2005-04-14 第162回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
公正取引委員会は、近年、入札談合、価格協定等のカルテルや参入制限行為等の摘発をその執行活動の最重点施策としているが、こうした競争制限行為は、一向に減ることなく、同一の事業者、同一グループの事業者により繰り返される例が後を絶たない。
公正取引委員会は、近年、入札談合、価格協定等のカルテルや参入制限行為等の摘発をその執行活動の最重点施策としているが、こうした競争制限行為は、一向に減ることなく、同一の事業者、同一グループの事業者により繰り返される例が後を絶たない。
入札談合、価格協定等のカルテルや参入制限行為等については、直接的な証拠が残されていることは少なく、犯罪調査権限を持たない公正取引委員会にとっては、証拠収集など摘発のための審査が困難なものとなっていると思っております。
それから、ただいまも議論になっておりますように、この関係人八社のうち五社につきましては過去に価格協定等の違反歴があるということ。それから、本件カルテルはかなり組織的に行われておるものでございますし、また関係している企業も八社中七社は上場企業である。
独禁法は価格協定等のカルテル行為を禁止しておりますね。特に寡占状態における石油業界が価格の協議をしている疑いの強い会議を開いておる。これに対して通産省の方は、物価を上げないようにという強い信念で迫力を持って指導をしておる形跡がない。
薬価基準の改定に関連いたしまして、事業者団体等におきまして独禁法に違反する価格協定等の違反行為につきまして具体的な端緒がありました場合には、法律に従いまして厳正に対処してまいる所存でございます。 それから次に、先生御指摘のオンライン構想の問題でございますが、業界におきまして御指摘のような構想が進められておるということは私どもも承知しております。
特に、昨年は、改正独占禁止法の適正かつ効率的な運用により、価格協定等不当な価格設定に対し厳正に対処するとともに、減速経済下において、大きな比重を占めてきております流通分野の問題につきまして積極的に取り組んでまいりました。
特に、昨年は、改正独占禁止法の適正かつ効率的な運用により、価格協定等不当な価格設定に対し厳正に対処するとともに、減速経済下において大きな比重を占めてきております流通分野の問題につきまして積極的に取り組んでまいりました。
ただ、そういう性格の商品でございますから、ともすると末端におきまして価格協定等のカルテル行為が起こりがちでございまして、これは昨年の前半に、ある県の石油商業組合に立入検査をいたしまして、価格協定の事実がありまして、これは是正をするように処置をいたしておるわけでございますから、そういう個々の現象につきましての処置はいたしますが、全体として申しますと、やはり末端におきましてともすると同じような価格になりがちな
特に、昨年は、価格協定等に対する課徴金の納付命令等を内容とする改正独占禁止法の本格的な施行の一年目に当たりましたので、その円滑かつ適正な運営により、価格協定等不当な価格設定に対し厳正に対処してまいったところであります。
特に、昨年は、価格協定等に対する課徴金の納付命令等を内容とする改正独占禁止法の本格的な施行の一年目に当たりましたので、その円滑かつ適正な運営により、価格協定等不当な価格設定に対し厳正に対処してまいったところであります。
しかもあなたは、価格協定等についても協議して定められるようになっているという趣旨のことを言われましたが、それは恐らく二十一条のことを言うておられると思うのですね。ところが、それに非常に関連した条文が六条にあるのですね。六条は少し長くなりますが、読んでみますと、こう書いてある。
こういう点から見ましても、これは明らかに六大紡といいますか、メーカー六社で価格協定等が行なわれておる疑いは十分あるように私は思うわけであります。したがいまして、通産省として公取とは別な角度でこれらの問題について御調査いただいて、こういうあり方というのがいわゆる妥当であるのかないのか。いわゆる行政指導官庁として、通産省として、こういうやり方をお認めになれるのかどうか。
○田口説明員 事実をよく調査いたしまして、かりに価格協定等の事実があるといたしました場合には、こういった事実を是正する措置をとりたいと思います。 それから価格につきましても、先ほど申しましたように、原料価格の値上がり、これに対する価格の値上がりといった関係を調査いたしまして、その値上がりを抑制する。
それじゃ、今度もう生活関連法案、いろいろな問題が出てまいりますが、独禁法と申しますか、今度の予算編成の中で、公正取引委員会が、今後いろいろな面で、価格協定等を、上げないためにもやられることもあるかもしれませんけれども、やはり利潤というものを片方では考えながら、価格協定というものが実際行なわれておるわけですから、独禁法の番人である公正取引委員会というようなものを、それを非常に強化してやっていかないと、
この際、われわれは、今日の事態を奇貨として、業者が実施する生産、価格協定等の違法行為に対して、独占禁止法の適用及び公正取引委員会の権限がゆがめられることのないよう明確にすることが必要と考え、本決議案を提出した次第であります。 以上が決議案提出の趣旨であります。 委員各位の御賛同をお願いいたします。
同時にまた、従来の価格協定等について、公取が協定破棄を命令をいたしましても価格は従来の線に復帰をせず、結局は国民は高いものを買わされることになってしまうのでありますので、この際、独禁法を改正し、価格をもとに戻させる命令権、企業の分割命令権をもあわせ公取委員会に付与すべきであると思いますけれども、総理の御見解を承りたいと思います。
○吉田(文)政府委員 その点は現在まで十分検討しておりまして、どの程度の状況によって違反の価格協定等が判定されるかというのは十分に考えております。ただ、具体的にどうこうということは、一般的には申されませんけれども、直接の手がかりだけではなくて、諸般の情勢から見てどうも価格協定なりがあるに相違ないというふうな事情がございますれば、状況証拠によってそういうこともしようということは考えております。
先ほどの、公取が今後は刑事罰をもってでも価格協定等の悪質なと見られる事件については対処していかなくてはならないということにつきましては、そういうような決意を持ってでも、ほんとうに独禁法違反の措置が実効ある形でもって働かなければいけないということで検討をいたしているような段階でございます。
これは独禁法適用除外法という法律の第二条に書いてございますが、したがいまして、価格協定等は原則として独禁法の適用除外、ただし不公正な取引方法を用いる場合は適用除外になりません。それから独禁法二十四条の規定によりまして、不当に対価をつり上げることになる場合、これは適用除外にならない。こういう規定がございますので、問題はこの不当に対価をつり上げているかどうかという点ではないかと考えます。
価格協定等の疑い等でございますが、現在まだ結論が出ておりませんが、早急に出したいと思っております。 そのほか、先ほど先生おっしゃいましたように、セメント業者が業界でかまの修理を四、五月ごろ一せいに行なうというお話でございましたが、私のほうではまだ実態をつかんでおりませんので、これはそのような事実があれば至急調査をいたしたい、このように考えております。