1980-02-22 第91回国会 衆議院 予算委員会 第17号
ところが、百十条の低価申告にせよ百十一条の無申告にせよ、現物を回収したいといって税関は申し入れている。なぜかというと、低い価格で申告してあれば、現物を見なければ幾ら脱税したかわからない。あたりまえでしょう。現物を評価したら、べらぼうに低い価格で届け出たということになれば低価格申告で百十条違反だ、こうなる。そうでしょう。だから、現物を出すのかどうか。古池さんに私はちゃんとこの前質問しているのだ。
ところが、百十条の低価申告にせよ百十一条の無申告にせよ、現物を回収したいといって税関は申し入れている。なぜかというと、低い価格で申告してあれば、現物を見なければ幾ら脱税したかわからない。あたりまえでしょう。現物を評価したら、べらぼうに低い価格で届け出たということになれば低価格申告で百十条違反だ、こうなる。そうでしょう。だから、現物を出すのかどうか。古池さんに私はちゃんとこの前質問しているのだ。
なお、右三名の当該犯則年月日におきます低価申告分及び過去におきます右三名を含む同社社員などの関税法等の違反嫌疑につきましては引き続き調査中でございますが、今後鋭意調査を進めまして、調査結果を待ってしかるべき処分を行いたいと考えております。 以上、御報告申し上げます。
海外から買われ、しかも、ある程度低価申告あるいは無申告で持ってこられる、こういう感触を持っておりまして、ただ非常に時間がかかりますので、とりあえず現行犯の分についてのみやったわけでございまして、その他の点につきましても、従来も相当の調査を行っておりますし、今後も調査を行います。
ただ、その内容は、申告額が、実際の持ってきた価格を安くされている、いわゆる低価申告、それから実際持ってきたにもかかわらず輸入申告を全然してないもの、この二種類からなっているわけでございます。この動機その他につきましては、現在調査をしているところでございます。
一つは、在日外国人ブローカーが台湾の現地人と結託いたしまして、日本国内に多数の預金口座を開設し、この口座を通じるなどの方法によって、国内業者の台湾向け、いわゆる低価格、低価申告輸出でございますが、低価申告輸出に伴う差額金、それから海外進出のための資金あるいは宝石の密輸入代金、白金地金の密輸出代金等、総額約二十億円を不正に決済していた事件を神奈川県警が昨年取り扱っておりますが、この事件では二十法人、四十四人
普通は関税逋脱は低価申告というのが普通でございますが、御承知のようにこれは差額関税制度になっておりますので一定額、これは豚肉の場合政令で告示額がきまっておりますが、その告示額以上のものになりますと免税になる。
これが、バナナが八ドルではなくして、現実に九ドルないしは八ドルと百円ということで入ってきているのを、八ドルとして輸入申告をし、それに七〇%の関税を納めて済ませているということになって、低価申告という問題にならぬかという問題が出てくるわけでございますが、関税をかけます場合にどのような価格を基礎にして関税をかけるかという、基礎となる価格のきめ方というのは非常にむずかしい問題でございます。
ただ、最近、神戸税関その他で、低価申告による関税法違反容疑で摘発されておるという事実がございますから、そういう事実から推定するに、プレミアムというようなことが行なわれておるのではないかとは思われます。
これに対しもまして、七石以上のものが、これはチェック・プライスがございませんで、低価申告で虚偽の申告が行なわれておるということであります、大体、現在判明いたしておりますのは数量で約二十万台、低価申告額が約四十五万ドル、従いまして、その差額の約二百万ドル見当が現在預かり円になっておる……。
件数で申し上げますると、高価申告が二百七十四件、低価申告が二百五十件、大体こういうことになっております。こういう犯則容疑の出ております原因でありますが、御承知のように輸出競争が非常に激しいわけであります。そのために実際の取引価格よりもチェック・プライスその他の関係で高価に申告する。
なお、この種の事犯の態様は多岐にわたっておりまして、従来からもあったいろいろの方法による関税の脱税事犯、やみドル売買事犯等もなお少なくないのでありますが、貿易管理上の規制を免れる等の目的で、輸出入に際し、あるいは品名を詐称し、あるいは高価な申告、低価申告を行ない、これに伴って貿易差金の不正決済を行なう等、正常貿易を仮称いたしまして、あるいはこれに便乗する等の知能的な事犯が少なくないのであります。
私の方の言葉で低価申告と申しておりますが、納税告知を受けまして、銀行へ正規に納めるわけでありますが、それを納めないで銀行の領収書を偽造して、その偽造した領収書をもつて保税倉庫に蔵収されておる外国貨物を税関官吏の承諾を得てとるという事例もございます。