1964-02-18 第46回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
たとえ生産者価格、供出価格が上がったとしても上げないということですね。これは、一般が上がっているから、バルク・ライン方式、パリティ方式で上がるおそれは十分ある。そこで、消費者価格は絶対に上げないとおっしゃるのですね。もう一度念を押して聞きます。
たとえ生産者価格、供出価格が上がったとしても上げないということですね。これは、一般が上がっているから、バルク・ライン方式、パリティ方式で上がるおそれは十分ある。そこで、消費者価格は絶対に上げないとおっしゃるのですね。もう一度念を押して聞きます。
しかしさらにその事情をいろいろ調べました結果、この土地におきましては、従来昭和二十八年七月まで生産業者、加工業者、販売業者の三者が打つて一丸となりまして横浜八日会というものを組織しておりまして、この三者の協議によりまして、原乳価格、供出数量、販売数量等の決定をいたして参つております。
そうしますと、権力がなくなつた場合に、これにかわるべきものというと、これは何といつても経済供出といいますか、あるいは価格供出といいますか、あるいは自由価格供出といいますか、少くとも自由価格に近づいた価格において供出せしめる以外に、供出ということはむずかしいことだろうと思います。
一方、農民の生産するものの主たる米穀は、その価格、供出数量、供出の時期まで一方的に決定されたものが押しつけられている。しかも、その購買する生活必需物資から農業生産資材に至るまで、すでに統制は撤廃され、買うものは高く、売るものは安い、いわゆるシエーレのために農民の生活はますます窮地に追い込まれております。
特に内訳の三項になつております米の生産者価格、供出による損失、種子対策費等として、農林省関係わずかに十億の計上がなされておるのでありますが、この十億の資金をかりに農林大臣が握つたとして、一体いかなる冷害対策を実施なさるおつもりであるか、これによつて救農ができるという信念をお持ちかどうか、はつきりと伺つておきたいと思います。
ところが場所によりましては山形、秋田あたりの本当の原産地に参りますと、むしろ殆んど公定価格、供出の価格と同じくらいな金で買える。十キロ六百八十円くらいでしたら、むしろこれより安いような金で現地で調達できるというようなことが公然のニユースとして流布されている。
これは全然別個の立場から、価格、供出制度というものが行われている。こういう状況下におきまして、この負担金の問題につきまして、もつと根本的に政府は考える必要がありはしないか、この点についてどのようにお考えかお聞きしたい。