1967-07-05 第55回国会 衆議院 農林水産委員会 第30号
そこで、この問題は、むしろなたね、大豆等のように支持価格やら価格保障制策で損害補てんをしていかなければならない問題だ、こう考えるわけですけれども、この点に関する見解を大臣からお答え願いたいと思います。
そこで、この問題は、むしろなたね、大豆等のように支持価格やら価格保障制策で損害補てんをしていかなければならない問題だ、こう考えるわけですけれども、この点に関する見解を大臣からお答え願いたいと思います。
私どもが理解するのに、生産基盤の強化が根本であって、これが恒久策で、価格支持制度ということは補強材であるというふうにウェートは違うと思いますけれども、現実には先進国の苦悩の中に、価格保障制というものが相当大幅に取り上げられておるわけであります。アメリカにおいても余剰農産物処理の方策によって、同じく国際価格と国内生産者に対する支払いの逆の状況に対しててこ入れをしておる。
価格保障制については従来いろいろな話が出ておるわけでございますが、大蔵大臣としては、この自給体制確立の中における農産物価格保障政策についてどのような御見解をお持ちであるか、お聞きしたいと思うわけであります。
まことに米価は、安定した所得を価格保障制の中でつくっていると私は考えます。
かくて、生産条件の悪い国は主として生産補助政策、生産条件がよくて生産過剰な地方におきましては価格保障制をとりまして、農業保護に世界すべての国が協力いたしております。わが国は生産補助と価格保障の両政策を併用いたしておりますが、その施策は不十分でありまして、善良な農民にこたえるには、財政上の理由によるとは言え、まことに心細きところがあるのであります。