1971-05-19 第65回国会 参議院 本会議 第13号
外材の輸入は、さきに述べましたように急速に増加し、林政審議会の建議では、林業の施策が現状程度に推移するならば、昭和五十年には外材の供給期待量は六千七百万ないし七千四百万立方メートルになると見通しております。しかし、外材をめぐる輸入相手国の情勢は、南方材の国際競争の激化、米材の輸出規制法の成立、ソ連材の取引契約の規制など、いずれも楽観を許さない状況であります。
外材の輸入は、さきに述べましたように急速に増加し、林政審議会の建議では、林業の施策が現状程度に推移するならば、昭和五十年には外材の供給期待量は六千七百万ないし七千四百万立方メートルになると見通しております。しかし、外材をめぐる輸入相手国の情勢は、南方材の国際競争の激化、米材の輸出規制法の成立、ソ連材の取引契約の規制など、いずれも楽観を許さない状況であります。
一方、国内におきます国内産の濃厚飼料でありますところの麦類なり、あるいはイモ類というものの生産が停滞ないし減少を続けまして、国内の供給期待量というものが見通しのとおりいかなかったという結果として、輸入量の増大ということに相なりまして、御指摘のように、三十九年度の輸入量は、すでに四十六年の見通しの要輸入量の数量と同じ程度のものが輸入されるという結果に相なったのでございます。