1976-09-02 第77回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第28号
ただ、その後事情ももちろん変わっておりますし、問題は価額関係というものがまだもうひとつはっきりいたしておりません。
ただ、その後事情ももちろん変わっておりますし、問題は価額関係というものがまだもうひとつはっきりいたしておりません。
そこでお伺いしますが、一般入札と随意契約との価額関係、この価額は市場の関係もありましょうし、時期にもよりましょうし、品質にもよりましょうからなかなか一様には言えないと思いますけれども、何か一つの例をとって価額関係はどう作用しているのかということについて、私も若干の資料は持っております、何か簡単に御説明をいただきたいと思います。
つまり、大きな工場の労働者の賃金が増大をしても、それの下請やまたその下請の賃金が増大をしないということは、やはり私は価額関係が一方的だということだと思います。それと同時に、やはり企業が一方的に自分の個別企業のことばかり考え過ぎておる、こういったようなことによるものだと思います。また私は日本の労働組合もそのような情勢に目をつけて、いろいろな配分関係その他をやっていただきたい。
ここにちよつと問題がございまして、漁獲高はいろいろ不安定でございますから、漁獲高を三年平均いたしまして、それで価額のベースとしては二十一年のその基準のときを使うべきが或いは当然であつたかと思うのでありますが、この場合には賃貸料の前三年平均という形で、価額関係もプールされてしまつたような形になつております。