1955-07-29 第22回国会 衆議院 大蔵委員会 第41号
○井上委員 それならば、供米促進の必要上、供出量をできるだけ多くしてもらうためにかような減税措置を認めたのだということであるならば、なぜ米審で決定した案をやらなかったか。政府の原案でいくと、大体従来の既得権としてある分が免税されて、それに百円が新たに追加されることになると、平均石当り手取り千四百円の減税になる。
○井上委員 それならば、供米促進の必要上、供出量をできるだけ多くしてもらうためにかような減税措置を認めたのだということであるならば、なぜ米審で決定した案をやらなかったか。政府の原案でいくと、大体従来の既得権としてある分が免税されて、それに百円が新たに追加されることになると、平均石当り手取り千四百円の減税になる。
○井上委員 法律の建前から当然本年発生いたしました分についても、かように年度末において補正予算が計上されます以上は、本年度災害に対する再保険料の早期支払いということが、供米促進の上からも、また政府の食糧を管理する上からも、当然必要な措置となつて来るにかかわらず、これに対する資金的、予算的措置を何ら考えていない。
ただ供米促進のためにあえてそういうことをいたしてもやむを得ないということで認容されておるだけなんです。しかしこれを定員で厳格にやらなければならないということになると、問題が新たに発生して来る。それをあえて法律を侵してまで、なぜ定員減をしなければならないかということなんです。これは問題ですよ。一人で大体何俵くらい検査できると思うのですか。動かないでおつてですよ。一分間に何俵できるというのですか。
供米促進のためにはそのこともやむを得ないとして客認はされておる。客認されておることと、法規と今度の定員とは非常に関係が深いのです。規則通りやらなければならない。政府の方針だといつてあまり大きなことを言うと、たいへんな事態が起きるということが憂慮されます。
この問題を解決するには、凶作加算に対して少くとも政府が最後の努力を払つて、十分とは言えないまでも、農民の期待にこたえるような熱意と具体的な額を示すことが、今後の供米促進の大きなキーポイントじやありませんか。ことごとく約束を破り、不信の行為をやつておいて、そうして農民に対して供出を督励して歩いて、一体農民がそれを受けるでありましようか。
それから資料をもう一つ要求しまして、きようは私の質問は終つておきますが、供米促進確保対策としてふすま、小麦の放出をされるように聞いておりましたが、これは今わかつておれば口頭でもけつこうですし、その大体の単価であるとか、あるいは全体の数量、あるいは放出の時期、そういつたようなものの詳細な資料をお知らせ願いたい。
買上代金の支拂の迅速については、これは供米促進上からも、あるいは再生産の確保からも、非常に大切なことでありましていろいろ苦心しておるのでありますが、昨年の産米につきましては、当初米價の決定が遅れましたので、暫定價格によつて支拂いまして、その後決定による差額を追加して支拂つたような関係もあり、また農業会等の事務員不足のために、実際生産者に支拂いが、多少遅れたような事情の生じたこともありまして、この点ははなはだ
私は昨日も富山地方へ供米促進にまいつておりましたが、現實に耕作農民を集めて、實は國會でこうこういう法律を出しておる、これについてあなた方耕作民のお意見はどうでありますかということを率直に伺いましたところ、いずれも贊成いたしておりまして、そういう法律ができたなら、一日も早く實施してもらいたい。