そして、陛下の例外遊ということは、先帝陛下の場合、また今上陛下も東南アジアヘ行かれましたけれども、こうした機会にやはり陛下を喜んで送ってさしあげる、また現地でも喜んでお迎えいただける、そういう流れというものがやはりあってしかるべきだと思います。この問題をめぐって今、国論はいろいろ分かれております。非常に懸念があります。これは決して偶然ではない、決してこれは一部の反対ではありません。
それから、両陛下の外国御訪問についてお話がございましたが、今年の外国御訪問につきましてはただいまのところ正式にまだ決定いたしたものはございませんが、御指摘のように、これは専ら各国との友好親善関係の増進を図っていただく、そのために例外遊、外国御訪問をお願いすべきものと、このように考えております。御趣旨のとおりでございます。 地球サミットにつきましては、六月に予定されております。
で、皇太子殿下御夫妻が例外遊になられる際は、例えば気候が余り厳しくないときなんかができれば望ましいということは一般論としてあるわけでございますが、そういうことを踏まえていろいろ新聞に報道が行われましたこともありまして、実は韓国側とも調整の上、三月十一日に先ほど申し上げました大臣の発言をすると、それまで決まっていることについてはきちっと正確なところを申し上げるということで公表をいたしたわけでございます
○政府委員(唐沢俊二郎君) 象徴であられる天皇初め皇室の皆様の例外遊等で、相手国との間に相互理解、友好協力関係のために非常に大きなお力があることはおっしゃるとおりでございますが、できるだけこれまた皇室に関係することは慎重にしなければならないと思っております。