1949-05-22 第5回国会 衆議院 法務委員会 第26号 高檢より係大月和夫檢事が現地調査に水海道警察署へ來た。このとき野本荒三郎は調室内で、ピース一個に金百円を添え、同署司法主任を経て、手渡しで大月檢事にこれを渡した。取調べに際しても主任は、野本には敬称をもつて呼び、小管をおいと呼ぶなど、この事件の初め仲裁に立つた証人小菅新卒は、この不当事実に憤激し、大月檢事を追究した。 梨木作次郎