2021-04-06 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
韓国におきましては、農場での発生は抑止されておりますが、野生イノシシの感染が相次いでいるということでございまして、日本への侵入リスクは依然として高い状況にございます。 水際対策につきましては、改正家畜伝染病予防法を昨年七月一日に施行いたしました。この中で、罰則の強化、携行品に対します質問・検査権限、それから畜産物の廃棄権限ということで、水際の権限を強化していただきました。
韓国におきましては、農場での発生は抑止されておりますが、野生イノシシの感染が相次いでいるということでございまして、日本への侵入リスクは依然として高い状況にございます。 水際対策につきましては、改正家畜伝染病予防法を昨年七月一日に施行いたしました。この中で、罰則の強化、携行品に対します質問・検査権限、それから畜産物の廃棄権限ということで、水際の権限を強化していただきました。
韓国でもまた再発するといった状況でございまして、日本への侵入リスクは依然として高いということで警戒を続けているところでございます。 水際措置につきましては、家畜防疫官を二十六年から五年間で、全体としては人員削減の中、八十七名増員いたしまして、令和二年度末には四百九十一名体制ということでやっております。
また、野生鳥獣の捕獲活動に従事する者の高齢化・減少が進む中、野生イノシシによる養豚農場への豚熱等の侵入リスクの軽減及び浸潤状況調査のため、関係者が緊密に連携して、戦略的にその捕獲を強化するとともに、陰性が確認された個体の適切な利用に向けた取組を推進すること。
また、野生鳥獣の捕獲活動に従事する者の高齢化・減少が進む中、野生イノシシによる養豚農場への豚熱等の侵入リスクの軽減及び浸潤状況調査のため、関係者が緊密に連携して、戦略的にその捕獲を強化するとともに、陰性が確認された個体の適切な利用に向けた取組を推進すること。
特に、アジアでございますけれども、一昨年の八月の中国での発生以来、各国で感染が相次いでおりまして、現在、アジア十二カ国、特に近隣の韓国で昨年九月に発生をしたということで、侵入リスクは一段と高まっているというふうに承知をしております。
多くの観光客が日本を訪れることにより、CSFやASF等の侵入リスクが高まることも事実でありまして、対策の最前線である水際での防衛策が非常に重要だと認識をしております。 家畜防疫官の権限の強化や違法な持込みに対する罰則の引上げ、また家畜防疫官の増員、検疫探知犬の増頭などの検疫体制の強化等々をしっかりと図っていきたいと考えております。
○新井政府参考人 現在、我が国へ侵入リスクが高まっておりますASFの侵入を防止するためには、まず第一といたしまして、水際における侵入防止対策、それから、農場にウイルスを入れないこと、三番目といたしまして、万が一発生した場合に早期に封じ込めること、この三つが重要であると考えております。
こうした中、本年一月、中部空港において、旅客が違法に持ち込んだ肉製品から感染性のあるASFウイルスが見つかっており、我が国へのASFの侵入リスクが極めて高い状況にあるというふうにも言えると考えております。ASF侵入防止のためには、動物検疫所において、入国者が違法に畜産物を持ち込むことがないよう、水際対策の強化が必要であると考えております。
水際対策に関しましては、現在、我が国への侵入リスクが高まっているため、侵入を防ぐためには、まずは防除対策の徹底が重要であり、関係省庁一体となって対策を講じているところでございます。
ASFは、今年の九月には隣国である韓国でも発生が確認をされるなど、侵入リスクは最大限に高まっておるという認識でございますので、現在感染が拡大しているCSF、ASFにかかわらず、家畜防疫に関する予算については十分に検討をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。
答弁では、ワクチン接種により清浄国でなくなる、あるいは、飼養衛生管理基準に対する意欲がそがれ、結果的にアフリカ豚コレラの侵入リスクが高まる、あるいは風評被害が生ずる可能性等、デメリットも説明をしながら、いわば苦しい答弁を続けてこられたわけであります。私も一緒におりましたので、よくその状況は理解しております。
こういう中、あえて、飼養豚へのワクチンについてのデメリットということでお話を申し上げますと、一番目は、消費者がワクチン接種豚の購入を控えるといった風評被害がこれは懸念をされるということ、二番目といたしまして、農家におけます飼養衛生管理の向上の意欲がそがれまして、アフリカ豚コレラ等の農場への侵入リスクが高まるということ、三番目といたしまして、接種豚のトレーサビリティーや移動制限が必要になるということでございます
この豚コレラの発生予防につきましては、飼養衛生管理基準の遵守、感染野生イノシシからのウイルス侵入リスクの低減が重要であると再認識したところでございまして、これまで、終息に向けまして、三月二十九日の農林水産省豚コレラ防疫対策本部で決定をした追加対応方針に基づきまして、国が主導をして県の農場への指導内容を含め確認することによる飼養衛生管理基準の遵守の徹底ですとか、野生イノシシの捕獲、囲い込み、経口ワクチン
農家の飼養衛生管理基準を向上しようとする意欲がそがれて、アフリカ豚コレラ等の農場への侵入リスクが高まる可能性があること、野外感染豚とワクチン接種豚との区別ができないことから、接種豚のトレーサビリティーや移動制限等が必要になること、非清浄国となれば、他の非清浄国からの豚肉輸入解禁の圧力が強まる可能性があることなどのデメリットも考えられます。
一方、飼養豚へのワクチン接種については、消費者がワクチン接種豚の購入を控えるなど風評被害が懸念されること、農家における飼養衛生管理の向上意欲がそがれ、アフリカ豚コレラ等の農場への侵入リスクが高まること、接種豚のトレーサビリティーや移動制限が必要になること、他の非清浄国からの豚肉輸入解禁の圧力が強まる可能性があることなどのデメリットも考えられる。
豚コレラの終息の見通しでございますけれども、飼養衛生管理の基準の遵守、それから感染した野生イノシシからのウイルスの侵入リスクの低減という、この二つが基本というふうに考えておりまして、両方をきちんと進めていくということで、今後も国が前面に立って蔓延防止と経営再開に向けて総合的な対策を講じていきたいというように考えております。
この野生イノシシからのウイルス侵入リスクというのが、これを最大限防いでいかなければなりませんので、これに対しましての経口ワクチンですとかそういったことの対策も打ち出してまいりました。
野生イノシシにおける豚コレラの感染が継続しているということでございまして、生産農場へのウイルスの侵入リスクが高い状況が続いているということでございます。したがいまして、それぞれの、国におきましては、この予算事業につきましては直ちに支出できる状況に既になっているということでございます。
さらには、農家の飼養衛生管理水準を向上しようとする意欲がそがれまして、アフリカ豚コレラ等の農場への侵入リスクが高まる可能性もあります。 以上のようなデメリットも考えられますが、加えて、ワクチン接種を行う場合にはこれらの影響を受ける可能性のある関係者間の合意形成が前提となります。
さらに、今、進藤委員から御指摘をいただきました各種対策の費用負担の在り方などについてお答えをさせていただきたいと思いますけれども、まずは、感染イノシシからのウイルス侵入リスクの低減も重要な課題でありましたので、防護柵の設置ですとか捕獲活動の強化等を支援する対策を講じてまいりました。
これらの疾病の我が国への侵入を防ぐためには、水際対策を強化するだけではなく、疾病の発生国との協力によって我が国への侵入リスクを下げる取組が重要でございます。里見委員御指摘のとおりであろうかと思います。
これらのいわゆる越境性の動物疾病の我が国への侵入を防ぐためには、水際対策を強化するだけでなく、疾病の発生国との協力によって我が国ヘの侵入リスクを下げる取組が重要と認識しております。このため、二国間、あるいは複数国間、さらには多国間など、様々な枠組みを活用した取組を実施しているところでございます。
したがって、野生イノシシへの経口ワクチンを使用しながらも、農家の防御力を上げていき、農家への侵入リスクを低下させていくことが大変重要であるということは、何ら変わることはないわけであります。
検疫探知犬につきましても、五年前と比べて二・四倍となる計三十三頭を配備をして、体制強化に取り組んでいるところでもございまするけれども、最近のインバウンド旅行者の拡大に向けた取組が進められる中にありまして、増大する越境性動物疾病の侵入リスクに適切に対応できますように、今後とも、検疫探知犬や家畜防疫官の計画的な増強について、地道に検討を進めなければならないと存じております。