなこととか、いろいろあると思いますが、具体的には、特殊学級をつくると言えば父兄が反対するというようなことであったようですが、これは日教組でも特殊学級を考えるべきではないかというようなことの
また、先ほど福岡県の例で申し上げましたように、この急減緩和措置によって、ことしで申しますならば、六百六十七人の教諭等の緩和措置をとり、それを利用いたしまして、県といたしましては、中学校につきまして五十何人でございましたか、この補導を担当させるものとして教職員の厚みを増したということもございますし、また小学校は、先生さっき御指摘になりましたような、一種の促進学級的な措置もとり得るというような観点で、五十五
先ほどの、先般来問題になりました高校定数法の中でも、特殊学級の問題については、文部省としても抜本的に検討しておるということが剱木文部大臣によって答弁されておるのでありますが、産炭地域全体が学校が特殊学校化あるいは特殊学級化しておる現実から、特殊学級をふやしていただきたい、あるいは促進学級でもけっこうでありますけれども、それを増設していく、こういった配慮をいただきたいと思うのでありますが、その点について
と申しますのは、先生が後段におっしゃったように、一種の促進学級のようなものを、今後産炭地その他の事由による就学困難な学童のいる地区に将来施策を考えろということは、私どもも今後真剣に考えたいと思いますけれども、あまり現在の時点の学力不振というものを特殊学級という形でやりますことは、これはまた所在の子弟にとりましてもはたしていいことであるかどうか、真に特殊学級に必要な限度でやらないと、促進学級の問題と特殊学級
また、学校全体が特殊学級化している事態も発生している現状にかんがみまして、特殊学級のワクの範囲内で、かつての促進学級のような特殊学級の特別措置も考慮すべきではないかと存じました。 次に、要保護、準要保護児童生徒の増大に伴い、事務量が大幅に増大している事態にかんがみ、事務職員の配置の要望についてであります。
従つて潜在欠食児童ですね、これがどのくらいあると思われておられるかという点と、それから福岡県でやられている長欠児童促進学級というものですね、この状況はどうか。
それから、長欠児童の促進学級ですが、この学級としては佐賀県ではやつておりません。ただ地域の児童福祉審議会或いは民生委員協議会、青少年問題協議会婦人会そういう関係団体の御協力を得まして、長欠児童の家庭と連絡をとり、できるだけ学校に出席するように、又その家庭の生活の実態を関係機関のほうへ連絡して頂くような方法をとりまして、そうして生徒の登校を促進するような方針をとつております。