1982-05-13 第96回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
しかし、せっかくの差益というもの、これを有効に活用すべきことでございまして、御承知のように差益の大半の部分というのは国内生産の合理化あるいは国内における消費者対策に使っているわけでございますが、御承知のように酪農製品等につきましてもずっと価格を据え置いてきた、それから牛肉の価格等につきましてもEC等に比べましてはるかに小さな上げ幅で何年もやってきたわけでございますが、そういう結果、価格政策面で必ずしも
しかし、せっかくの差益というもの、これを有効に活用すべきことでございまして、御承知のように差益の大半の部分というのは国内生産の合理化あるいは国内における消費者対策に使っているわけでございますが、御承知のように酪農製品等につきましてもずっと価格を据え置いてきた、それから牛肉の価格等につきましてもEC等に比べましてはるかに小さな上げ幅で何年もやってきたわけでございますが、そういう結果、価格政策面で必ずしも
その際、先ほど食糧庁からもお答えありましたように、価格政策面からもそういう配慮がなされますと同時に、生産対策面におきましても、生産指導上は特に小麦の耐湿性、耐寒性等の特性を重視いたしまして、一毛作地帯等におきましては極力小麦の作付指導を行うことにいたしておりますし、またその他地域におきましても小麦を重点的に作付指導することにいたしております。
振り返ってみまするのに、今年のいわゆる農畜産物の価格政策面における相当の決定が、これはもう行なわれて今日に来ております。あと残されたものは数少ないわけです。振り返ってみると、乳価の場合には、不足払いの補償金がきまっておる。あるいはビートの価格もきまっておる。あるいはまた、大豆、なたねの補給金の基準価格もきまっておる。そのほか、麦あるいは米価、いずれもきまっておる。
しかしながら、政府は、さきに制定された農業基本法を基軸として、今後、主要な農畜産物につき、その生産の選択的な拡大と縮小を実施して参る過程において、価格政策面ではいわゆる需給均衡価格を中心とする価格形成方式を大幅に取り入れ、また、政府の買い入れ、売り渡しによる安定制度の運用は逐次これを縮小し、終局的には廃止する方針のようにうかがわれるのであります。
しかしながら、政府は、さきに制定された農業基本法を基軸として、今後、主要な農畜産物につき、その生産の選択的な拡大と縮小を実施して参る過程において、価格政策面ではいわゆる需給均衡価格を中心とする価格形成方式を大幅に取り入れ、また、政府の買入れ、売渡しによる安定制度の運用は、逐次これを縮小し、終局的には廃止する方針のようにうかがわれるのであります。
というようなことでございますから、これらの価格政策面において一貫性を持っていくことがどうしても必要だというふうに考えるのでございます。
この現実を局長は価格政策面については――私は別に食糧長官には別の機会に何ぼでもお尋ねいたしますが、あなたとしてはこの傾向に対して支持価格制度だけでは済まないと思う。具体的に裸麦に転換をして行くというのか小麦に転換して行くというのか、あるいは菜種に転換して行こうというのか、一体どういうふうな技術的な立場からこの問題を処理して行こうとされるのか。
臨時硫安需給安定法案についてみましても、硫安の価格政策面から見た硫安コストの引下げの対策という条文はいずこにもありませんが、大臣の御所見はいかがでありましようか。
また先刻私が取上げております、価格政策面から見た硫安コストの引上げ対策というものが、これはただ単に硫安企業だけでは解決されない問題である。