1949-04-28 第5回国会 衆議院 経済安定委員会 第11号
また供出米價の問題も考えなければならない。そのほか食糧の需給をいかにして円滑にし、食糧の生産をいかにして促進するか。供出制度をいかにして公平化するか。これらのことが食糧のやみを防止する根本でなければなりません。
また供出米價の問題も考えなければならない。そのほか食糧の需給をいかにして円滑にし、食糧の生産をいかにして促進するか。供出制度をいかにして公平化するか。これらのことが食糧のやみを防止する根本でなければなりません。
米價の問題につきましては、御指摘のように、生産者の供出米價の問題につきましては、今日お話の通り、でき得る限りコストを引下げるために、農業生産必需品、あるいは農家の生活の必需物資をでき得る限り公定價格等によつて的確に配給するということが、当然裏づけされねばならぬのであります。
農村は供出米價の安きと課税納付のため、極度に資金困難に陷り、目下再生産のために要する資材購入及び営農資金は一切借入れをなさねばならぬ状態にあります。低位生産地においては、配給される肥料代もなきため、引取りできぬ実情にあります。政府は食糧一割増産を目途とするとき、速やかに農村に資金を融資し、食糧増産の方途を講ぜられたい。これに対し政府当局の答弁を願いたい。