1955-05-31 第22回国会 参議院 逓信委員会 第7号
加うるに、二十九年度の供出状況は二十八年度に比べまして非常に促進いたしまして、大体平年ですと、三月、四月ごろまでかかるのでありますが、非常に早く促進いたしました結果、そういった供米代金等の農家収入が非常に繰り上って、一、二月に集中しているのでありまして、三月にはほとんどそういったものが入らないということで、三月の預貯金の状況は、ひとり郵便貯金ばかりでなく、農協方面におきましても非常に不振であったようであります
加うるに、二十九年度の供出状況は二十八年度に比べまして非常に促進いたしまして、大体平年ですと、三月、四月ごろまでかかるのでありますが、非常に早く促進いたしました結果、そういった供米代金等の農家収入が非常に繰り上って、一、二月に集中しているのでありまして、三月にはほとんどそういったものが入らないということで、三月の預貯金の状況は、ひとり郵便貯金ばかりでなく、農協方面におきましても非常に不振であったようであります
それからもう一つお願い申したいことは、ことしあたりは御承知のように豊作でございますので、地方ではこの十月、十一月にかけましては供米代金等の支払いが進みまして潤つておるわけでございますが、この供米代金の取扱いにつきまして、信用金庫なり相互銀行では取扱いができないのでございます。これは特に米作地におきましてはそうした声が強いのでございますが、現在のところまだその実現を見ておりません。
これは従来は、先ほども申しましたように、特利関係がありまして、特利という餌でほかへ引張つて行かれたということが相当あるのじやないかと思いますが、特利につきましては、近来特にやかましく問題にしておりまして、自粛を要望しておるわけでございますが、併しその今法律上、例えば農協が必ず中央へ持つて行かなくちやいかんということにもなつていないのでございまして、もうこれは自粛して、成るべく供米代金等は中央へ集めて
これが返済は出来秋の供米代金等をもつて十分可能であると考えますので、組合経営の確立のためにも、ぜひこれが融資の実現をはかつていただきたい。 次に、二十四年度産米に対する報奨物資の滞貨処理問題について一言いたします。
その具体策としましては、たとえば一つには供米代金等の政府資金放出期と徴税期とをなるべく一致させることであります。その次には政府剰余金、たとえば日本銀行における政府預金のごときでありますが、政府剰余金の出ましたときは、市中銀行へ短期の資金として特別預金の形式をもつて放出をいたされまして、支拂超過で国庫不足等の場合には、日銀引受の短期証券を発行することにされたならばどうかと存じます。
従いまして農業所得の方は供米代金等が入つて参りまするし、私ども適正な調査に努力をいたしさえすれば、大体問題はなかろうと考えております。ただ営業所得の方はなかなか問題がございまして、現在のような状況でありまして、私ども相当な努力を要するのではないかと思います。