1992-03-11 第123回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
けれども、一般的に申しまして、今委員は、抽象的でよくわからないじゃないかというお言葉もございますけれども、しかし、我が国の国土を守り、そして同時に、国民の生命財産あるいは公共施設、その他万般のものを守るということでございますから、まずもって何よりも上着陸、海上において、侵攻勢力、あるいは空から来る場合も多いわけですから、経海、海を経て来るもの、あるいは経空、空を経て来るもの、こういうものに対して一義的
けれども、一般的に申しまして、今委員は、抽象的でよくわからないじゃないかというお言葉もございますけれども、しかし、我が国の国土を守り、そして同時に、国民の生命財産あるいは公共施設、その他万般のものを守るということでございますから、まずもって何よりも上着陸、海上において、侵攻勢力、あるいは空から来る場合も多いわけですから、経海、海を経て来るもの、あるいは経空、空を経て来るもの、こういうものに対して一義的
○宮下国務大臣 戦車の例がございましたけれども、我が国が侵攻を受けて内陸で戦車を使用するような状況というものは考えられないのではないかという意見を述べられる方も往々にして多うございますけれども、私どもはそうは考えませんで、我が国に侵攻勢力がありまして、上着陸を阻止することが第一義的ですが、万が一上陸するようなことがあった場合に陸上自衛隊がそれに対応するへ幾重にも縦深性のある防御力を持っておる、このことが
○日吉政府委員 先般の委員会でも御答弁を申し上げたわけでございますが、日米共同作戦計画の一環として行われましたシーレーン防衛研究でございますが、これは、まさに有事になりました場合に日米が共同いたしまして侵攻勢力に対しましてどのように対処するかという研究をしているわけでございまして、これは委員に御説明するまでもないかと思いますが、まさにそういう場合の手のうちを研究しているわけでございまして、このようなものを
したがいまして、我が国といたしましては、不幸にして武力侵攻がありましたときに、原則として独力で対処をするわけではございますけれども、原則としてと いいますか独力で対処をする努力はいたしましても、しょせん先ほど申しましたような整備水準のものでございますので、侵攻勢力いかんによりましては、米国と共同いたしましてそれに対処しなければいけないわけでございます。
我が技術研究本部が独自に開発いたしましたSSM1といいますのは、まさに水際でもって陸上自衛隊が侵攻勢力を撃破するためにつくった装備でございまして、こういう考え方は既に中期防の中にもあるわけでございまして、あくまでも自衛のための最小限度の効率的な装備として装備する以上、大綱の精神あるいは大綱の基本的考え方にもとるというようなことにはならないのではないか、かように考えております。
このような強大な海軍力が一たび侵攻勢力に転じたとき、我が海上自衛隊の防衛力では洋上撃破することが本当に可能かどうか。ソ連沿海州から一千キロ前後に位する日本列島まで艦艇で一日半、かくも強大なソ連の海軍力が眼前におる事実を説明せずに、米国の求めにこたえてシーレーン防衛を強調し、国民の防衛の関心をあえて南方洋上に固定させておられるのは、いかなる魂胆でありましょうか。 航空自衛隊について。
何らかの侵攻勢力がこちらから来ればこれをこちら側に出さない、何らかの侵攻勢力があれば封鎖してこちらへ出さないという考え方は、総理の防衛論として存在するのですかしないのですか。
○中島(武)委員 そうしますと、たとえば日本に対する侵攻勢力の規模の大きさに応じてどう対応するかということで幾つかのシナリオを書く、こういうふうになるわけですか。そこのところはどうなんですか。