1947-10-23 第1回国会 衆議院 農林委員会 第39号
なお肥料について先ほど和田長官の御説明の中に、供出にリンクして大體肥料を配給するというようなお説がありましたが、これは本委員會におきましても、先般の供出對策要綱を本委員會としてまとめあげました場合に、肥料はあくまで報奨物資として供出にリンクされるべきものではない。
なお肥料について先ほど和田長官の御説明の中に、供出にリンクして大體肥料を配給するというようなお説がありましたが、これは本委員會におきましても、先般の供出對策要綱を本委員會としてまとめあげました場合に、肥料はあくまで報奨物資として供出にリンクされるべきものではない。
いわゆる増産意欲を完全に農家にもたすためには、先般私どもの間においてとりまとめた供出對策要綱というものも發表しておりますが、あれらもよくごらんになつて、具體的に農民に増産意欲の起るような案をこの中に盛つていただきたい。かように考えておるのでありますが、私の見るところでは、どうもその具體的な方法がないように考えますが、もしあるならばその點をお教え願いたいと思います。
○井上政府委員 ちよつと私留守をしておりまして、どういう御見解があつたかよく承つておりませんが、政府の本二十二年度産米、甘藷、雜穀等に對する供出對策要綱につきましては、先般本委員會にお諮りをいたしました原案を骨子にいたしまして、委員會の意見をあらゆる角度から承りましたので、このうち特に本年度ただちに實行でき得るものはこれを實行し、なお次年度においてさらに實行可能なものについては、これを次年度において
しかしこういう法律ではない、たとえば供出對策要綱であるとか、あるいは供出制度をどうするかというような政策面に關しては、なるべくこの委員會にわれわれは相談をし、お諮りをすることが望ましいのでやつておるのでありますが、法律そのものは委員會にかけずに閣議決定をしたからといつて、何らこれを矛盾するものではない。むしろその方が正當なる手續であると考えておるのであります。
現下の食糧事情の惡化はますます一般的な經濟危機に拍車をかけて、國民生活に深刻なる影響を與えつつあるのでありますが、過般來この供出問題に關しましては、本委員會においても速やかなる對策を得るために、きわめて熱心な討議が繼續されてきておるところでありますが、本對策はきわめて速度を必要といたしまするし、同時に當面の生産意欲にも至大な影響をもつものでありますので、本委員會において小委員會としての基本的な供出對策要綱
○政府委員(井上良次君) 只今委員長から御紹介を頂きました昭和二十二年度産米、甘藷、雜穀等の供出對策につきまして、政府といたしましては、今年から來年へかけての食糧の事情、それから現在の農村の實情に鑑みまして、速かに供出對策要綱を決定いたしてこれを實行したい、こういうつもりで、かねて各農村關係の諸團體、又國會の、衆議院、參議院の皆さん方の御意見を十分伺つた上で、尚關係當局の方面の意見も伺いました上で、