2003-05-14 第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
新規参入の増加に対応して必要となる送電網、導管網の強化あるいは結果として過剰となる電力会社の発電設備の維持、これらの費用は電力会社の電気供給原価に含まれることになり、総括原価方式のもとにある規制部門の電力料金を押し上げ、一般家庭など小零細需要家にも負担させられることになります。
新規参入の増加に対応して必要となる送電網、導管網の強化あるいは結果として過剰となる電力会社の発電設備の維持、これらの費用は電力会社の電気供給原価に含まれることになり、総括原価方式のもとにある規制部門の電力料金を押し上げ、一般家庭など小零細需要家にも負担させられることになります。
○説明員(藤原良一君) 家賃の適正化、均衡化を図るためには、まず建設費等をできるだけ抑えていく、そうして供給原価を低廉なものにする、そういった努力が特に重要ではないかというふうに考えております。そのためにはいろいろな用地取得に対する工夫も必要でございましょうし、また建設費等についての合理化、そういったことも重要ではないかというふうに考えております。
そういう意味で、今後とも生産性の向上であるとかあるいは経営効率化といったようなことで可能な限り供給コストの低下を図っていくということは当然だろうと思いますし、それから十一月の公的規制緩和小委員会の答申にもございましたような、料金制度面の見直しにつきましては逓増料金制度の緩和を図ってまいりましたし、また季時別、季節別、時間帯別の料金制度といったものを導入して供給原価の引き下げを図るというような料金メニュー
ように、現実に他の部分に料金の影響を与えることがあること、あるいは供給原価の逓増傾向というのは大変緩和いたしましたが、まだ若干はあるというようなこともございまして、私どもとしてはなるたけ早く緩和していきたいとは考えているわけでございますが、次の料金改定がいつになるかということもございまして、現時点でちょっと予測がつきかねる状態でございます。気持ちとしては先生御指摘のとおりでございます。
どうして先ほどのような差が出てくるかということを御説明いたしますと、沖縄の電力の需要は、供給原価が非常に高くかかります。一般家庭向けの電灯需要あるいは事務所などの業務用需要、こういうもののウエートが非常に高いわけでございます。先ほどもお話があっておりましたように、大口の産業用需要のウエートが低うございます。
○政府委員(土田栄作君) まず、繰出基準となります単価につきましては、これは毎年、供給原価が違ってまいりますので、決算統計で置きかえてまいるということでございます。
私どもは、この共和・泊の原子力発電所の開発によりまして、発電コストの面で北海道電力の管内の電力供給原価の抑制にうまく結びついて、電気料金の長期安定化に寄与することを期待いたしております。
当社の需要密度は温暖な気候に恵まれているため人家が広く散在していることや、工業集積度の低さを反映いたしまして全国平均の七割程度の水準にとどまっておりますので、供給原価が他社に比べまして割り高となる傾向にあります。 中でも、九州が他地域と異なる点は離島が多いことでございます。 九州の離島には現在約四十四万人、十三万世帯の人々が生活しておりまして、離島の発電設備は十五万キロワットに達しております。
これらの公共公益施設の整備に伴う地方財政負担の問題は深刻な問題であり、地元地方公共団体は宅地開発指導要綱等によりその費用の一部を開発者に負担させており、この開発者負担が宅地供給原価の相当の割合を占めることとなっております。
その離島の需要増加は今後約一〇%の伸びが予想されるわけでございますが、供給原価は収入の約二倍を要しまして、四十九年度の赤字額は三十億円に達しております。
昨年、この原価主義の問題につきましていろいろ御議論もありましたので、通産省におきましては、電気事業審議会におきましてその原価主義の問題についていろいろ検討してもらいましたけれども、当面、目下のところその方針を変える必要はない、そういう考え方に基づきまして、現在、供給原価を上回る割り高な料金を産業用に賦課する、そういう考えはございません。
○大平国務大臣 これはもう勝澤さん御承知のとおり、水力から火力に重点が移りまして、火力のほうだけを見ますと、原油の価格はむしろ弱含みでありましたし、また技術の開発によりまして燃料効率も上がってまいりまして、火力発電原価そのものは下がってきたのでございますけれども、全体として火主水従になりました関係で、総合的な電力の供給原価は上がっておるわけでございます。
それからこれは家庭の場合には非常にほうぼうに散らばつております個々の需用家に対しまして、網の目のような配電線を張つておりまして供給するわけでございますから、その意味におきまして一つ一つの供給原価というものは高くなる。飽くまでこれは原価主義によつてそういうふうに開きが出ておるというふうなことになつておるのであります。
又すでに説明のありましたように事業外部に対しましては他の事業者と共に金利、諸税の軽減等供給原価引下げの外部的措置を緊急対策として関係方面にお願いして参りました。
何故ならば資産にかかる固定費は電気事業のサービス供給原価の大部分であるからである。併し、新聞の報道、請願又は聽聞会における不平等から判断すると一〇〇%の再評価に対する一般の反響は激しい反対を示している。それ故心理的な理由から法律に規定された額よりも少い再評価が、今回は得策であると思う。
第九条といたしまして、「特定の地域の供給原価が他の地域の供給原価と特に著しく異なる場合には、当該特定の地域に適用する特別の供給規程料金を設けることができる。」
○政府委員(松永安左ヱ門君) これは第九条に、大体その特定地域の供給原価というのをきめているのを一つ御覧を願いたいと思います。山川議員のお尋ねは二つに分つているようであると思います。